通勤しなくても働くことができる!「リモートワーク」

2017.03.23 00:00
J-WAVE(81.3FM)の人気モーニングワイド「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」で1月にオンエアされた「iction! QUOTE OF THE DAY」。仕事との向き合い方、家族との関係など、働き方が問われる現代において、新しい働き方を実践する方々のリアルな声をご紹介。毎回、その実体験から<働き方>のヒントとなる‘QUOTE OF THE DAY’を導き出す5分プログラムです。

1月19日(木)の放送ではオフィスに通勤しなくても働くことができる「リモートワーク」を実践する倉貫義人さんをお招きしました。
倉貫さんの会社、ソニックガーデンは、特定の社員ではなく全員が、
自宅やその他好きな場所で働くことができる【リモートワーク】を採用。
毎日決まった時間に全員が同じオフィスに出社して働く、という従来型の働き方とは異なる働き方を“選択”しています。

「リモートワーク」は素晴らしいんだけど、“どうやって?” “ちゃんとコミュニケーションが取れるの?”“チームワークに問題はないの?”そんな疑問も浮かんできますが。

倉貫さんたちの会社では、オフィスに行くという通勤をなくして「リモティ」というツールを作り、毎朝出社する代わりにログインし、帰宅する代わりにログアウトしているそう。働き始めと終わりは分かればいい、という『論理出社』、そしてリアルタイムで同僚たちの顔が見えるツール開発とその利用が、リモートワークを可能にしているとのこと。

さて、そんなリモートワークの実践で見えてきたこと、
自分たちの“働き方”を変えるために必要だったことは、何なのでしょうか?

通勤時間がなく、部下の半数以上が地方や家で働いているそうで、<通勤時間が自分の時間になる=時間が自由になることを発見>したそう。
会社としては、全国各地から優秀な人を採用することができるという大きなメリットもあるとのこと。また、一般的な会社で働いていると、“新しい働き方”はイメージしづらいので、社外に出ていろんな人と話をするのが大事なポイント、という倉貫さん。

今日の話から導き出す‘QUOTE OF THE DAY’は…
『社内で見えないときは、社外に出て、世界を広げてみる』。

会社という同じ風土の中にいると、自分たちの短所や長所、そして可能性も見えづらくなってしまうことも多い…。時に社外に出て、違う社風や価値観に触れることが変化へのヒントになることもあるのではないでしょうか?