東京都・小笠原諸島―境界が溶ける島、今を生きる旅

2026.01.14 09:50
変容への航海 薄曇りの肌寒い秋の朝、東京竹芝桟橋から乗船した小笠原諸島父島行きの「おがさわら丸」は人で賑わっていた。これまで乗ってきたフェリーとは、どこか雰囲気が違う。それもそのはずだ。この船は東京・竹芝を出港し24時間かけて父島へ行き、3泊4日停泊した後、24時間かけて東京・竹芝へ戻る。つまりは全ての人が往復するには最低5泊6日かかるのだ。しかも小笠原諸島へは他に交通手段はなく、この船でしか行け…

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