ヴァレンティノ、2026-27年秋冬「インテルフェレンツェ」広告キャンペーンを発表──古代と機械が交錯するローマを舞台に

2026.09.08 18:00
メゾン ヴァレンティノ(Maison Valentino)は、クリエイティブ ディレクターのアレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)による2026-27年秋冬コレクション「インテルフェレンツェ(INTERFERENZE)」の広告キャンペーンを発表しました。
Courtesy of Valentino
舞台となったのは、ローマのモンテマルティーニ美術館。20世紀初頭にローマ初の公営発電所として建設され、1997年にカピトリーノ美術館の分館として生まれ変わった場所です。現在は古代彫刻と巨大なタービンやボイラーなどの産業遺産が同じ空間に存在し、その特異な構成が今回のキャンペーンの創造原理となっています。



古代と機械、その“干渉”から生まれる物語
キャンペーンが描くのは、神々の時代と機械の時代、神話と進歩、記憶と創造といった、異なる時間や価値観が交錯する世界。女神フォルトゥナやミューズのポリヒムニア、女王クレオパトラといった古代彫刻が、巨大なディーゼルエンジンや発電機、フライホイール、天井クレーンと共存するモンテマルティーニ美術館では、大理石と鋳鉄、人体の美と機械の力強さが互いの見え方を変えていきます。
Courtesy of Valentino
フォトグラファー兼ディレクターを務めたのは、グレン・ルックフォード(Glen Luchford)。鋭い光によって身体や衣服、大理石の彫像、巨大な鉄の構造体を浮かび上がらせ、映画的なビジュアルへと落とし込んでいます。そこにあるのは、異なる要素を並べることで生まれる「干渉」。それぞれが衝突し、響き合うことで、個々の存在だけでは生まれなかった新たな意味を立ち上げていきます。
Courtesy of Valentino
キャンペーンビジュアルとフィルムには、ランウェイでも存在感を放ったロックスタッズ スパイクバッグや新作のロックスタッズ パンプス、アーカイブから着想した大振りのジュエリー、ユニセックススニーカー「スタッドアップ」などが登場。音楽にはアラム・ハチャトゥリアン作曲の《仮面舞踏会》のワルツを採用しています。

古代と現代、彫刻と身体、大理石と機械、記憶と創造。アレッサンドロ・ミケーレは、それらの間に生じる「Interferenze=干渉」を通して、異なるものが出会うことで生まれる新たな美と意味を描き出します。




https://youtu.be/PxZOYHVWkCo


CAMPAIGN CREDITS
クリエイティブ ディレクター:アレッサンドロ・ミケーレ
アートディレクター:エズラ・ペトロニオ、ラナ・ペトルシェヴィチ
フォトグラファー&ディレクター:グレン・ルックフォード
スタイリスト:スザンヌ・コラー
ヘア:エスター・ランガム
メイクアップアーティスト:ダニエル・サルストローム
マニキュア:サラ・シーフォ

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