ソトレシピ×燕三条の新型万能クッカー「シェラどんぶり2」開発秘話。応援購入金額1,000万円を突破し一般販売へ

2022.12.22 09:00
キャンプ飯レシピサイト「ソトレシピ(
)」を運営する株式会社ソトレシピ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:千秋広太郎)は、アタラシイものや体験の応援購入サービス「Makuake(マクアケ)」にて2022年10月28日〜12月19日まで先行販売した『ソトレシピプロダクツ』の新商品「シェラどんぶり2」のクラウドファンディング応援購入金額が1,000万円を突破いたしました。今回は「シェラどんぶり2」の開発ストーリーをお届けします。
「シェラどんぶり」とは?
「シェラどんぶり」(商標登録済)とは、SNS総フォロワー数28万人を超えるキャンプ飯レシピサイト「ソトレシピ」が企画開発、2020年6月から販売している“どんぶり型のシェラカップ”をコンセプトにした独自性のある人気クッカーです。
煮る、炊く、炒める、混ぜるなど様々な用途で使えるこの「シェラどんぶり」の進化型として開発したのが「シェラどんぶり2」。


「シェラどんぶり2」は、ソトレシピフォロワーの皆様へのアンケートをもとに、ものづくりの街・新潟県燕三条の職人とともに、既存商品よりも機能性をアップデート。キャンパーの皆様のキャンプ飯ライフをより便利に、楽しくすることを目指して開発いたしました。
「シェラどんぶり2」、5つの進化ポイント
①「フッ素コーティング」で圧倒的に焦げ付きにくく、洗い物がラクに!
②アルミ製によって熱伝導性が向上し、ごはんがワンランク上の美味しさに!
③重さ約190gと約24%軽量化を実現、持ち運びやすさも向上!
④便利な「注ぎ口」がついてケトルやボウルの用途で活躍!
⑤スタッキングできる「ジュニア」サイズ登場で料理の幅が広がる!
真俯瞰(左:シェラどんぶり、右:シェラどんぶり2)
真横(左:シェラどんぶり、右:シェラどんぶり2)
「シェラどんぶり2」開発の背景
ユーザーのアンケートで見えたキャンプ飯の「めんどくさい」ポイント
キャンパーの皆様のキャンプ飯の課題を解決したいと思い、ソトレシピTVユーザーにアンケートを実施し、「キャンプ飯を作る時にめんどくさいと思うこと」について伺いました。


Q.キャンプ飯で「めんどくさいな」と思うことは?
と、キャンパーであるソトレシピユーザーの2人に1人(n=93、54%)が「洗い物が面倒」と回答しました。
キャンプ飯を作ったり、食べたりするのはとても楽しい時間ですが、その後の洗い物を楽にしたいというのはキャンパーの悩みの一つ。このユーザーの声をもとに、シェラどんぶりを作っていただいている新潟県・燕三条にあるせきかわ工芸さんと議論を重ね、約2年半ぶりに新型モデルの開発に取り組むことにいたしました。
ものづくりの街・燕三条の工場へ!開発の裏話
今回、シェラどんぶり2の開発にあたり、企画段階での工場とのやり取りの様子を「ソトレシピTV」で公開しております。ソトレシピ代表の千秋広太郎が新潟県・燕三条の工場に赴き、職人さんと開発段階の課題や意見交換までを語り合うリアルな様子をありのままでお伝えしておりますのでぜひご覧いただけますと幸いです。

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燕三条の工場と模索し、フッ素コーティングを実現するのに最適なのは「アルミ製」
従来のシェラどんぶりは、ステンレス製のため重厚感があり丈夫さが魅力。焚き火でガシガシ使えたり、ラーメンや煮込み料理などを作るのに最適なのですが、ステンレスは炒めたりすると焦げつきやすい面もあります。


ユーザーアンケートで出てきた「洗い物を楽にしたい」というニーズに対する解決策として「フッ素コーティング」を実現するためには、課題もありました。それは、現モデルの「ステンレス」と「フッ素コーティング」の相性が良くなかったのです。


せきかわ工芸さんとも試作を繰り返し、現状のモデルでユーザーから評価いただいている「ちょうどいいサイズ感や愛嬌がある見た目」はキープしながらも、ステンレスに比べて柔らかくフッ素コートのなじみも良い「アルミ製」が最適という結論に至りました。


関川さんによると、「ステンレスよりもアルミの方がフッ素の食いつき、密着率が抜群です」とのこと。加えて、「フッ素かかってるとお焦げできない」と思う方は多いのですが、調理時間を延ばすとフッ素がかかっていても「お焦げ」ができるんです。
(新潟県・燕三条でシェラどんぶりを作っていただいているせきかわ工芸・関川社長)


今回のシェラどんぶり2では、丈夫な5000番のアルミ素材を使用。さらに、アルミ製といえば軽い反面、熱で変形しやすいイメージを持たれる方もいるかもしれませんが、厚さも1.2mmと耐熱性、丈夫さを補強しました。
シェラどんぶり2の「5つの進化」
今回、ソトレシピではユーザーのアンケートをもとに、「フッ素コーティング」「熱伝導性の向上」「軽量化」「注ぎ口」「サイズ展開」という「5つの進化」をテーマにシェラどんぶりをアップデート。その結果、機能性が飛躍的に向上しました。


