J-WAVE(81.3FM)の人気モーニングワイド「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」で1月にオンエアされた「iction! QUOTE OF THE DAY」。
仕事との向き合い方、家族との関係など、働き方が問われる現代において、新しい働き方を実践する方々のリアルな声をご紹介。毎回、その実体験から<働き方>のヒントとなる‘QUOTE OF THE DAY’を導き出す5分プログラムです。
第2回・17日(火)放送の番組では、美容室で働くママが実践する働き方に注目。
現在2人のお子さんを育てながらヘアカラー専門店『apish COLOR TERRACE』に勤めている渡辺さんにお話を伺い、美容業界という専門職への職場復帰、そこでの”働き方の仕組み”の工夫について教えていただきました。
鷺沼店の店長さんでもいらっしゃる渡辺さん。
美容業界という専門職への職場復帰、トレンドへの対応など、
お店が渡辺さんのことを受け入れてくれるかどうか、という不安もあったそうですが、
その不安も<働き方の仕組み>を工夫することで解消されたそうです。
apishは、シフト制で毎日3名のスタッフが勤務する、という“時間”で予約を取るシステム。
サロンで一般的な「指名制」ではない、この「時間予約制」という仕組みが
働くママにとって、お客さんにとっても<効果>を発揮しているそう。
実際、職場復帰を果たして、母として、スタイリストとして、渡辺さんの中でも<変化>があったようです。
主婦の方がメインのターゲット層になってくるというのもあり、主婦の方が自分自身に使える時間の少なさを痛感。短い時間で最高のパフォーマンスをするということの大切さを実感し、実践しているそう。
またapishでは月に1回お客様のお子様を保育士と共にお預かりし、お母さんは離れたところでカット・カラー・パーマなどをできる『託児イベント』も実施。これはママ美容師が増えたことから実現したことだそう。
渡辺さんは、お子さん、そして、そのお友達のヘアスタイルをセットしてあげることもあるそうで、美容師であるママが自慢になっているとか。
彼女のお話から導き出した‘QUOTE OF THE DAY’は…
『数字だけに捉われない価値を見出そう!』
数字ももちろん大事ですが、短時間でも、その<能力>を活かす、活かせる環境を考えることが大事。欠勤、早退、働くという行為の中で、ネガティブに聞こえることも、それを補う仕組みを考えることが<働き方>の多様性を広げるのかもしれませんね。
そして仲間とどう補完し合うのか。美容業界でも色々な働き方の取り組み、行われているようです。