【2023最新】レクサスのSUVのスペックを紹介! 価格や選択の基準は?

2023.04.27 13:00
この記事をまとめると
■レクサスの現行SUVを紹介
■ラグジュアリーSUVとして人気を誇る
■選び方や中古車相場についても解説
レクサスにラインアップされている4つのSUVを紹介
  いまやレクサスの稼ぎ頭となったのがSUVシリーズ。スタイリッシュなフォルムに身を包むラグジュアリーSUVとして大きな人気を誇ります。
  今回はレクサスにラインアップされている4つのSUVについて詳しく紹介していきます。
レクサスのSUVの種類は?
  現在、レクサスにラインナップされているSUVは4車種。フラッグシップモデルとなるLXを筆頭に、RX、NX、UXが販売されています。
  いずれのモデルもレクサスの特徴となるスピンドルグリルを用いた「レクサスドライビングシグネチャー」と呼ぶ独自のプロポーションを備え、高級感と機能性を両立。
  また近年、レクサスの電動化ビジョン「レクサス・エレクトリファイド」を受けて、ハイブリッドだけでなくプラグインハイブリッドやBEVなどを設定するモデルが発表されていることも特徴といえるでしょう。
モデルチェンジについて
  エントリーモデルのUX以外は、ここ数年にモデルチェンジされたため当分、フルモデルチェンジされることはありません。
  2018年に登場したUXについても2022年にマイナーチェンジが行われたものの、フルモデルチェンジされるとの情報はなし。一部改良などは施されるでしょうが、当分の間、現行モデルが販売されていくことでしょう。
レクサスLXの特徴は?
コンセプトや製作の背景について
  レクサスSUVシリーズのフラッグシップを務めるLX。ランドクルーザー(以下、ランクル)をベースに仕立てられるLXは、海外市場では1996年にランクル80系をベースにした初代が販売されました。国内のレクサス店では先代モデルが2015年から販売を開始しました。
  現行モデルは2022年にデビュー。ランクル300系をベースに開発された現行LXですが、フロントマスクはレクサス顔(スピンドルグリル)に改められ、ショーファー仕様の4人乗り「エグゼクティブ」が用意されています。
特徴
  パワーユニットやプラットフォームはランクルと同様のLXにですが、パワーユニットは3.4リッターV6ガソリンターボのみを用意。ランクルに設定された3.3リッターディーゼルターボは搭載されていません。
  また、多くのレクサス車にラインアップされているハイブリッド仕様が現状、用意されていないことも特徴といえるでしょう。
  先程お伝えしたショーファー仕様「エグゼクティブ」は2座となったリヤシートそれぞれに、11.6インチタッチディスプレイやマッサージ機能付きリラクゼーションシートを装備。レクサスのみならず国産SUVにおいて、もっともVIP仕様のSUVに仕立てられました。
  またオフロード向け仕様「オフロード」もラインアップ。悪路走破性を高めるリヤデフロック機構などが装備されるほか、フロントグリルも他のグレードと差別化されています。
スペック
  LXのスペックは以下の通り。ボディサイズは国産車らしくないですが、海外市場で大きな人気を博しているのがゆとりあるサイズを採用した大きな理由です。
レクサスRXの特徴は?
