現在もその取り組みは、業種やジャンルを越えて広がり続けています。数寄屋建築を現代的な空間体験として再構成した「翠門亭」、公共空間におけるデザインの可能性を示した「THE TOKYO TOILET」、香港のザ・リッツ・カールトンにおけるメインバーとして、都市の眺望と高揚感を空間化した「OZONE」、自動車ブランドの思想を多層的な体験へと展開する「INTERSECT BY LEXUS」、外務省主導により日本の文化やクリエイティビティを世界へ発信する「JAPAN HOUSE LONDON」に加え、ブランドの世界観を空間として体現する「HUMAN MADE」ファッションショーにおけるブランド体験の場づくりに関わった「LOUIS VUITTON Men’s Fall-Winter 2025 Show」など、Wonderwall(R)は商業空間、ホスピタリティ、住宅・ライフスタイル、ブランド体験、文化発信、公共性を帯びたプロジェクトまで、時代とともにその活動領域を広げてきました。さらに、2026年10月開業予定の「NOT A HOTEL MASU」(※書籍未収録)では、数寄屋建築をモダニズムの視点で再解釈し、北軽井沢の自然と一体となる滞在体験を提示しています。
本書では、単なるインテリアデザインの書籍ではなく、1998年から2025年まで、約25年にわたり片山正通率いるWonderwall(R)が、時代やカルチャーの変化と向き合いながら、ブランドやクライアントの思想をどのように空間へと翻訳し、訪れる人の動きや体験そのものをデザインしてきたのかを、豊富なビジュアルとテキストを通じて紹介しています。
Book Information
Title: Masamichi Katayama Wonderwall(R)︎ WORKS_1998-2025
Book Design: Naomi Hirabayashi
Publisher: FRAME Publishers
Language: English
Japanese Text: 購入者向けに、QRコードより日本語テキストPDFを閲覧可能
Size: 250 × 328 mm
Format: 416 pages / hardcover / full colour
ISBN: 978-94-92311-69-6
Foreword
パオラ・アントネッリ(Paola Antonelli)
MoMA(The Museum of Modern Art)
建築/デザイン部門シニアキュレーター
リサーチ&ディベロップメント・ディレクター
主な実績
・FAMIMA PARK AZABUDAI
・UNIQLOグローバル旗艦店(ニューヨーク、パリ、銀座など)
・HUMAN MADE(渋谷、神戸、香港、バンコクなど)
・Louis Vuitton Men’s Fall-Winter 2025 ショー会場デザイン
・JAPAN HOUSE LONDON
・THE TOKYO TOILET(恵比寿公園)
・NOT A HOTEL KITAKARUIZAWA MASU