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男性の育児休業から見えること
J-WAVE
2017.03.23 00:00
J-WAVE(81.3FM)の人気モーニングワイド「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」で1月にオンエアされた「iction! QUOTE OF THE DAY」。仕事との向き合い方、家族との関係など、働き方が問われる現代において、新しい働き方を実践する方々のリアルな声をご紹介。毎回、その実体験から<働き方>のヒントとなる‘QUOTE OF THE DAY’を導き出す5分プログラムです。

3回目の18日(水)は、富士ゼロックスで働きながら、育児休暇を取得した安田さんの実体験をご紹介しました。

現在、奥様と5歳と1歳の2人の娘さんの4人家族の安田さん。
これまでの育児休暇の取得状況と、そのきっかけについて伺いました。

長女の時に1回、次女の時に2回、奥様の職場復帰から保育園入園までの引き継ぎ、そして産後のサポートのため、合計3回の育児休暇を取得したそう。

育児休暇を取得したきっかけとしては、大きく3つ。
ひとつは共働きで育児をしたかったこと、二つ目は興味があったことと、パパ友から「育児休暇を取らないともったいないよ、あとで後悔するよ」と支援されたこと、そして3つ目は、子供たちが成人した時に仕事も育児も楽しめる社会を届けたかったこと、だそう。

ただ、パパの育休は「前例はあっても“事例”が少ない」ということで、
育児休暇を取得するにあたって“現職に復帰できるか?”という「不安」もあったそう。
そうした経験を踏まえて、安田さんは、現在、
社内の労働組合で“ワークもライフもマネジメントする”=ワラマネとしての活動、
NPO法人「ファザリングジャパン」、そして、埼玉県「ウーマノミクス課」から
任命された「仕事と育児の両立アドバイザー」としても活躍されています。

そんな安田さんのもとには、どんな相談が寄せられているのでしょうか?
男性の育休取得は前例が少ないので、相談のほとんどは『いざ育休取得が出てきたらどうしよう?』という内容がほとんどだそう。
安田さんは『不安がらずに、信じて送り出してほしい』とお話をされるそうで、育休を休みととらえず“育児研修”という“OFF JT”のひとつと考えるよう、提案しています。
『育休を経て職場に復帰することで、忍耐力や共感力などの、育児を通じたスキルが身についている』『パパが育休をすることで、働き方の変革のきっかけになる』『夫婦がチームになって子育てをすることの重要性』を伝えています。
少子高齢化の日本では、上司や同僚の支援と、保育のプロの支援、それに加えて地域の支援といった、<社会全体で子育てする社会>への移行が不可欠だと、安田さんは考えています。

実際に育児休業を取得された男性会社員の安田さんが、育児休業の体験から見えてきた‘QUOTE OF THE DAY’は…
『OFF JTの“事例”を増やすことが不安をぬぐう!』

男性の育児休業をOFF JT=職場以外での教育訓練と考える。これは、送り出す「会社側」のマインドとして大事。まずは前例だけではない“事例”をたくさんつくることが、男性の育休を“後押しする”=不安をぬぐう土台となるのかもしれませんね。

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