第2回 届け!冬休みお腹いっぱい大作戦

2022.11.15 09:01
2020年度より、給食のない長期休暇に「夏・冬休みお腹いっぱい大作戦」として、フードバンクに寄贈された食品を箱詰めし、北九州市内の希望する子育て1,000世帯に届けています。冬休みは宅送を利用しています。合わせて絵本1,000冊も届けます。皆さまの寄付は、その宅送料、配送料に使用させていただきます。「すべての子どもたちが大切とされる社会」を目指して!
理事長原田昌樹は、牧師として駅前の夜回り活動、里親活動などを行ってきました。生活困窮者支援や里子の養育などを通して見えてきたのは、幼少期の養育環境がとても重要だということ。そしてその養育環境を社会全体で守れるしくみを構築しないと日本の未来が危ういということです。もう一つは愛の力です。人はただひとりでも、心の声に耳を傾け、寄り添ってくれる人がいたら、たとえ辛い状況でもその壁を乗り越えていける力を与えられると、これまでの経験から語っています。
私たちの理念は以下のことばに表現されています。
百人の子どもは百人の人間だ。それは、いつかどこかに現れる人間ではない。まだ見ぬ人間でもなく、明日の人間でもなく、すでに今、人間なのだ。ちっちゃな 世界ではなく、世界そのものなのだ。小さな人間ではなく、偉大な人間。「無垢な」人間ではなく,人間的な価値,人間的な美点,人間的な特徴,人間的な志向,人間的な望みを確かに持った存在なのだ。
~ヤヌシュ・コルチャック ~
子どもたちは、心の声を発しています.
文部科学省が令和2年度に全国の国公私立小学校、中学校、高校から報告があった児童生徒の自殺は499人と調査を開始した1974年以降で最多でした。そして現在も高止まりが続いています。また同省は 小・中学校における不登校児童生徒数も196,127人(前年度181,272人)であり8年連続で増加し、過去最多となっていることを発表しています。加えて虐待の相談件数も厚生労働省が令和2年度に発表した件数は205,044件で2000年に児童虐待防止法が施行されてから毎年増加しています。
コロナ禍と不安定な世界情勢による物価高騰の影響を受けて、当団体にも多くの子育て世帯が「もうお金がない、食べさせるものがない」「子どもが学校に行けなくなった」という切実な電話が次々に入ってきています。そのような家庭環境の中で子どもたちは震える小さな声、心の声を発しています。その声なき声を私たちは聴き取らなければなりません。
子どもたちのお腹と心を満たしたい!
私たちは、子どもたちの笑顔こそ社会の希望の象徴だと感じています。子どもたち自身が自分の将来に希望や夢を持てず、笑顔が消えてしまったら日本の未来はありません。しかし、コロナ禍に入って世界情勢の影響による物価高騰も加わり、将来の夢や希望する道が阻まれています。多くの子どもたちが経済的な困窮に陥り、負の連鎖に取り込まれてしまっています。私たちは尽力して負の連鎖をなくすために、まずはその子どもたちとつながること。つながったら食品配布を通して「ひとりではないよ」と伝え、他の支援機関と連携して、親子を支えていきます。現在、私たちがつながっている子育て世帯は市内で1800世帯程あります。その世帯とはLINEでつながり、毎年、抽選によって1000世帯に「夏休み・冬休みお腹いっぱい大作戦」として応援食品をお届けしています。今年も1000世帯に宅送します。
こどもはみんな.みんなのこども.いっしょに生きよう!
