「UI改善だけでは、もう選ばれない」。AIによって“使われないサービス・アプリ”が量産される今、日常に溶け込み、人々の暮らしを豊かにする体験設計の実践書。

2026.09.14 08:50
英治出版株式会社
【Amazon 3部門1位】『選ばれるUX ──「日常に溶け込む」体験のつくり方』(平井剛直、廣橋沙紀著)9月19日(土)発売(英治出版)

丁寧につくりこんだサービスが、選ばれない。
見た目や操作性に問題はないのに、使われない。
広告でユーザを集めても、一度使われて終わり、定着しない。

AIによってサービスやアプリが量産されるなかで、継続利用される=選ばれる条件は何なのか──。

20年以上にわたり、国内外のUX業界の最前線で、企業伴走支援をしてきた
が、その経験と国内外の最先端知見をもとに、選ばれるサービス設計の実践論を説く一冊『
』(平井剛直、廣橋沙紀著)が、英治出版より出版されます。
発売前より大きな反響を呼び、Amazonでは「経営戦略」「ネットビジネス」「e-コマース」の3部門で1位を獲得しています。
「UIの改善」では解けない、日本企業のUXの現状
リサーチを尽くし、丁寧につくりこんだサービスが、日常に根づかない――。UXやDXの推進が謳われるなか、そんな課題感を持つ日本企業が多くあります。
そして、こうした状況に置かれると、多くの人はつい「画面をどう改善するか」「どんな機能を足すか」といった目に見える部分から議論に入りがちです。

しかし、多くの場合、その答えはUI(ユーザインターフェース)の中にはありません。本書が提案するのは、UIの奥にあるもの──人の日常に溶け込む「見えない仕組み」に目を向けること。

人が自然と選んでしまう、無理なく続けたくなる体験は、どうつくられるのか。
いわゆるデジタルアプリの設計にとどまらない、新規事業開発、事業再定義領域にも踏み込んだ、選ばれるUXの成功法則を12の視点と10のステップで実践的に紐解きます。

Gojek、美団、GOなど、国内外の最前線の実践から
選ばれないUXに悩む企業が多くある一方で、世界や日本の先進事例に目を向けると、ユーザの生活スタイルや行動に影響を与え、社会の空気感まで変えるUXが存在します。

しかも、成功している事例では、「強引に人を動かす」のではなく、「より自由で豊かな暮らし」をユーザに思い描かせ、ユーザが自然とその行動を選び、結果的にビジネスとしても成果をだしている。

本書では、インドネシアのGojek、中国の美団、日本のGOはじめ豊富な事例や、行動経済学やフーコーの監獄論などの思想とともに、その勘所を紐解きます。
フルカラーで、豊富な画像とともに解説
AI時代だからこそ、人間が研ぎ澄ましていくべき領域
本書の巻末には、
も収録。
目に見えるインターフェースはAIが簡単につくってしまい、「使われないUX」がかつてないスピードで量産される時代だからこそ、単なる操作性の向上にとどまらず、どのような日々を実現したいのかを考え抜くことの重要性、そして、それこそが人間が研ぎ澄ましていくべき領域であることが語られています。

出版社より――人を自由に豊かにするものこそ、選ばれる時代へ
これからの時代、人を自由に豊かにするUXが選ばれるようになる。だからこそ、設計者の誠実さや想像力が重要になっていく。
出版にあたり社内では、本書の根底にあるメッセージにも、共感が集まりました。

UXというものの存在感が増していくなかで、この本が「SNSでの注意の取り合い」のような人を消耗させる体験ではなく、人が自由に豊かになる体験をつくる人が増える一つのきっかけになることを願っています。

UXやCXはもちろん、事業やサービスづくりに関わるすべての人に、ぜひ手にとっていただきたい一冊です。ご期待ください。

▼本文一部公開中
▼目次
序章 選ばれるUXには、日々を更新する仕組みが埋め込まれている

Part1 行動の背後にある力を捉える
1 行動は環境で変わる― 人の内面ではなく、行動が変わる「地形」を見る
2 行動の背後にある力―Gojekがつくった仕組みのレイヤーとは
3 見えない力を読み解く―行動経済学・権力論・デザイン思考というレンズ
4 設計は中立ではない―設計は、支援にも支配にもなりうる

Part2 見えない仕組みを設計する
5 思想が仕組みを動かす―選ばれるUXの根底にある「重力」
6 仕組みの質を高める―よく機能する仕組みと、動かない仕組みのちがい
7 仕組みが社会に根づくまで―美団(Meituan)のアプローチ

Part3 仕組みを作る設計者の視点・プロセス
8 設計者が持つべき12の視点―仕組みが動くかを確かめるために
9 「見えない仕組み」をつくる10のステップ―選ばれる体験を、小さく試しながら形にする

Part4 仕組みとともに、どこへ向かうのか
10 環境は変化し、設計は歪みうる―完成品ではなく、変化に学ぶ仕組みとして考える
11 おわりに―デザイン対象はこれからも広がっていく

これからのUXデザイン(『アフターデジタル』シリーズ著者・藤井保文)

▼著者略歴
[著者]
株式会社ビービット 平井剛直
慶應義塾大学大学院社会学研究科修了。2002年にビービット入社。
ユーザ起点の体験デザインを軸に、幅広い業界で新規サービス開発、既存サービスの再構築、UX/CX組織づくり、人材育成を支援。
事業企画からクリエイティブ開発、実装・運用を見据えた仕組みづくりまで、ビジネス、デザイン、テクノロジーを横断した顧客体験変革に取り組む。
株式会社ビービット 廣橋沙紀
京都大学文学部行動・環境文化学系心理学専修卒業。2015年にビービット入社。
生活者の行動を丁寧に捉えるリサーチを起点に、サービスや業務の設計・改善を支援。
日々の暮らしに根ざした体験づくりを得意とし、調査設計から分析、コンセプト立案、体験設計、実行支援までを一貫して担う。




[本書に寄せて]
株式会社ビービット 取締役 COO 藤井保文
東京大学大学院修了。国内外のUX 思想を探究し、実践者として企業・政府へのアドバイザリーに取り組む。
著作『アフターデジタル』シリーズ(日経BP)は累計22万部を発行。
ニュースレター「After Digital Inspiration Letter」では、UX やビジネス、マーケティング、カルチャーの最新情報を発信中。




▼書誌情報
タイトル:選ばれるUX ――「日常に溶け込む」体験のつくり方
著者:平井剛直、廣橋沙紀
発売日:2026年9月19日(土)
出版社:英治出版
定価:3,080円(10%税込)
ISBN:978-486276-391-4
Amazon:
※Amazonランキング「経営戦略」「ネットビジネス」「e-コマース」カテゴリで1位獲得(2026年9月10日時点)
▼会社概要
社名:英治出版株式会社
本社所在地:東京都渋谷区恵比寿南1-9-12 ピトレスクビル4F
代表取締役:高野達成
設立:1999年6月
HP:
▼著者への取材・本件に関するお問い合わせ先
英治出版株式会社
Tel:03-5773-0193
Mail:editor@eijipress.co.jp
(担当:安村侑希子)

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