2015年、「MADE in JAPAN」にこだわり作り始めたオリジナル革小物ブランド”STATUSY"(ステータシー)。2022年10月25日に終了した日本最少サイズを目指す長財布『il modo(イルモード)』のCAMPFIREでのクラウドファンディングは2,897人の支援により43,861,363円の資金を集め、クラウドファンディング総額2億円の売上を達成しました。自身で手作りした革キーホルダーを妻へプレゼントしたことが、サラリーマンの安定した世界を飛び出しブランドを創立するキッカケに。今後も「MADE in JAPAN」の日本製革製品を世界へ届けます。
サラリーマンから「STATUSY」ブランド創立まで
20代の頃に購入した「ヌメ革のキーケース」をきっかけに革製品の香りと質感に魅了されて以来ずっと日本製の革製品の虜になっていた株式会社ステータシー代表の田中。
2013年に田中は、妻へ手作りのキーケースをプレゼントしたことが契機になって「STATUSY」ブランドを創立。副業としてMakuakeで90万円を売り上げ、その後オリジナル長財布「FRAGMAN」で目標を大きく上回る1000万円の売り上げを達成しました。
本業を上回る収入と多忙さにより、田中は18年続けたサラリーマンを辞めることを決意しました。
マイホームと子供2人。順調満帆に思える生活が変わることに不安を感じる家族でしたが、最終的に田中の意志を理解し、支えてくれたのでした。
2021年に法人化。「il modo(イルモード)」のローンチで次々とクラウドファンディング支援額の最高記録を更新し、現在は総額2億円、支援者数は1万人を超えました。
引き続き「MADE in JAPANの革製品を広める」というミッションを掲げ、今後はサステナブルな新素材の提案や世界をターゲットにした商品開発に挑戦していきます。
il modo(イルモード)について
「il modo(イルモード)」とはイタリア語で「道」を意味します。
私の場合、新しいプロダクトが生まれる時は、ゼロから完成まで平坦な道のりではありません。
到着間近と思ったとたん振り出しに戻ったり、最初に目指していた目的地と変わることも良くあります。
そして、何か月も直接結果につながらない「一見無駄な日々」を過ごします。
しかし、最終的に理想とする形が出来た時、この数か月の「一見無駄な日々」はすべて繋がり一本の「道」へと変わっています。
「長財布史上、最小」。il modo ZIP(イルモードジップ)について
「長財布の最小サイズを目指しながらも、大容量と使いやすさを追求した日本製長財布」をコンセプトに掲げる革製の長財布です。ポイントは以下の3つです。
長財布の「史上最小サイズ」を目指す!16.5cm×8.5cmの極限サイズ 「立ち並ぶカード」と「投げ入れる小銭」が小型財布の課題を解決! まるで四次元ポケット!紙幣を曲げずに30枚、小銭25枚、カード10枚収納可
国内応援購入サービスにおいて、財布製品の購入額及び購入者数で歴代日本No.1を記録した「il modo ZIP(イルモードジップ)」✳︎2023年1月時点自社調べ
前作「il modo」の大きなこだわりである小銭とカードの圧倒的な使いやすさに加え、今回は紙幣の出し入れも楽にし、蓋を取り除いた分財布の厚みは更に薄くなりました。
実際、キャッシュレス時代にここまで収納する事はほとんど無いかもしれませんが、これだけのポテンシャルを備えたミニ長財布と思っていただけると幸いです。例えば、紙幣がギリギリ10枚入る財布と、30枚入るけど10枚のみ収納した財布とでは、後者の方がゆとりがある分、断然に使いやすいと考えます。
それを、この徹底的にダウンサイジングされた長財布に可能な事が、当プロジェクトの強みだと私は信じております。
『il modo ZIP(イルモードジップ)』は、企画・デザイン、革の裁断から縫製、最終検品まで責任をもって国内の工房で行っております。
固定概念にとらわれない発想とカタチは、豊富な経験と高い技術力を持つ職人達の手によって実現され、1点1点ハンドメイドで作り上げていきます。
それ故STATUSYの製品は工場による大量生産は出来ませんが、質の高い日本の技術をサポーターの皆様へ直接お届けいたします。
コバ磨きと呼ばれる革の裁断面を均等に整え磨き上げる処理や、捻引きと呼ばれる革の端に専用の道具で線を入れる処理は、製品の耐久性を向上させると同時に見た目にも引き締まります。
時間とコストは要しますが、製品作りにおいて細かいところまで決して妥協しません。
私たちが使用する革は、全て食肉の副産物であり自然と生命の恩恵を受けた素材です
私たちが使用している革は、革素材のために大切な生命があやめられているのではなく、食肉の副産物として本来廃棄されてしまうものを再加工し、革素材へと変質しています。
STATUSY(ステータシー)は革素材を選定する上で、単に見た目や質感だけで選ぶことはありません。長く良質な素材を使い続けられるためにも国内の信頼のおけるタンナー様や、革問屋様であることを重要とします。
(姫路オイルシュリンクレザーを使用。優しい質感ながらもしっかりとしたハリとコシがあり、発色の良さと、上品で高級感漂うシボが特徴です)
伝統ある革素材を作る側も使う側もハッピーになれ、 サスティナブル(持続可能)な仕組み作りに貢献できることを第一に考えています。
台湾のクラウドファンディングでのエピソード
「日本製の皮と日本人職人が作る機能的で大容量かつサイズの小さい長財布(il modo)」のコンセプトで10月18日から1月18日までの約3ヶ月間、台湾クラウドファンディングプロジェクトが進行中です。現在は約1300万円(台湾ドル4.2円換算)以上の支援を集めています。
参考URL:
会社概要
会社名:ステータシー株式会社
所在地:〒520-0812 滋賀県大津市木下町17-12
設 立:2021年4月
事業内容:革製品のデザイン、生産、販売
【お客様からのお問い合わせ】
e-mail:info@statusy.main.jp
コーポレートサイト: