美術本を集めて50年。日高理恵子の展覧会と“造本”になぜ感動したか

2026.10.06 10:00
絵には詩的なものと、散文的なものがあることに気づいた。日高理恵子の絵を見たからだ。彼女は木の下にいて、上を見上げ、枝などとその向こうにある空を眺める。そして描く。それを40年以上してきたという。絵だけれど、ものを図解するわけでもなく、物語を絵説きしてくれるわけではない。ただ、木を描き、情趣や美しさを豊かに表現してくれる。それはつまり、詩が果たす役割そのものだ。小山登美夫ギャラリー六本木での展示風景…

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