「五能線」日本海の波しぶきが迫るローカル線の記憶 SLの引く「貨客混合」時代からリゾート列車まで

2026.07.25 06:30
「好きなローカル線は?」と聞かれれば、筆者はまず「五能線」の名を挙げる。五能線は、奥羽本線の川部駅(青森県)から津軽平野を経て日本海沿いに東能代(秋田県)に至る、1936年に開通した147.2kmのローカル線である。

数多い日本の鉄道路線にあって、この線ほど旅情溢れる線はないと思っている。1971年に筆者が蒸気機関車を撮影すべく初めて訪れたとき、川部駅で夜行列車から乗り継いだ列車は大正生まれの蒸…

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