2023年も新車が激熱! デビュー予定の新型モデルとフルモデルチェンジをまとめて予想

WEB CARTOP
2023.01.12 06:20
この記事をまとめると
■2023年に登場する新型車、またフルモデルチェンジをするクルマを予想
■クラウンエステートはクロスオーバー以上に売れ行きを伸ばすだろう
■軽自動車の王者N-BOXもフルモデルチェンジをする可能性が高い
軽自動車の王者N-BOXもフルモデルチェンジか
  2023年にトヨタから確実に発売される車種は、クラウンエステート/スポーツ/セダンだ。このなかでエステートは、すでに発売されたクロスオーバー以上に売れ行きを伸ばす。
  クロスオーバーは刷新されたクラウンの第1弾だから、外観はSUV、ボディタイプはトランクスペースを備えるセダンとした。SUVの実用性を求めるユーザーには荷室が使いにくく、セダンとしては、メルセデスベンツやBMWのようなフォーマルでスポーティな雰囲気が乏しい。
  これでは好調な販売を長くは保てないが、エステートは典型的なSUVだ。ボディの後端にはリヤゲートが備わり、荷室容量も大きい。狭いながらも3列目シートが採用され、クロスオーバーと違って400万円以下のグレードも用意する。
  ランドクルーザープラドもフルモデルチェンジする。プラットフォームはボディがひとまわり大きなランドクルーザーと共通で、エンジンは直列4気筒2.8リッタークリーンディーゼルターボだ。車内の広さや悪路走破力は従来型に近いが、内外装の質感、乗り心地、走行安定性、安全装備と運転支援機能は大幅に進化する。
  アルファードもフルモデルチェンジを行う。プラットフォームはカムリやハリアーと共通のGA-Kで、床は現行型と同様、高めに設定して平らに仕上げる。快適な見晴らし感覚を重視するからだ。居住性については、3列目シートの座り心地を改善させ、低速域を中心に乗り心地もさらに向上させる。
  ホンダはN-BOXをフルモデルチェンジをする可能性が高い。先代(初代)N-BOXは2011年に登場して、2017年に現行型へフルモデルチェンジを受けた。6年ごとに刷新するなら、新型は2023年に登場する可能性が高い。
  現行N-BOXの販売は好調で、失敗は許されない。そこで新型は、現行型以上に高いコストを費やして開発され、内外装の質感、シートの座り心地(特に不満の伴う後席)、乗り心地、静粛性、安全装備、運転支援機能をさらに向上させる。
  マツダはCX-80を発売する。CX-60のプラットフォームを使った最上級SUVで、CX-8の後継車種になる。全長が5mを超えるLサイズSUVで、後輪駆動のプラットフォームを採用した3列シート車だ。3列目の広さはCX-8と同程度だが、座り心地は向上する。
  またホイールベース(前輪と後輪の間隔)がCX-8やCX-60に比べて拡大されるから、走行安定性と乗り心地も進化する。マツダの最上級車種だから装備も充実させる。
  スズキはスイフトをフルモデルチェンジする。コンパクトカーの定番車種だから、基本路線は変更しない。車両重量を軽く抑えながら、ボディやサスペンションの取り付け剛性を向上させて、走行安定性と乗り心地を引き上げる。マイルドタイプとは異なる、エスクードと同様のハイブリッドを採用する可能性も高い。
  ダイハツはムーヴをフルモデルチェンジして、本格的なハイブリッドを搭載する。基本的な機能はロッキー&ライズのeスマートハイブリッドと同じで、エンジンは発電、駆動はモーターが担当する。WLTCモード燃費は30km/Lの達成を目指す。またノーマルエンジンとハイブリッドの価格差は約20万円だ。ロッキー&ライズの28万9000円を下まわって割安度を強める。

あわせて読みたい

新型CX-80の全貌判明!? 輸入車から乗り換えでも納得のデキの予感
ベストカーWeb
スバル・レガシィアウトバックの魅力とは? 歴代モデルも紹介
WEB CARTOP
【愛犬家必見】ペットと行くドライブで役立つ最新&おすすめアイテム
Jeep®
新型デビュー目前で「受注停止」になっている車種でも「ディーラー試乗」ができるワケ
WEB CARTOP
落胆から一転…FRのマツダCX-60は4WDと足まわりが違う!「期待していた走りのイメージに近い」
ドライバーWeb
香りと爽やかさが魅力!緑茶『アサヒ 颯』が新登場
antenna*
2024年初頭までに4車種がそろうクラウン!! 本命はセダン? あるいはエステートか!?
ベストカーWeb
2022年自動車サブスクで人気の新車 3位「ハスラー」、2位「ミライース」、1位は?
ITmedia ビジネスオンライン
アメリカとイギリスの音楽は、同じ感情でも違うアプローチになる─Yaffle×亀田誠治が音楽談議
J-WAVE
いいクルマなのにな……やっぱセダンはキツイ!? 乗るとめっちゃいいのに販売厳しいクルマ5選
ベストカーWeb
もはや日本で敵なし! N-BOXがいつまでも独走する理由とその裏にある弊害
WEB CARTOP
【料理家・和田明日香さん】Honda ZR-V e:HEVで巡る、自分らしさを磨く西伊豆ドライブ旅
antenna*
ミニバン王者アルファード&ヴェルファイアが5月に新型登場!! キープコンセプトでユーザーは飽きないのか?
ベストカーWeb
2022年も盤石だった「トヨタ車」の強さの秘訣はどこに!? トヨタ各車のライバル車に足りないモノとは?
ベストカーWeb
【家族4名分の宿泊券が当たる】フォルクスワーゲン ID.4の試乗&宿泊体験プレゼント
antenna*
マツダCX-90が北米で誕生……となれば気になる「国産3列シートSUV」選手権!
ベストカーWeb
売れないクルマを売るための特効薬!? 最近車名が「クロス」だらけなワケ
WEB CARTOP
ドライブから得るものとは?【Honda ZR-V e:HEV×和田明日香さん】“異彩”を研ぎ澄ます旅へ
antenna*
乗り心地も安全性も向上……でも惜しいポイントも!! 新型シエンタの進化度検証
ベストカーWeb
いいクルマでも売れない世知辛い世の中! デキはいいのに販売不振の残念な国産車4選
WEB CARTOP
【こだわり時間】ジープ・コマンダーと東北のラストフロンティアへ
Jeep®