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ワコールとISSEY MIYAKEが共同制作
PR TIMES
2026.10.07 11:00
株式会社ワコール
「COCOON BODY」を2027年春夏パリ・ファッションウィークで発表
(株)ワコールホールディングスの子会社である(株)ワコール(本社:京都市、代表取締役社長執行役員:川西啓介、以下ワコール)は、ISSEY MIYAKE(本社:東京都渋谷区)と共同で、ワコール人間科学研究開発センターが開発した独自技術「Melooop(メループ)」を活用した新たなプロジェクト「COCOON BODY(コクーン ボディ)」を制作し、2027年春夏パリ・ファッションウィークにて発表いたしました。(現地時間 2026年10月2日(金)13:00)
本協業は、身体と布を起点とした創作を追求してきたISSEY MIYAKEと、60年以上にわたり人のからだを研究してきたワコールが、それぞれの知見と技術を掛け合わせて実現した取り組みです。ワコールとISSEY MIYAKEには、1977年にスタートしたスポーツカジュアルブランド「HAI SPORTING GEAR」に代表される協業の歴史があります。今回の「COCOON BODY」は、人のからだへの深い理解と探究する姿勢を原点としてきた両社が、新たな時代のものづくりに挑戦したプロジェクトです。
(C)ISSEY MIYAKE INC
Filippo Fior (GoRunway)
■プロジェクトの背景
ISSEY MIYAKEは創業以来、「一枚の布」の思想のもと、人と衣服との関係性や身体性の表現を追求してきました。
一方、ワコールは1964年のワコール人間科学研究開発センター設立以来、女性のからだを「美」「快適」「健康」の視点から研究し、約60年にわたり人体計測データや身体研究の知見を蓄積してきました。両社は領域こそ異なるものの、「人のからだを深く理解すること」をものづくりの原点とした共通の理念を有しています。
本プロジェクトでは、その共通する価値観を礎に、ワコール独自の立体成形技術「Melooop」を活用し、これまでにない造形表現と新たな服づくりの可能性を探求しました。また、インナーウェア開発を通じて培ってきたワコールの技術や身体研究の知見を、ファッション表現への展開をさらに深化させる取り組みでもあります。
本プロジェクトで確立したプロセスは、パターン設計や縫製工程を出発点とする従来の服づくりとは異なり、身体そのものを起点として形を生み出す新たなアプローチです。デジタル技術と立体成形技術を組み合わせることで、これまでにない質感や立体表現を可能にし、ファッションにおける新たなものづくりの可能性を提示しています。
■COCOON BODYとは
COCOON BODYは、ISSEY MIYAKEが探求する身体の表現と、ワコールの立体メルトブロー技術「Melooop」を融合して生まれた新しいプロジェクトです。従来、ブラジャーのパッドを成形するMelooopに用いられていたロボットアームに、胴体の型を取り付けることで、衣服の製作を実現すると同時に、新たな服づくりのプロセスを確立しています。蚕が繭を紡いで、まとうように繊維を吹き付けながら成形することで、従来の縫製や裁断を前提としない新たな造形手法を実現しています。
また、身体と衣服のあいだに生まれる余白やつくり手の微妙な感覚までを細部にわたり表現することで、単なる形状を超え、「着ることの記憶」を内包した造形を生み出しました。身体を模した彫刻のような「COCOON BODY」は、着用することでしなやかに動き出し、肌になぞらえたそのかたちと質感は身体との境目を曖昧にし、新しい美意識を示唆しています。
【参考情報】
<立体メルトブロー技術「Melooop」について>
「Melooop」は、ワコール人間科学研究開発センターが開発した、メルトブロー法によって立体物を成形する技術です。メルトブロー法とは、原料となる樹脂を熱で溶かして紡糸ノズルから押し出し、高速の熱風で引き伸ばすことで極細繊維化し、同時に繊維同士が熱融着することで接着剤などを使用することなく、不織布をつくることができるほか、必要な形状を直接成形できるため、裁断工程で生じる廃棄材料を低減できる点も特徴です。
<ワコール人間科学研究開発センター>
ワコール人間科学研究開発センターは、1964年に設立されたワコールが持つ研究機関で、からだを「美」「快適」「健康」の視点から科学的に研究しています。ここで約60年にわたり蓄積されたデータは、私たちの事業の礎であり、新製品開発への活用はもとより、品質向上やビジネス領域拡大の出発点です。近年では、からだとこころの関係を紐解くことで、生活者のニーズやインサイトを満たす「魅力的な製品やサービスコンセプト」の提案や新材料・新技術の研究開発を行っています。
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