寺田倉庫
寺田倉庫株式会社(東京都品川区 代表取締役社長:寺田航平)が運営する現代アートと建築のミュージアム「WHAT MUSEUM(ワットミュージアム)」は、2027年1月19日(火)から2027年3月22日(月・祝)まで「WE ARE THE HOUSE―向井山朋子+高田冬彦(居候)」を開催します。
「わたしたち」とは誰なのか、「家」とはなんなのかを問いかけながら、ピアニスト・アーティストの向井山朋子が世界各地で展開してきたプロジェクト「WE ARE THE HOUSE」が、WHAT MUSEUMを舞台に展覧会となり、新たな局面を迎える。
本展では、向井山朋子が新作を中心とする大規模なインスタレーションで会場全体を「家」へと変容させる。極めて好評を博したアーツ前橋の個展「Act of Fire」での出展作から選出しつつ、《Hammerklavier》をはじめとする大型の新作を含めた新しい展示となる予定である。
その「家」に、一人のやっかいな居候が住み着いている――アーティスト・高田冬彦だ。ユーモアと毒気、身体と欲望をめぐる独自の映像作品群。《Dream Catcher》を軸に、高田は向井山の世界に侵入し、かき乱し、そして奇妙な共鳴を生み出す。
二人の作家のあいだには、明らかな違いがある。しかし、その根底には共通する眼差しがある――ジェンダーの規範や社会の不必要なルールを超え、世界はすべての人に開かれた場所であるべきだという確信だ。それは、根源的な自由への意志である。
異なる個性がひとつ屋根の下でぶつかり合うとき、予期せぬ化学反応が起きる。会期中はアーティスト対談やイベントも予定。この「家」に、ぜひ足を踏み入れてほしい。
ゲスト・キュレーター 椿玲子
寺田倉庫が運営する「WHAT MUSEUM」は、倉庫空間を現代アートや建築との出会いの場へと昇華させた、倉庫会社ならではのミュージアムです。倉庫内で静かに光を放つ文化的価値を暗示した、WHAT(WareHouse of Art Terrada)の名のもとに展示されるのは、平面や立体のアート作品をはじめ、建築模型、写真、映像、文学、インスタレーションの数々。寺田倉庫が作家やコレクターからお預かりしている作品も紹介することで、作品の保管、展示、交流の場を繋ぎます。さらに、天王洲という国際的なアートシティのハブとして、地域のアートコミュニティの核となり、倉庫空間から世界へ芸術文化を発信しています。