日本酒「久保田」と楽しむ、島根県のご当地グルメ4選

2023.04.05 11:50
毎回1つの都道府県にスポットを当て、久保田ファンと朝日酒造社員が一緒にご当地グルメと久保田を味わいながら、その地域やグルメにまつわるトークを楽しむオンライン飲み会「久保田ご当地グルメ部」。今回は、島根県をテーマに開催しました。ファンや社員おすすめの、久保田と楽しめる島根県のご当地グルメをご紹介します。
久保田ご当地グルメ部とは
「久保田ご当地グルメ部」とは、毎回1つの都道府県にスポットを当て、久保田ファンと朝日酒造社員が一緒にご当地グルメと久保田を味わいながら、その地域やグルメにまつわるトークを楽しむオンライン飲み会です。
ご当地グルメには、全国的に有名なものから本当に地元の人しか知らないものまで、様々なグルメがあります。そんな知られざるグルメと日本酒・久保田を、地元の方はどんな風に楽しんでいるのでしょうか。

今回は、日本酒発祥の地と言われ、出雲大社をはじめとした神社仏閣・遺跡が多い島根県をテーマに開催しました。ファンの方おすすめのご当地グルメとともに、美味しく楽しめる久保田もご紹介していきます。
のどぐろジェノベーゼ×久保田
「のどぐろ」というと石川県や新潟県などを思い浮かべる人も多いかと思いますが、実は島根県沖は全国有数ののどぐろの漁場として知られています。

のどぐろの正式名称は「アカムツ」。口の中が黒いためのどぐろと呼ばれるようになりましたが、この呼び名が島根県浜田市が発祥とも言われています。浜田市ではのどぐろを市の魚にも選定しており、「どんちっちノドグロ」とブランド化もしています。

のどぐろの食べ方といえば、お刺身や塩焼き、煮付けなどが定番ですが、今回ファンの方からご紹介いただいたのは、のどぐろを使ったピザの「のどぐろジェノベーゼ」です。
のどぐろジェノベーゼの実食
「島根県に旅行で行った時にのどぐろジェノベーゼを食べて、地元の日本酒と合わせたら美味しかったので、久保田も絶対合うと思って。ピザと日本酒って普段はやらない組み合わせですが、実際にやってみるとしっくりくる、意外にいけると気付いたんです」とご応募いただいたファンの方。脂ののったうま味たっぷりののどぐろにモッツァレラ、トマトをジェノベーゼソースが絶妙にまとめています。

実際に「久保田 純米大吟醸」と合わせてみると、「のどぐろがのっているので、魚のうま味もありますし、ちょっとこってりしているので、純米大吟醸の甘く華やかなきれいな感じがすっと入ってきて、非常にいいですね」と、予想通りの相性の良さに嬉しそうです。「ワインも相性いいと思いますが、辛口な日本酒よりもフルーティーな日本酒と相性がいいと思います。純米大吟醸は口当たり甘いですけど、すっとキレを持っているので合う。寄り添う感じで、余韻で包み込んでくれてすっと綺麗に消えていく。くどくないです」と話し、魚介のピザと日本酒はぜひ一度試してみて欲しい組み合わせです。
寒シマメ×久保田
続いてファンの方からおすすめいただいたのが「寒シマメ」。シマメとはスルメイカのことで、隠岐諸島の島根県隠岐郡海土町(あまちょう)での呼び方です。シマメの中でも、特に冬に獲れたものを「寒シマメ」や「寒のシマメ」と呼んでいます。冬はシマメが一番美味しい季節で、身は肉厚で脂が乗り、肝もうま味が濃くなります。

寒シマメの食べ方として定番なのが、肝と醤油で寒シマメを漬け込んだ「寒シマメ肝醤油漬け」です。そのままでおつまみとして、ご飯の上に載せてどんぶりにしても美味しく楽しめます。
寒シマメの実食
お取り寄せした寒シマメ肝醤油漬けは、見るからにお酒に合いそうな見た目をしています。いかの塩辛など塩気の強い珍味のような味わいを想像しましたが、食べてみるととても上品な味付け。コリコリと食感のよいスルメイカの身に、独特の深いうま味を感じる濃厚な味わいの肝醤油がよく絡み、一口食べただけで日本酒が飲みたくなる味です。

この寒シマメに合うとおすすめいただいたのは「久保田 千寿」。「スルメイカなので噛んでいくうちに甘さも増し、キレと爽やかさがある日本酒が合う」とファンの方も話します。千寿の米本来のうま味とほのかな甘味がちょうどよく寄り添い、千寿のキレが寒シマメのコクのある味わいをきれいにまとめてくれました。

