バリューマネジメントグループ
11月20日~12月20日 金土日祝限定で開催
風のヘリテージ株式会社(所在地:京都府京都市、代表取締役:他力野 淳、以下当社)は、2026年11月20日(金)~12月20日(日)の金・土・日・祝の計16日間、開園120周年を迎えた国指定名勝 三溪園(所在地:神奈川県横浜市、以下三溪園)において、夜間特別企画「横浜・三溪園 夜奏 -夜間式 回遊庭園-」を開催いたします。「日本の色と光、音でめぐる夜の三溪園」をテーマに、紅葉の季節の庭園と古建築に、色・光・音による演出を加え、日本ならではの美と歴史を体験していただくイベントとなります。企画・設計・演出には、宮廷装束の伝統を受け継ぐ山科家30代目・山科言親と京都村正・村山カズマサによる演出ユニット「陰翳 IN-EI」を迎えました。開催日にはJR根岸駅から無料シャトルバスも運行します。ここでしか味わえない新たな感動をぜひ体験してください。
▍企画背景
当社グループは、2005年にバリューマネジメント株式会社として創業以来、「文化を紡ぐ」をパーパスに掲げ、一貫して歴史的建造物をはじめとする地域資源を利活用し、「必要とされ、活用できる」場へと転換する事業に取り組んでまいりました。そのなかで、2025年、公益財団法人三溪園保勝会および横浜市と、国指定名勝三溪園の本質的価値を体験するコンテンツの造成を通して持続可能な運営に寄与することを目指す基本協定を締結いたしました。当社は、本協定のなかで、三溪園の一部の体験コンテンツの企画・造成・催行、ならびに体験コンテンツのプロモーション、販売等を役割として担っています。本イベントは、協定締結後第一弾の取組として、また三溪園開園120周年を記念するイベントとして、紅葉の季節を迎えひときわ美しさを増す三溪園の夜を体験していただく、特別な企画として開催いたします。
また、本取組は、観光庁「オーバーツーリズムの未然防止・抑制をはじめとする観光地の面的受入環境整備促進事業」に採択され実施する事業となります。
参考:
▍原三溪が構想した視点を手がかりに、日本の色・光・音で夜の庭園を巡る
今年開園120周年を迎えた三溪園は、実業家・原三溪(1868-1939)が開園した文化的にも価値の高い日本庭園です。芸術家としての一面も持つ原三溪が、自ら指示を出し古建築や樹木を配置したとされ、三溪の高い美意識を感じることができます。約17.5haの敷地に17棟の古建築を擁し、約380年前の紀州徳川家の別荘であった「臨春閣」、豊臣秀吉が母・大政所の長寿を祈って建てた生前墓を覆っていた建物「旧天瑞寺寿塔覆堂」、徳川家光の上洛時に二条城内に建てられ、のちに春日局に与えられたと伝わる「聴秋閣」など10棟が国の重要文化財に指定されています。本イベントでは、紅葉の季節を迎えた夜の庭園に「三溪の七つの眼」をコンセプトとする色・光・音による演出をおこないます。来場者は、庭を歩きながら、視点を移すたびに新たな三溪園の景色に出会う周遊体験となります。企画・設計・演出を担当するのは、宮廷装束の伝統を受け継ぐ山科家30代目・山科言親と京都村正・村山カズマサによるユニットで、文化財や歴史空間における光と影を用いた演出で実績のある「陰翳 IN-EI」です。
▍「三溪の七つの眼」の演出
主なルートとなるのは、三溪園のなかでも「内苑」を中心とした回遊路です。古建築と自然との融合美が見事な内苑は、特にこだわりをもって造成され、原三溪とその家族の私邸でもあった空間です。本イベントでは、その原三溪が構想した視点を手がかりに、七つの印象的なスポットを選定。「三溪の七つの眼」をコンセプトとした色・光・音の演出をおこないます。来場者は、正門もしくは南門から園内にはいったのち、三溪園のほぼ中心である「大池」から内苑へと進み、内苑を抜け、また大池に戻ってくるという円環をたどる仕掛けです。
光の色には、装束の家として知られる山科家に伝わる「かさね色目」を用い、色を混ぜずに重ねることで、古建築と自然が層をなす三溪園の美しさを浮かび上がらせます。
●三溪の七つの眼
一の眼|茶屋前広場
【かさね色目:黄紅葉(きもみじ)】
地面、水面、木々色の重なりがこれから内苑へ誘う
二の眼|御門
【かさね色目:麹塵(きくじん)織色】
公から私。創設者・原三溪のかつての私邸へ
三の眼|臨春閣 水際
【かさね色目:月草(つきくさ)】
全国より移築された古建築の雅
四の眼|聴秋閣 手前
【かさね色目:白菊(しらぎく)】
伝統を受け継ぐ職人技を愛でる
五の眼|谷奥・蓮華院・竹林
【かさね色目:松重(まつがさね)】
揺らめく光と自然の調和
六の眼|海岸門
【かさね色目:花薄(はなすすき)】
かつて海岸線。今は見えない眺めに想いを馳せる
七の眼|藤棚
【かさね色目:枯色(かれいろ)】
大池越しに三重塔を望む
▍イベント概要
名称:横浜・三溪園 夜奏 -夜間式 回遊庭園-
場所:国指定名勝 三溪園(横浜市中区本牧三之谷58-1)
