3000人以上の身体に刻まれた1mmの点。美術家・佐藤はなえによる《1mm tattoo》プロジェクトを記録したアートブック刊行決定

2026.10.23 12:00
株式会社パルコ
12月15日(火)発売|佐藤はなえ『A Point Between Skin and the World / 1mm tattoo』
佐藤はなえ『A Point Between Skin and the World / 1mm tattoo』書影


株式会社パルコ(PARCO出版)は、美術家・佐藤はなえによるアートプロジェクト《1mm tattoo》を記録した『A Point Between Skin and the World / 1mm tattoo 』を、2026年12月15日(火)に全国の書店、オンライン書店ほかで発売いたします。
『A Point Between Skin and the World / 1mm tattoo 』
皮膚に浮かぶ1mmの点。
《1mm tattoo》という「極小の絵画」を通じて
身体と世界の間で触れられ移ろいゆく景色のドキュメント

皮膚に浮かぶ1mmの点。そのわずかな痕跡から、身体と世界の「境界領域」を覗く。

美術家・佐藤はなえによる《1mm tattoo》は、多様な皮膚に1mmの点を施す「極小の絵画」としての試みです。等しく小さな点でありながら、その色や輪郭は、一人ひとりの皮膚の彩り、重ねた時間、身を置く環境により異なる表情を見せます。大切な人との記憶、人生の節目、自分だけのお守り。点に映し出される意味もまた、それぞれの生とともに変容していきます。

『A Point Between Skin and the World / 1mm tattoo』は、1mmの点を介して身体と世界が触れ合い、移ろいゆく景色のドキュメントです。積層する自然の肌理から人の身体、1mmスケールへ、マクロからミクロへと視点を移行させながら、写真とドローイング、作品の所有者のうち200人の言葉を重ねます。さらに、作家自身の作品を軸とした論考と、伊藤亜紗による寄稿を収録。

皮膚は、身体の内と外が出会い互いに影響し合う、変化を続ける境界領域です。その中に施された1mmの点を通して、内と外、自己と他者、人為と自然、不変と無常、同一性と差異のあいだに目を向けます。この世に生を受け変化し、やがて失われる身体に、なにを施し、残そうとするのか。本書は、小さな点に宿るそれぞれの生と、その身体を包む世界をたどりながら、身体の有限性に対する抗いと弔い、そして私たちにとって最も身近な自然である身体との向き合い方を再考する一冊です。
収録内容(一部抜粋)
佐藤はなえ プロフィール美術家 / Contemporary Artist
1997年東京都生まれ。東京藝術大学油画専攻卒業、同大学院美術解剖学専攻修了。身体と物質の変容や応答を伴う絵画的実践を軸に、ニューマテリアリズムと「うつし」が交わる境界領域を探求する。身体を起点に自然と社会の普遍性と個別性を見つめ、ヒトと世界、そして生命の連続性を問いかける。
『A Point Between Skin and the World / 1mm tattoo 』書影
書誌情報書名:『A Point Between Skin and the World / 1mm tattoo』
著者:佐藤はなえ
仕様:B5判変型・ 並製
頁数:192ページ
言語;日英併記
定価:5,500円(税込)
ISBN:978-4-86506-494-0
発売日:2026年12月15日(火)
発行:株式会社パルコ

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