のみで提供され、世界各国の設計事務所で個人のデザイナーや小規模チームに支持されてきました。今回のTrace for Businessでは、デジタルドローイング、マークアップ、デザイン検討の機能を組織全体のチームへ展開し、デザイナー自身が設計思想に基づいて開発したクリエイティブ技術で設計ワークフローを強化できます。なお、App Storeでのサブスクリプションは、既存ユーザーおよび同モデルを希望する新規ユーザー向けに引き続き提供します。
Trace for Businessは、企業向けの新たな導入形態を提供します。Vectorworksカスタマーポータルを通じて、ライセンスの一元管理、そして全社展開を可能にするサブスクリプションを購入できるようになります。その一方で、デザイナーが頼りにしている、高速で直感的なスケッチ体験は損なわれません。既存のTrace法人(B2B)契約者は、現在のライセンスとTraceのアップデートを引き続きご利用いただけます。
Vectorworks Principal Software Engineer でありMorpholio 共同創設者のMark Collinsは「Traceは、描くことの喜びと即応性を守るために生まれました。Trace for Businessでは、その本質を損なわずに企業全体へ広げることができます。業務管理ツールが、デザインツールの妨げになってはいけません。Trace for Businessは、IT部門に必要な管理機能と、デザイナーが慣れ親しんだスケッチ体験を同時に実現します」と述べています。
また、Trace for Businessでは、Vectorworksのシングルサインオン(SSO)も導入されており、ライセンスを割り当てられたユーザーは、所属組織の既存のVectorworksアカウントを使用してTraceにアクセスできるようになります。既存のTraceユーザーは、プロジェクト、ステンシル、カスタムカラーパレットを新しいVectorworksアカウントに移行できるため、これまでの作業内容を失うことなくチームでの移行を進めることができます。
現場の運用を妨げない全社管理
Trace for Businessは、モバイルデバイス管理(MDM)に対応しており、既存のIT環境にシームレスに統合できるよう設計されています。企業は、ストレージ、エクスポート、AI機能などのアプリケーション設定に関する制御を含め、自社のIT環境に合わせてアクセスを管理、設定することができます。
「Trace Ultra」の提供予定について
Trace for Businessでは、VectorベースのBIM・CAD連携アプリとしてTraceの役割を拡張する新しい機能グレード「Trace Ultra」の初期機能も提供します。Trace for Business サブスクリプションをご利用のお客様は、Ultraの機能を先行して利用可能になり、まずはプロジェクトあたりの最大レイヤー数が25から50に増加します。