コンセプトや製作の背景について
  レクサス初のSUVとして1989年に登場したRX。2022年にフルモデルチェンジで5代目となる現行モデルが登場しました。ラグジュアリー・クロスオーバーSUVというジャンルを構築したのは1998年にデビューした初代がパイオニアとなります。
  現行モデルはレクサスの新たなフロントアイディンティティ「スピンドルボディ」を採用したフロントマスクは迫力満点。現行モデル同様に低重心でスタイリッシュなエクステリアは非常に魅力を感じます。
  5代目はレクサスの電動化ビジョン「レクサス・エレクトリファイド」を受け、ハイブリッド仕様とともにPHEVも設定。ガソリンモデルは2.4リッター直4直噴エンジンが搭載されています。
特徴
  5代目のボディサイズは全長4890mm、全幅1920mm、全高1695mmと現行モデルと比べて全長は同様。全幅を25mm拡大、全高を10mm低くしたことによりロー&ワイドがさらに強調されました。
  また高度運転支援システム「レクサスチームメイト」や世界トップレベルの先進安全技術を搭載するなど、安全性能も大幅に向上しています。
  またパワートレインは4種類をラインアップ。「RX450h+」には2.4リッター直4ターボ、「RX350h」には2.5リッター直4エンジンベースのプラグインハイブリッド、「RX350」には2.5リッター直4+モーターのハイブリッド、「RX500h」には2.4リッター直4ターボ+モーターのハイブリッドがそれぞれ搭載されます。
  なかでも注目したいのが「RX450h+」に搭載されるプラグインハイブリッドユニット。直4エンジンに高出力リチウムイオンバッテリーと前後モーターを組み合わせ、EV走行可能距離はクラストップレベルを実現しました。
スペック
  LXほどではないですが、堂々たるボディサイズを誇るRX。多彩なパワーユニットを用意することも特徴です。
コンパクトなボディサイズでもレクサスの魅力を体感できる
レクサスNXの特徴は?
コンセプトや製作の背景について
  国内外に数多くのライバルが存在するDセグメントSUV市場にレクサスが投入したNX。2代目となる現行型が登場したのは2021年で初代のイメージを踏襲したエクステリアデザインを採用したものの、中身は大幅にアップデートされています。
  プラットフォームはハリアーなどと同じトヨタの新世代技術基盤「TNGA」のGA-Kですが、ボディの強化などNX向けに改良が加えられました。
特徴
  初代と大きく異なるのがレクサス初となるPHEVを設定したこと。RAV4 PHEVと共通のシステムを備えたNX PHEVは総電気量18.1kWhのリチウムイオン電池を搭載。グレードにより異なりますが、EV航続距離は90kmを超えています。
  PHEV以外のハイブリッド車も初代からアップデート。2.5リッターエンジン+モーターに変更はありませんが、システムがレクサスの最新ユニット「ダイナミックフォース」シリーズに換装されました。
  また運転席に座ると目を引くのがセンターコンソールに配置された14インチ大画面(エントリーグレードは9.8インチ)ディスプレイオーディオ。インテリアのクオリティは当たり前かもしれませんが、レクサス車のそれ。オーナーを満足させる高品質な作り込みが施されています。
スペック
  レクサスSUVのなかでも人気を誇るNXは大きすぎないボディと多彩なパワーユニットをラインアップ。NX350に搭載される2.4リッター直4ターボエンジンはとくにパワフルです。
レクサスUXの特徴は?
コンセプトや製作の背景について
  2018年、レクサスSUVのエントリーモデルとして市場に投入されたUX。2022年にCTが生産終了となったことによりレクサスで購入できるもっともリーズナブルなモデルとなりました。
  UXはプリウスなどと共通の「TNGA」GA-Cプラットフォームを用いていますが、レクサスの高品質基準に合わせチューニングが施されています。
特徴
  UXのパワーユニットは2リッターガソリンエンジン車とともにハイブリッド車、またBEVが用意されています。
  同車のハイブリッドユニットは2リッター直4エンジンにモーターを組み合わせたもの。システムトータル出力は255馬力と動力性能を誇り、加速やパワーにゆとりあり。また22.8km/L(WLTCモード)の燃費性能も備えました。
  またBEVのUX300eは一部改良により航続距離が大幅に伸び、512kmの走行が可能となりました。
  UXは2022年7月にマイナーチェンジを実施。先進安全装備「Lexus Safety System +」の機能拡充などとともに、ボディの剛性を高める改良や足回りのセッティングまで見直されています。
  レクサスのエントリーモデルとはいえ質感の高いインテリアを備えているのが特徴。ただ、ボディが他のレクサスSUVより小さいこともあり、後席はやや狭いのが残念なポイントといえるでしょう。
スペック
  レクサス車のエントリーモデルとなるUXは、他のモデルと比べると400万円台から購入可能。国内で使いやすいボディサイズを有していることも特徴といえます。
レクサス SUVはどんな人におすすめ?
