本展は、長年にわたりギルバート&ジョージの作品を国際的に紹介してきたギャラリー、タデウス・ロパックと、ホワイト・キューブの全面的な協力のもと、半世紀以上にわたり「Art for All(すべての人にアートを)」を掲げ、社会の諸相を鮮烈なイメージで描き出してきた二人の作品世界を紹介します。2025年秋から2026年初頭にかけてロンドンのヘイワード・ギャラリーで開催された大規模個展『ギルバート&ジョージ:21世紀ピクチャーズ』の出品作も来日し、巨大な写真作品をはじめとする圧巻のラインナップが京都・東京に上陸します。
■展覧会概要
本展覧会は、英国ロンドンを拠点に「Art for All(すべての人にアートを)」を追求するギルバート&ジョージの活動を紹介します。自らを「生きる彫刻」と称し、全身に多彩色メタリックの顔料を塗りテーブル上でミュージック・ホールの定番曲を歌って踊る傑作《歌う彫刻》(1969年)の映像から、宗教やセクシャリティ、都市生活などをテーマにした近年の巨大な写真シリーズ「ピクチャーズ」までを一挙に展観します。
さらに1970年代の来日時の活動を示す貴重な写真や映像も展示予定です。日本では30年ぶりとなる待望の大規模個展であり、彼らが出会った1967年から60年を迎える2027年の記念すべき節目に、そのユニークで真摯、されど挑発的なアートの全貌に迫ります。