小津夜景と堀江敏幸の2冊で エッセイの醍醐味を知る 石井千湖のブックレビュー「本のみずうみ」vol.18

2026.07.29 18:00
小津夜景は漢詩を、堀江敏幸はジョルジュ・ペロスを見つめ、その静かな眼差しは言葉となり、エッセイとして結実した。読みやすさからエッセイを手に取る人も多いだろうが、この二冊の魅力はそれだけではない。湖のように深く穏やかな余韻が、私たちの心に残るBY CHIKO ISHII 生活と詩、今と昔、日本と中国とフランスが思いがけないかたちで結びつく。こんな文章は、AIには書けないだろう。『漢詩の手帖 書庫に水…

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