[大根やかぶの葉の栄養]捨てずに食べたい!根との栄養の違い

2022.11.25 15:41
根の部分を食べることの多い、大根やかぶ。しかし、葉の部分は、β-カロテンを豊富に含む緑黄色野菜です。今回は、大根やかぶの葉と根の栄養価の違いを紹介します。
緑黄色野菜の特徴はコチラ
[大根編]葉と根に含まれる栄養素の量
大根の葉は、根に含まれないβ-カロテンを豊富に含む
大根の葉には、β-カロテン3900μg(マイクログラム)、ビタミンC53mg、ビタミンK270μg、葉酸140μgなどを豊富に含みます(可食部100g当たり)。とくにβ-カロテンは根には含まれない栄養素です。ミネラル類のカリウム、カルシウムなども根より、葉のほうに含まれます。
大根の葉と根の栄養価の比較のグラフ
[かぶ編]葉と根に含まれる栄養素の量
かぶの葉はβ-カロテンを豊富に含み、カルシウム、カリウムも含む
かぶの葉は、β-カロテン2800μg、ビタミンC82mg、ビタミンK340μg、葉酸110μgを豊富に含みます(可食部100g当たり)。かぶの根にも、ビタミン類はあまり含まれません。カルシウム、カリウムなども、葉のほうに含まれます。
かぶの葉と根の栄養価の比較のグラフ
memo
にんじんの葉もβ-カロテン、ビタミンK、葉酸、ビタミンC、カリウムなどを含みます。
最後に
大根やかぶの葉は、細かく刻んで炒め物などにするとおいしくいただけます。どちらの葉も捨てずに含まれる栄養を摂りましょう。
かぶの葉や根の下ごしらえと保存のコツはコチラ
大根やかぶ、にんじんの「葉」のレシピはコチラ
[大根]栄養たっぷり!大根の賢い保存方法
[大根]栄養たっぷり!大根の賢い保存方法
ほぼ一年中出回っていますが、旬は晩秋から初冬。大根の辛みには胃液の分泌を高め消化を促す働きがあるほか、胃腸の働きを助ける数種類の消化酵素も含まれています。旬の時期にはたっぷり味わいたい、体にうれしい野菜です。
最終更新:2022.11.25
文:アーク・コミュニケーションズ
写真(撮影):清水亮一(アーク・コミュニケーションズ)
写真(撮影協力):吉田めぐみ
監修:カゴメ
出典:
日本食品標準成分表2015年版(七訂)野菜類

「日本食品標準成分表」「日本人の食事摂取基準」「国民健康・栄養調査」の数値は記事初出時の最新データを参照しています。これら数値は変更になることがありますので、記事を活用いただく際には最新の数値をご確認ください。

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