発達障害を持つ方々への社会性向上のための療育をやりたい

2023.03.18 04:00
発達障害や発達凸凹を持つ子ども達は、その特性や認知のくせなどにより、友達と上手く関わることや集団の中で空気を読んで行動することが難しいことが分かっています。そんな子ども〜成人に対して、ソーシャルスキルトレーニングや感情コントロールトレーニングができる場所を提供したいです。はじめに・ご挨拶
はじめまして!芦屋市で発達凸凹や障害を持つ子ども達と青年期の方々を支援する教室『tomoni教室』を立ち上げました、作業療法士の丸田と申します。

このプロジェクトで実現したいこと
特に発達凸凹や発達障害を持つ子ども達や青年期の方々の中には、ソーシャルスキルや感情コントロールの問題により、学校など集団の中で上手く振る舞えず、しんどい思いをしている子もいます。空気が読めない、自分勝手な行動をしていると誤解され、支援者や教師から必要以上に叱責を受けたり何度も不適切な指導(障害特性を理解していない指導を指します)を受け続け、自尊心や自己有能感が持てず、すぐに諦めてしまったり不登校になってしまう人もいます。早い子では、小学校の低学年から不登校になる子もいるのです。そういった子ども達〜青年期の方々に個別〜小集団でのソーシャルスキルトレーニングや感情コントロール指導等を実施し、スモールステップで社会的環境(他者)とその子なりに関われるようになるための支援をしていきたいです。

プロジェクトをやろうと思った理由
阪神間だけではないと思いますが、発達凸凹や発達障害を持つ子ども達〜青年期の方々が抱える、集団への適応が難しい、友達とのトラブルが多い、学校に行けない等の問題に対する直接的支援を行なっている場所が少なく、支援が必要な人々に支援が行き渡っていないと強く感じています。理由としては、①発達障害児者へのソーシャルスキルトレーニングや感情コントロール指導に関しては、提供施設がほとんどないこと、②神戸市では感覚統合療法は小学校3年生までで終了など、リハビリテーションや療育を受けるのに施設独自の年齢制限が設けられ、自動的に終了扱いとされる施設が多いこと、③発達凸凹など軽度の発達障害と言われる子ども達や青年期の人々を受け入れている病院や施設がほとんどないことが挙げられます。作業療法士になって28年目になりますが、特に発達障害の子ども達との関わりや小学校、支援学校への訪問支援の活動を17年程続けてきた中で、ずっとこのような問題をなんとかできないかと考えてきました。そしてこの度、神戸市灘区〜東灘区〜芦屋市を主なターゲットとし、発達凸凹や発達障害を持つ子ども達〜青年期の方々へのソーシャルスキルや感情コントロールを向上させる支援を行うための教室を立ち上げることにしました。

これまでの活動
①自費療育として、発達凸凹や発達障害を持つ子ども達〜青年期の方々へのグループ/個別でのソーシャルスキルトレーニングの実施 平成25年〜現在
②自費療育として、小学校高学年以上の発達凸凹や発達障害を持つ子ども達〜青年期の方々への感情コントロール指導の実施 平成25年〜現在
③教育委員会からの委託による、小学校や特別支援学校への相談支援(児童生徒の評価を観察で行い、具体的な支援の手立てについて教師へ助言指導を行う)の実施 平成17年〜現在



資金の使い道
①ソーシャルスキルトレーニングや感情コントロール指導の際に使用するワークブックや参考資料の購入、およびゲームのための道具(トランプやカードゲーム各種)の購入
②多動の子ども達が落ち着くために使用する、室内用の感覚統合グッズ(トランポリンや重い毛布等)の購入
③tomoni教室の運営資金

リターンについて
tomoni教室の見学や、おもちゃやゲームの体験、丸田がこれまでの作業療法士としての経験を基に子ども達の行動理解や具体的な支援の手立てについて助言・提案を行うことなどを行います。

実施スケジュール
令和4年11月 物件オーナーさんに事業内容を説明し、賃貸契約の許可を頂き契約。
令和4年12月〜療育支援教室の事業開始。
令和5年3月〜クラウドファンディング開始。
令和5年4月、クラウドファンディング終了。
令和5年5月以降、リターン実施。

最後に
制度を利用してリハビリテーションや療育を受けたくても、診断名がつかない、利用に関して年齢制限がある、利用児者が望む療育内容を提供している施設や事業所がないなどの理由で、今必要な支援を受けることができず、学校や職場でしんどい思いをしていたり、不登校や引きこもりになってしまっている当事者がたくさんいます。また、学校や放課後等デイサービスなど、その子を支援する人もどう支援していけば良いか悩んでいるのに相談する場所がなく、その子に合った支援の手立てを提供できていないと困り感を抱えている支援者も多くいます。
当事者と家族が住まう地域で、
①その子その人らしく生きること、
②その子その人なりのやり方で、それなりに上手く生きていくこと、
③やりたい仕事ではなくても、やりがいや意義、目的を持てる仕事に出会うこと
ができるよう、これまでの作業療法士としての経験を活かしながら、まずは当事者と家族が望む療育支援を受けられる場所、支援者がいつでも相談できる場所になりたいと思っています!
どうか、ご協力をよろしくお願い申し上げます!!
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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