会期:2026年11月20日(金)~12月20日(日)の金・土・日・祝日 計16日間
11/20(金)・21(土)・22(日)・23(月祝)・27(金)・28(土)・29(日)
12/4(金)・5(土)・6(日)・11(金)・12(土)・13(日)・18(金)・19(土)・20(日)
時間:17:15~21:00(最終入園20:30)
夜間料金:イベント専用チケットをお買い求めください。
大人(高校生以上)1,000円、こども(小中学生)500円、未就学児無料
オンラインチケットは上記料金から100円引きとなります。
三溪園の入園券、年間パスポート、招待券ほか各種割引券はすべてご利用いただけません。
チケット販売窓口:三溪園正門および南門のチケット売場にてご購入いただけます。
オンラインチケットはイベント公式HPより11月販売開始予定です。
雨天時:小雨決行 荒天時は中止となる場合がございます。
イベント公式HP :
主催:風のヘリテージ株式会社
共催:横浜市
特別協力:公益財団法人三溪園保勝会
▍アクセス
◼︎イベント開催日は、JR根岸駅前から三溪園南門までの無料シャトルバスを運行します。
区間:根岸駅前(9番のりば) ⇔ 三溪園南門入口バス停
料金:無料
時間:根岸駅前発:16:50~20:10/三溪園南門入口発:18:20~21:20
運行間隔:約20分間隔
◼︎横浜駅、桜木町駅、元町・中華街駅等から、市営バスでも来園いただけます。
◼︎自家用車をご利用の場合は、三溪園南門側駐車場(本牧市民公園内)をご利用ください。
▍三溪園について
三溪園は生糸貿易により財を成した実業家・原三溪によって、1906年(明治39年)5月1日に開園されました。約17.5ha(東京ドーム約4個分)に及ぶ園内には、京都や鎌倉などから移築された歴史的価値の高い建造物が巧みに配置されており、現在、園内にある17棟の古建築のうち10棟が重要文化財、3棟が横浜市指定有形文化財に指定されています。
開園当初「遊覧御随意」を掲げ、外苑を24時間無料開放するなど、「美しいものはみんなで一緒に楽しむもの」という原三溪の想いが反映されていました。三溪の存命中は新進芸術家の育成と支援の場ともなり、横山大観、下村観山、前田青邨らを輩出するなど美術への貢献も評価されています。戦災により大きな被害をうけ、1953年(昭和28年)に財団法人三溪園保勝会が設立され、原家から同財団へ三溪園が寄附・譲渡され、現在に至ります。2007年(平成19年)には国の名勝に指定されました。
公式HP
▍陰翳 IN-EI
宮廷装束の伝統を受け継ぐ山科家30代目・山科言親と京都村正・村山カズマサとの演出ユニットです。日本文化に受け継がれてきた「陰翳」「色」「季節」「余白」の美意識を現代の光や空間演出として表現することをテーマに活動しています。日本三名園のひとつ「水戸・偕楽園」や長野県国指定史跡真田邸をはじめ日本庭園や歴史文化空間での演出に取り組み、単に対象を明るく照らすのではなく、そこの歴史や建築や自然、闇そのものを活かしながら景観や物語を浮かび上がらせる企画立案と演出を特徴としています。
「夜奏」では、山科家に受け継がれる日本の「かさね色目」の考え方を光のレイヤーへ展開し三溪園の地形、水面、建築、自然、そして闇を「混ぜる」のではなく「重ねる」ことで、歩くたびに景色の見え方が変化する夜の庭園をつくり出します。
▍風のヘリテージ株式会社について
風のヘリテージ株式会社は、バリューマネジメントグループにおいてホテル運営および観光まちづくり事業を担う企業です。「文化を紡ぐ」をパーパスに掲げ、税金に依存しない歴史的建造物の保存・利活用モデルを構築することで、持続可能なまちづくりと文化継承の実現を目指しています。2005年のグループ設立以来、城郭・史跡・文化財といった「観る」対象であった歴史的資源を、ホテルやレストラン、ユニークベニューとして「必要とされ、活用できる」場へと転換してまいりました。2015年にはまち全体をホテルと見立てる「分散型ホテル」を、2020年には日本初の「キャッスルステイ(城泊)」を開始するなど、歴史的建造物の保存を可能にする革新的な事業モデルを社会実装し、2026年3月現在、グループが保存・利活用を手掛ける歴史的建造物は119棟にのぼります。
当社は、2023年バリューマネジメント株式会社より会社分割により設立し、2026年2月14日に現社名へと変更。新ブランドシリーズ「Kazeno Heritage」のもと、旅行の在り方を「消費」から「回復と再生のための滞在」へと進化させ、その土地に流れる文化を次代へつなぐ事業展開を加速させています。
■ 会社概要
会社名 : 風のヘリテージ株式会社
U R L :
設立 : 2023年8月1日(バリューマネジメント株式会社の会社分割により設立)
代表 : 代表取締役 他力野 淳
所在地 : 京都府京都市
事業内容 : 歴史的資源を活用した観光まちづくり・歴史的建造物の利活用