高野秀行氏、門井慶喜氏による書評も大反響! 田中仰 著『監督、神になる 池田高校 記憶の衝突』(文藝春秋/7月29日発売)が3刷決定!

2026.09.29 08:00
株式会社文藝春秋
本書は親族や元球児への徹底取材から、甲子園の名門・徳島県立池田高校の真実と、国民的な人気を獲得した蔦文也監督の謎に迫る新感覚のノンフィクション作品。

「構成も文章も見事なミステリーノンフィクションの傑作」ノンフィクション作家・高野秀行氏、直木賞作家・門井慶喜氏による書評も大きな話題を呼んでいます。週刊文春、月刊文藝春秋、共同通信、徳島新聞、日経新聞、スポーツ報知、週刊ポスト、現代ビジネス、集英社オンライン、文春オンラインほか様々な媒体で取り上げられ、多方面で注目度が急上昇中の一冊です。

(高野秀行氏による書評:週刊文春掲載)
(門井慶喜氏による書評:文春オンライン掲載)
                田中仰 著『監督、神になる 池田高校 記憶の衝突』
◆内容
甲子園優勝3回、準優勝2回。
「田舎の、部員数が少ない、名物監督が率いる公立校」として80年代の日本を席巻した池田高校。
「さわやかイレブン」「やまびこ打線」として知られる池田高校を率いた蔦文也監督は、日本で最も愛された高校野球監督だった。
しかし、池田高校は90年代に入ると甲子園から姿を消し、蔦が人前に現れることもなくなった。
――池田高校はなぜ甲子園から消えたのか?
――蔦文也は本当に英雄だったのか?
蔦の死から25年が経った今、現地を取材すると、「神様」「酒好きの豪傑監督」「野球は知らない人」「金好きな欲望ジジイ」など証言者によって人物像は二転三転する。
《いったい蔦文也とは何者だったのか――?》
蔦の息子をはじめとする親族、袂を分かった池田野球部の元コーチ、蔦の拝金主義を批判する告発文を書いた元球児などへの取材から、池田高校の真実、そして“神様になった監督”の正体に迫るミステリーノンフィクション。
◆本書に登場する証言より、一部を抜粋
「金の好きな欲望ジジイ」――当時の教え子が綴った未公開投書文
「正直言うて、指導力っちゅうのはないね」――川原良正(黄金期を支えたコーチ)
「お寺にはようけ寄付しました」――蔦隆司(次男)
「野球が大好きな、普通のおじいちゃんなんです」――江上光治(甲子園連覇時の主将)
「蔦さんを悪人にはせんといてください」――梶田茂生(86年センバツ優勝投手)
◆目次
序章  白い顔――ある高校教師の死/雨の告別式
第一章 発端――元教え子の告発文/炎上した連載記事
第二章 写真の青年――特攻隊で2度の出撃命令/「父を変えたのは戦争」
第三章 田舎の奇跡――酒に溺れた若き日/「神様になった」甲子園優勝
第四章 甲子園と金――年間4500万円の寄付金/私財を投じた寮建設
第五章 英雄の異変――決別した元コーチ/生徒に迫った“恐怖の踏み絵”
第六章 告発の行方――告発文を書いた元球児/「講演行ったら50万じゃ」
第七章 反論――食い違う証言/2棟のマンション建設
第八章 一つの答え――生徒との“心の溝”/監督勇退の真相
第九章 神様――「ダメなジジイ」の成長/屋根裏部屋の聖書
終章  あの日の記憶――娘との熊本旅行/最期の肉うどん
◆著者プロフィール
田中仰(たなかあおぐ)
1992年生まれ、千葉県出身。2014年上智大学卒業後、ソニー・ミュージック(SME)に入社し1カ月で退職。のち編集プロダクション「KWC」を経て、2021年から文藝春秋「NumberWeb」編集部に所属。高校野球のほかNPB、MLBなどスポーツ関連のルポやノンフィクションを多数執筆する。本書が長編ノンフィクションデビュー作となる。
◆書誌情報
出版社:株式会社 文藝春秋
書名:『監督、神になる 池田高校 記憶の衝突』
著者:田中仰
判型:四六判並製カバー装 272ページ
発売日:2026年7月29日
定価・価格:紙版2,090円(税込)       電子版2,000円(税込)
ISBN:978-4-16-392129-7

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