ユニークなデザインと最新のテクノロジーを融合した靴でおなじみのCAMPER（カンペール）。そのバッグラインであるカンペール・フォーハンズも、靴同様に親しみのあるデザインのアイテムが揃っています。その中で要注目のアイテムが、昨年秋から展開されている、テキスタイルデザイナー・鈴木マサル氏とのコラボレーションによるトートバッグです。自身のブランドOTTAIPINUを主宰し、Marimekkoのテキスタルデザインやムーミンとのトリビュート企画を手がけてきた鈴木マサル氏とカンペール・フォーハンズが初めてコラボしたのは2013年。鳥や動物をあしらった大胆な柄が好評でしたが、今回も魅力的なデザインのバッグが登場しています。

2月から販売されている、コラボレーション企画としては第4弾となるトートバッグは“SHIMAUMA LINE”。「草原にいるシマウマ」をモチーフにした、インパクトのあるデザインが目を惹きます。日本の職人が手作業で刷り上げたオリジナルテキスタイルのプリント生地は、ハンドスクリーンならではの鮮やかな色合いが特徴。鈴木氏自身がプリント工場に赴き、1色1色の仕上がりまでディレクションしています。裏地には藪の中からひょっこり顔を覗かせるシマウマが描かれていて、リバーシブルで使えます。

そして3月は、新作の“WINDOW BORDER”も登場します。コラボレーションの最後を締めくくるこのトートバッグは、窓をイメージした色とりどりのボーダー柄。重版の技法を用い、8枚もの版を重ね合わせることで生み出される鮮やかな色彩が印象的です。柄やバッグ本体のデザインだけでなく、ロゴや下げ札、ファスナーや刺繍糸の色など細部まですべて鈴木マサル氏がディレクションしています。

カラフルで遊び心あふれるデザインのバッグは、春めいてきた街によく似合うはず。ぜひ手に取ってみてください。