没後70年マリー・ローランサン展 新宿区の東京藝術大学 美術愛住館で開催

2026.10.20 10:00
マリー・ローランサン美術館
東京藝術大学 × マリー・ローランサン美術館 没後70年の節目を飾る特別企画 約40点でたどる創作の軌跡 2026年11月18日から12月27日まで

東京藝術大学(東京都台東区、学長:日比野 克彦)は、2026年11月18日(水)から12月27日(日)まで、堺屋太一記念 東京藝術大学 美術愛住館(東京都新宿区)にて「没後70年 マリー・ローランサン展」を開催いたします。

本展は、マリー・ローランサン(1883-1956)の没後70年に際し、マリー・ローランサン美術館(東京都新宿区、館長:吉澤 公寿)の企画・特別協力のもと、東京藝術大学が主催する展覧会です。マリー・ローランサン美術館が所蔵する作品約40点を通じて、20世紀前半のパリで独自の表現を切り拓いた画家の創作の軌跡を紹介します。
接吻 1927年頃 油彩、カンヴァス 81.2×65.1 マリー・ローランサン美術館 (C) Musee Marie Laurencin
ギターと二人の乙女 マリー・ローランサン 1924 油彩、カンヴァス 81 × 116 マリー・ローランサン美術館 (C) Musee Marie Laurencin

■本展のみどころ
エコール・ド・パリの中でも輝く存在、詩人アポリネールとの大恋愛でも知られるマリー・ローランサンは、淡い色彩と柔らかな輪郭の女性像で知られ、20世紀前半のパリで活躍した女性芸術家の先駆けです。
若き日に出会ったアメリカ人作家ナタリー・バーネイのサロンでの女性同士の親密な関係性は、初期作『ビリティスの歌』にも反映されています。本展では、キュビスムの影響を受けた鋭角的な初期作から柔らかな色彩へと移行する画風の変化をたどりながら、「狂騒の時代」のパリ社交界でのつながり、前衛芸術家たちが集ったバレエ・リュスの『牝鹿』で手がけた舞台美術にも光を当てます。また、晩年を支えたシュザンヌ・モローの肖像や『サッフォー詩集』挿絵からは、女性だけのコミュニティに見出した安息と、そこで育まれた美意識が浮かび上がってきます。作品約40点を通じて、マリー・ローランサンの創作の軌跡を再考します。


■開催概要
展覧会名 没後70年 マリー・ローランサン展
会期 2026年11月18日(水)~12月27日(日)
会場 堺屋太一記念 東京藝術大学 美術愛住館
〒160-0005 東京都新宿区愛住町2-5
開館時間 11:00~17:00(入館は16:45まで)
休館日 月曜日・火曜日(ただし11月23日(月・祝)は開館、12月18日(金)臨時休館)
入場料 一般800円/大学・高校生400円(学生証提示)
    中学生以下、東京藝術大学教職員および学生は無料
    団体(10名以上)は100円割引
主催 東京藝術大学
企画・特別協力 マリー・ローランサン美術館
出品点数 約40点
アクセス 東京メトロ丸ノ内線「四谷三丁目」駅2番出口から徒歩3分
     都営新宿線「曙橋」駅A1出口から徒歩8分
会場ウェブサイト 
■東京藝術大学について
東京藝術大学は、1887年創立の東京美術学校と東京音楽学校を前身として、1949年に設置されました。美術と音楽を中心とする芸術の教育・研究を担い、数多くの芸術家、研究者、教育者を輩出しています。上野のほか、取手、横浜、千住にキャンパスを構え、多様な芸術分野の創造と発展に取り組んでいます。
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■美術愛住館について
堺屋太一記念 東京藝術大学 美術愛住館は、東京藝術大学修了生の画家・池口史子氏と作家・経済評論家の堺屋太一氏夫妻が暮らした、書斎・アトリエ併設の建物を活用した美術館です。安藤忠雄氏が設計指導を行った建物の1・2階を、同大学名誉教授・元倉眞琴氏の設計により展示室へ改装し、2018年に私立美術館として開館しました。2019年12月、洋画教育の充実発展と世界への発信の中心拠点として、池口氏より東京藝術大学へ寄贈されました。
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■マリー・ローランサン美術館について
マリー・ローランサン美術館は、タクシー会社グリーンキャブの創設者である高野将弘が蒐集したマリー・ローランサン作品のコレクション公開のため、画家の生誕100周年にあたる1983年、長野県の蓼科にて開館いたしました。2011年の蓼科の閉館後、2017年~2019年まで東京・ホテルニューオータニにて開館しておりましたが、現在常設でのコレクション公開はございません。しかしながら、当館の油彩画、水彩画、デッサン、絵本をはじめとするマリー・ローランサン作品のコレクションは600アイテム以上にわたり、質量ともに世界最大で、エコール・ド・パリの最も重要な女性画家、マリー・ローランサンの世界で唯一の専門美術館です。今後も国内外での展示会を通じたコレクションの公開やマリー・ローランサンの文化普及活動を通じて、日本とフランスまたヨーロッパ文化の小さな架け橋となれれば幸いです。
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