[ズッキーニのおすすめ調理法]加熱しても、生でも美味だった!

2022.12.05 08:12
近年はスーパーでも見かける機会の多くなったズッキーニ。見た目はきゅうりに似ていますが、かぼちゃの仲間です。ズッキーニといえばラタトゥイユやカポナータなど、炒めて煮込む料理のイメージが強いかもしれませんが、実は炒めて煮る以外にもおいしい調理法はたくさんあります!そこで今回は、調理のバリエーションに悩む人必見!おいしく食べられるズッキーニの調理法をご紹介します。
ズッキーニのおすすめの食べ方って?
ズッキーニのおすすめの食べ方って?
ズッキーニは食味がなすによく似ているため、なすを使うメニューに置き換えてみてもOK。油と組み合わせるとカロテンの吸収効率が上がるので、栄養をより効率良く摂取するなら、油調理がおすすめです。
ズッキーニは油調理が基本!3大おすすめ調理法
●炒める(焼く)
多めの油を高温で熱し、皮目から焼き付けるのがポイント。調理中にさわると水分が出やすくなるので、なるべく茶色い焼き目がつくまで待ってから裏返します。

ニンニクとオリーブオイルで炒めるだけで、シンプルながら主役級の一品に。マヨネーズやバター、味噌、塩レモンといった調味料とも合います。
●揚げる
170℃の高温で一気に揚げると、水分が飛び、カラリとした食感に仕上がります。皮目から入れると火の通りが早く、油っぽくなりません。

天ぷらやフリット、フライでもおいしく揚がります。厚切りならホクホクした食感に、薄切りならパリパリのチップスのような食感になります。
●煮込む
厚めの輪切りにして煮込めば存在感が出て、食べ応えが増します。保温性の高い厚手の鍋を使用すると、甘みが引き出せます。

カレーやスープにも向いています。
旬のズッキーニは生でもOK!新感覚料理のいろいろ
旬のズッキーニは生でもOK!新感覚料理のいろいろ
旬の初め(6月ごろ)の、皮がやわらかくみずみずしいズッキーニは、生でも食べられることをご存じですか?ピーラーやスライサーで薄切りにして、サラダにするのもおすすめ。細長くスライスしてくるくる巻くと、見た目もかわいらしいサラダになります。また、合わないと思われがちな和食でも使うことができ、実は汎用性のある便利な野菜なのです。
目からウロコ!ズッキーニを新感覚で味わう和食バリエーション
●漬ける
ピクルスの和風版として、薄切りにして浅漬けや塩漬けにしても美味。
●あえる
塩もみしてから、塩昆布などとあえる。意外に合う組み合わせ!
●味噌汁に入れる
油揚げやみょうがと一緒に、味噌汁に入れても。
花ズッキーニは期間限定の味わい
花ズッキーニは期間限定の味わい
小さなズッキーニに黄色い花がついた「花ズッキーニ」を目にしたことはありますか?花ズッキーニは、開花直前を収穫したもの。「花つき」の部分は苦みがあるので、取り除いて使います。ヨーロッパでは、花の中にチーズを詰め、フリットにした料理が有名。もしも手に入ったら、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
最後に
ズッキーニのクセのない味わいや、火を通したときのやわらかな食感を活かす調理のコツは、「なすと同じ感覚で調理する」ことにありそうです。一般的なスーパーでも一年中手に入るようになったので、今までにない調理法を試しながら、ぜひ身近な存在として活用していきましょう。管理栄養士ラボ
カゴメ 「野菜と生活 管理栄養士ラボ」
カゴメ 「野菜と生活 管理栄養士ラボ」
カゴメ管理栄養士による、「食と健康」に関するコンテンツを開発・提案する専門チームです。カゴメがトマトを中心とする野菜の研究活動で培った知見、小売店、中食・外食業態を展開する企業向けの営業活動で培ったメニュー開発・提案力を活かし、「健康セミナー」や「メニューレシピ監修」など日々の健康づくりにお役立て頂けるコンテンツを開発し、提案致します。
[ズッキーニ]どんな栄養が含まれていて、生食はできるの?
[じゃがいも]茹で方や保存法、品種別レシピの紹介
見た目はきゅうりのようですが、「ペポかぼちゃ」に分類されるカボチャの仲間。原産地は北アメリカ南部やメキシコ北部ですが、イタリア料理やフランス料理などにもよく使われます。日本で広まり始めたのは1980年代から。現在は一般家庭でも食べられるようになり、出荷量、消費量とも増加傾向です。
最終更新:2022.12.05
文:齊藤カオリ
写真:Getty Images
監修:カゴメ 「野菜と生活 管理栄養士ラボ」
参考文献:
『新・野菜の便利帳』板木利隆監修(高橋書店)
『もっとからだにおいしい野菜の便利帳』白鳥早奈英・板木利隆監修(高橋書店) 
『内田悟のやさい塾 春夏』内田悟著(メディアファクトリー)

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