①「フッ素コーティング」で圧倒的に焦げ付きにくく、洗い物がラクに!
お湯が出ないキャンプ場では洗い物がちょっと大変。特に、これからの寒い季節、冬キャンプでの洗い物は辛いですよね...。そこで、シェラどんぶり2では、中面に「フッ素コーティング」を採用。ごはんも炒め物も、飛躍的に焦げ付きにくくなりました。
ごはんを炊いても、このようにすっぽりと取れて焦げ付きません。
油をひかずに弱火でじっくりと目玉焼きを焼くと...このようにするりと取れて焦げ付きません。
フッ素コーティングが施されたシェラどんぶり2は、ウェットティッシュで拭くだけで大半の汚れは落ちます。キャンプ場で洗い物をせずに、家で持ち帰って洗うということもでき、キャンプ場周辺の環境にも良いのです。


②アルミ製によって熱伝導性が向上し、ごはんがワンランク上の美味しさに炊き上がる
アルミ製にしたもう1つのメリットは「熱伝導性」が向上したこと。一般的に、アルミニウムは熱伝導率が高い素材で、ステンレスの約5〜10倍と言われています。
そして、熱伝導性が良くなったことで、ごはんを炊くときには、お米が均一に加熱されてムラなく美味しく炊き上がります。以前、Makuakeで販売した「お釜ヘッド」と組み合わせると、ヒノキの香りも楽しめてワンランク上のごはんが楽しめます。


焦げ付きもないので、「シェラどんぶり2&お釜ヘッド」の組み合わせは、見た目も風情があって優秀なライスクッカーとしても活躍できること間違いなし。
また、一方でアルミは熱くなりやすいため、手で持つ部分である蓋と取手はあえてステンレス製にして持ちやすい組み合わせにしました。蓋はアルミ製だと軽すぎて、炊飯時などに浮きやすかったりするため、ある程度重さのあるステンレス製にすることで浮きにくくなるようにいたしました。適材適所で用途と素材を設計しています。
③重さ約190gと約24%軽量化を実現、持ち運びやすさも向上
現行のステンレス製シェラどんぶりが本体・蓋を合わせて約254g(※)に対し、シェラどんぶり2は約193g(※)まで軽量化。キャンプだけでなく、登山や徒歩キャンプ、ミニマルキャンパーの方にとっても持ち運びやすくなりました。
※個体差があります。
④便利な「注ぎ口」がついてケトルやボウルの用途で活躍
シェラどんぶりは、調理だけでなく、そのままどんぶりとしても食べられるような利便性が魅力です。しかし、購入者様にご意見を伺うと、意外と「(コーヒーなどを飲むときに)お湯を沸かす」だったり「ボウルとして活用している」という使い方をする方がいらっしゃいました。
そこで、シェラどんぶり2では、縁にちょっとした「注ぎ口」を搭載。簡易的なケトルとしても利用できるだけでなく、溶いた卵やお好み焼きなどのタネを流し込むような料理のボウルがわりにも使えるため、料理の幅が広がりました。
注ぎ口はついたものの、「お釜ヘッド」の内寸にもピッタリなので、すでにお釜ヘッドをお持ちの方も使えます。さらに、この注ぎ口は「蒸気口」代わりにもなり、炊飯時の目安にもなります。
⑤スタッキングできる「シェラどんぶり2 ジュニア」が誕生
そして、今回の見どころの一つとして、この「シェラどんぶり2」のミニサイズ、「シェラどんぶり2 ジュニア」も同時開発いたしました。
レギュラーサイズにスタッキングできる!
シェラどんぶりにすっぽりとスタッキングできるため、既存のステンレス製シェラどんぶりをお持ちの方も合わせてご使用いただくことができます。製品の特徴はシェラどんぶり2と同じく、さらにジュニアだからこその便利な機能も。
軽量約151g(※)!ジュニアのみでも十分便利で軽量派キャンパーにおすすめ
サイズが小さいため、当然重量もさらに軽い!ソロキャンプであればこれ1つでも事足りるので、とにかく荷物を軽くしたいような登山好きの方やミニマルキャンパーにおすすめです。


鋲の底点がちょうど米一合分の水量の目安になる!
ジュニアはお米1合炊きにジャストサイズ。取手をつけている「鋲」の下端部分が、お米1合の水量(200ml)の目安になるので炊飯も便利。
(1合の米を30分ほど浸水させて水を切り、水を200ml入れた状態)
シェラどんぶり2 レギュラー&ジュニアの仕様
シェラどんぶり2 レギュラー
材質:本体 アルミ製、蓋・取手 ステンレス製
サイズ:φ148×74H
カラー:シルバー
重量:約193g(本体約117g、蓋約76g)※個体差があります
シェラどんぶり2ジュニア
材質:本体 アルミ製、蓋・取手 ステンレス製
サイズ:φ130×64H
カラー:シルバー
重量:約151g(本体92g仮、蓋59g)※個体差があります
※焚き火での使用、空焚き、揚げ物はフッ素コーティングが剥がれてしまう可能性があるためお避けください。
※金属のタワシやヘラなどのご使用はお避けください。
※フッ素コーティングは本体内部のみで、フタには行っていません。
※IH非対応、食洗機OK

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