そのままでも美味しく楽しめましたが、おすすめは寒シマメ漬け丼。卵黄の甘味とコクが加わることで、よりまったりと深みのある濃厚な味わいに。千寿を合わせると、寒シマメ漬け丼の味わいに呼応するように、千寿の甘味がより強く感じられ、互いの甘味やうま味をより強く豊かに感じられます。それぞれの味わいを最大限に引き出すことで、意外にも重量感のあるハーモニーを楽しめました。
焼き鯖×久保田
続いてご紹介するのは、島根県雲南市の郷土料理である、鯖を一匹丸ごと姿焼きにした「焼き鯖」です。雲南市は山間部に位置しており、海から離れた地域だからこそのご当地グルメです。

まだ交通が発達しておらず冷蔵方法もなかった時代、島根県沖で獲れた魚を生の状態で山間部に届けるのは難しく、雲南市が限界だったそう。そこで、さらに奥の山間部に届けるために、鯖を串に刺して焼いたのが、焼き鯖の始まりです。一匹丸ごと焼き上げた焼き鯖は、シンプルながらも豪快な味わい。今でこそ、山間部に生の魚を届けることもできますが、雲南市では今でも魚の保存食として親しまれており、焼き鯖の身を使った「焼き鯖バラ寿司」もご当地の伝統食となっています。
焼き鯖の実食
お取り寄せで届いた焼き鯖を見てびっくり!とにかく鯖が大きく、インパクトがすごいです。ファンの方は身をほぐしてご用意されていましたが、朝日酒造社員は串刺しになった焼き鯖をそのままがぶり。脂が乗っていてうま味が溢れ、食べ応えがあります。

焼き鯖には、「飲むほど味がよくなる」とファンの方も話す「久保田 千寿」。千寿を合わせると、焼き鯖の塩気があるので千寿の甘味を感じるようになります。焼き鯖の脂と千寿の甘味、焼き鯖の塩味と千寿の辛味がそれぞれマッチして、どちらもぐいぐい進んでしまう組み合わせです。巨大な焼き鯖でしたが、朝日酒造社員は一人でペロリと完食でした。
島根県には、鯖しゃぶという漁師独特の食べ方もあるそうで、島根県ならではの鯖料理を楽しめそうです。
大田の大あなご×久保田
実は、島根県のアナゴの漁獲量が全国トップクラスというのはご存じでしょうか?2019年からは3年連続で漁獲量日本一になっています。島根県の中でも、特に水揚げが多く県内の半分近くを占めるのが大田市です。その大田市で獲れるのが「大田の大あなご」です。

6~8月はアナゴかご漁、9~5月は底びき網漁を行っており、大田市は一年中アナゴが獲れる漁場です。ここで獲れるアナゴは、50cmを超える大きなもので、脂ののりが良く、身が引き締まっています。
大田の大あなごの実食
お取り寄せしたのは、大田の大あなごの一夜干し。焼き鯖に続いて、大田の大あなごもとにかくサイズが大きく、40cmはあるだろうかという身の長さです!素焼きにして一口食べてみると、ぷりぷりと締まった肉厚の身にはしっかりと脂が乗っていて、噛むたびに甘味やうま味がジューシーに溢れ出てきます。

「大あなごにはわさびをつけて、『久保田 百寿』で」というファンの方のおすすめの通り、百寿を合わせてみると、大あなごのどっしりとした芯のある強い味わいに、百寿の力強い味わいが拮抗し、見事に調和しています。試しに「久保田 千寿」や「久保田 千寿 純米吟醸」とも合わせてみましたが、千寿だと酒の甘味やうま味を強く感じられてしまい、千寿 純米吟醸では酒の繊細さが大あなごの味わいに負けてしまい、百寿がベストであるという再確認をしました。
久保田ご当地グルメ部 今後の開催予定
「久保田ご当地グルメ部」は今後も開催していきますので、縁のある県や大好きな県の回への皆様のご参加、お待ちしております!

■「久保田ご当地グルメ部」 開催概要
対象:「KUBOTA MAIL NEWS」メルマガ会員
会場:オンライン(Zoom)
参加費:無料
お申し込み:「KUBOTA MAIL NEWS」に既にご登録の方は、メルマガに記載の応募フォームからアンケートに答えてお申し込みください。
「KUBOTA MAIL NEWS」にまだご登録されていない方は、下記URLからご登録ください。
https://www.asahi-shuzo.co.jp/kubota/mailnews/
定員:各回4名様(最小催行人数1名様)
次回開催予定:
「石川県」 2023年4月24日(月)20:00~21:00(応募開始 2023年4月6日予定)
「宮城県」 2023年4月25日(火)20:00~21:00(応募開始 2023年4月6日予定)

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