パワーユニットにも特徴があり、2013年からディーゼルターボエンジン搭載車も販売されている(現行型はディーゼルのみ)。国産ミニバンのディーゼルは少数派で、今でもデリカD:5を除くと、トヨタ「グランエース」があるだけだ。
そして現行デリカD:5のディーゼルは、実用回転域で、3.5Lのガソリンエンジンに匹敵する駆動力を発揮する。多人数で乗車しても動力性能が影響を受けにくく、悠々とした運転感覚はSUV風の性格にも合っている。使用燃料が軽油とあって燃料代も安いのもありがたい。
居住性も快適だ。身長170cmの大人6名が乗車したとき、2列目シートに座る乗員の膝先空間を握りコブシ2つ分に調節すると、3列目の膝先には握りコブシ2つ半の余裕が生じる。トヨタ「ノア&ヴォクシー」やホンダ「ステップワゴン」よりも広く、3列目シートのサイズも十分に確保したから、全長が4800mm以下のミニバンではデリカD:5の居住性は最も快適だ。このようにほかのミニバンでは得られない特徴が多い。
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