「Dell Pro Precision with GB10」採用までの背景
1962年の創業以来、独立系システムインテグレーターとして企業や組織のシステムを支えてきたTDCソフトは、金融をはじめ、製造・流通・公共など幅広い分野のお客様を支援しています。これらの分野では厳格なデータ管理が求められ、インターネットに接続しない閉域網で業務システムを運用するケースも少なくありません。TDCソフトは、クラウドAIの利用に伴う機密情報の流出リスクを排除し、セキュアな環境で大規模言語モデル(LLM)を活用したいという強い顧客ニーズに応えるため、LLMをお客様の環境内で動作させるプライベートAIアプライアンス「Nenoa」を開発しました。
「Dell Pro Precision with GB10」採用の理由
2025年8月にOpenAIが1,200億パラメータクラスのLLM「gpt-oss-120b」を公開するなど、ローカル環境でLLMを動かす選択肢が広がっています。TDCソフトは、こうしたLLMを高速に動作させられるオフィス向けの小型端末を検討していました。その結果、NVIDIA GB10 Grace Blackwell Superchipと128GBの統合メモリーを搭載した「Dell Pro Precision with GB10」が、処理性能、設置性、保守体制の要件を満たすことから採用に至りました。
導入後の実績
「Dell Pro Precision with GB10」の導入は、開発および実行基盤としての圧倒的な処理能力と高い安定性をもたらしました。1,200億パラメータクラスのLLMをローカル環境での推論中も不安定になることなく継続稼働させ、高速処理によりストレスを感じさせない快適な応答性を実現しています。また、同社が使用したいすべてのローカルLLMが問題なく動作する使い勝手の良さも実証されました。
コンパクトな設計で卓越したパフォーマンスを発揮する「Dell Pro Precision with GB10」は、最先端のNVIDIA(R) Grace-Blackwellアーキテクチャを採用しています。超低レイテンシーを実現するNVLink-C2Cと128GB LPDDR5X統合メモリーにより、CPUとGPU間のデータ共有を効率化し、効率性を高め、生成AIや大規模言語モデル(LLM)などの要求の厳しいAIモデルをサポートします。