プレミアムSUVを求める人
  国産メーカーから数多くのSUVが販売されていますが、レクサスSUVに匹敵するプレミアムモデルは皆無。ただのSUVではなくプレミアムSUVを求める人はレクサスSUVが最適です。
  ライバルは輸入車となりますが、レクサス車は故障車が少ないことも特徴。プレミアムかつ安心して乗ることができることは大きなメリットといえるでしょう。
スタイリッシュなクルマに乗りたい人
  近年、とくにスタイリッシュなことで人気のレクサス車。当然、SUVもセダンやクーペに劣らずスタイリッシュなフォルムを備えています。
  レクサスSUVはスピンドルグリルを用いた「レクサスドライビングシグネチャー」と呼ぶ独自のプロポーションを備え、高級感と機能性を両立。SUVとしての機能性だけでなく、デザインで選びたくなる魅力を有しています。
充実したオーナーサービスが欲しい人
  レクサス車を選ぶ方のなかには、購入後のサービスが充実していることが決め手となるケースも少なくないようです。
  トラブル対応からレストランの予約までボタンひとつでオペレーターが24時間365日対応してくれるなど、きめ細かいサービスはオーナーにとって大きな魅力。豊かな自動車ライフをサポートしてくれるサービスはレクサスSUVを選ぶ大きな理由となります。
レクサスのSUVの選び方は?
  レクサスがラインアップするSUVの4モデルをどのように選択すればいいかを迷う方は少ないかと思いますが、編集部が考える選び方を紹介しましょう。
とにかくレクサスオーナーになりたいならUX
  先程も記述しましたが、SUVシリーズだけでなくレクサス車全体のエントリーモデルとなるのがUX。レクサス車のなかではもっともリーズナブル(といっても400万円以上するわけですが……)です。
  とはいえ他のレクサス車同様に質感は高いうえに、購入後のサービスも受けることが可能。購入後の満足感はお値段以上であることは間違いありません。
実用性と使いやすいサイズを両立したいならNX
  海外市場での販売を重視しているレクサスSUV。LXはもちろん、RXにおいても国内で使うにはやや持て余すボディサイズを有しています。
  その点、UXは使いやすいサイズなのですが、室内空間やラゲッジルームがやや狭いと感じる人も少なくないはず。使い勝手の良いボディサイズでありながら、SUVに求めたいユーティリティ性能を重視したいならNXがおすすめ。
  また、パワーユニットやグレードの選択肢が多いこともおすすめしたい理由です。
とことん悪路走破性を重視するならLX
  価格は気にせずオフロードの走破性を重視するならLX一択です。とくにオンロードはもちろんオフロードでの走破性や快適性が国産車随一。購入して後悔することはないでしょう。
レクサス SUVの中古価格相場は?
  いまだに注文停止が続くLXなど、レクサスSUVは手に入れにくい状態が続いています。そこでいち早く手に入れたい方のために現行モデルの中古相場を調べました。とにかくレクサスSUVを早く欲しい、という方は参照してください。
まとめ
  LSやISなどのセダンシリーズとともに、レクサスの基幹モデルとなるSUVラインアップ。4車種それぞれに異なる魅力を備えています。
  レクサスが国内で販売をはじめた当時、うまくブランド展開ができなかったなか、現在のようにラグジュアリーブランドとして浸透したのはSUVシリーズのおかげと言っても過言ではないでしょう。
  今後、さらなるモデルが追加されるのか、また現行モデルがどのように発展していくかが楽しみです。

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