千五百年の伝統を新たな形で世界へ広げる、越前和紙問屋「杉原商店」

2026.09.23 06:30
集落を囲むなだらかな山々から、清らかな水が流れ込む。福井県越前市は、奈良時代から続く手漉き和紙の産地として知られている。この「和紙の里」に、伝統の技と現代の最先端空間デザインを繋いでいる一軒の産地問屋がある。明治4(1871)年創業の株式会社杉原商店だ。

伝統工芸を取り巻く環境が厳しいことは、越前和紙も例外ではない。そんななか、社長の杉原吉直さんは、それまでになかった発想で「不燃和紙」や「漆和紙…

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