「子どもたちを負の連鎖から解放していく」ためには、まず対象世帯につながること。孤立させないこと。そしてその世帯と食品を通じて信頼関係を築き、心の声を聴き取って必要な支援へとつなげていくことです。
このプロジェクトは産官学民のみんなが連携して成り立っています。
【官】昨年は、北九州市の協力により市内約1万世帯の児童扶養手当受給者に対して、当法人の活動チラシを配布することができました。これにより、1200名Line登録者数が増加し合計1800世帯となりました。結果、昨年の冬より応援食品の宅送数は500世帯から倍の1000世帯に増加し、抽選によって宅送しました。【産学】この宅送までに多くのボランティアメンバーが集まった食品を仕分けし、地元の大学生・協力企業の皆さまが協力して箱詰めをしてくださいました。【民】そしてこの宅送料をクラウドファンディングで皆さまに呼び掛け、持続可能なしくみにしていこうと考えています。昨年の結果は目標の100万円を大きく超え、122万6千4円のご寄付が集まり、抽選にもれてしまった800世帯への絵本の配送料もまかなうことができました。みんなのこどもを、みんなのバトンリレーでつなぎ、応援して守れるしくみを願っています。 
夏休みは市内の受取り拠点を利用.冬休みは宅送します.
「夏休みお腹いっぱい大作戦」は市内ドラッグストアや寺院・キリスト教会など28ヵ所に食品を受取る拠点を設置し、各世帯が希望する拠点で食品を受取るスタイルをとっていますが、冬休みは商業施設が繁忙期のため協力がむずかしく、昨年から全世帯宅送に切り替えた次第です。絵本1000冊はNPO法人チャリティーサンターから寄贈していただきます!
絵本はチャリティーサンタが毎年行っている〔ブックサンタ2022〕より1000冊ご寄贈いただき、絵本を希望する1000世帯に配布します。絵本発送も地元の大学生・協力企業の皆さまによって行います。
私たちは、子どもたちの未来が輝くためにチャレンジしてきました!
2001年 4月 ハッピーアワークラブを設立。子育て支援事業に取り組む。
2007年 4月 ミッションロープを設立。自立支援などの活動に取り組む。
2013年 3月 任意団体フードバンク北九州ライフアゲインを設立。
2014年10月 NPO法人フードバンク北九州ライフアゲインとなる。
2016年 9月 北九州市子ども食堂モデル事業に採択される(2年間)。
2020年 3月 2019北九州SDGs 未来都市アワード SDGs 大賞受賞。
2021年 3月 認定NPO法人となる。
2021年 7月 北九州市「困難を抱える女性に寄り添う緊急支援事業」(2年間)。 
ライフアゲインのミッションは「生まれ育った環境のために、満たされた食事ができない、十分な教育を受けられない、寂しい思いをしている子どもを、北九州市からゼロにする」こと。この活動を北九州市から全国に広げていきます。食品ロスを削減するフードバンク事業と、食品ロスを活かす福祉事業(子ども食堂、子育て世帯支援、学習支援、子どもの養育支援、困窮者支援など)を行っています。
成長段階で切れ目のないつながりを!
特に乳幼児期~児童期の子どもの養育環境の改善に尽力し、青年期まで切れ目のない事業展開をして、つながり・寄り添うことを重要視しています。
あなたのご支援で、1000世帯に食品を届けます!
皆さまのご寄付は、食品を宅送するために使わせていただきます。市内宅送料は1件当たり1,000円です。北九州市内1,000世帯へ食品を届けるための宅送料100万円を、今回のクラウドファンディングの目標額とします。目標金額を上回った場合は、1000世帯の絵本配送に使用させていただきます。またクリスマスのお菓子などを購入して食品ボックスに加えます。食品にお手紙を添え、「応援してるよ。ひとりではないよ」と私たちの心やご寄付くださった方々の思いも一緒に送ります。食品寄付を通して支援されている応援者からのメッセージ
みんなが「生まれてきて良かった」と実感できる社会に!
子どもたちは、私たち社会の希望の象徴であり、未来の支えです。「すべての子どもたちが大切とされる社会」を目指して、私たちの周りから笑顔にあふれた子どもたちを一人ひとり増やしていきましょう。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。<寄付金控除について>
本プロジェクトへのご寄付は特定非営利活動法人フードバンク北九州ライフアゲインへの寄付となり、当法人が寄付金の受付及び領収書発行を行います。
当法人は認定NPO法人であり、このプロジェクトへの寄付は寄付金控除の対象となります。
「寄付金控除」をお受けいただくためには、確定申告の際に、特定非営利活動法人フードバンク北九州ライフアゲインが発行した領収書を添えて確定申告をしていただく必要があります。
領収書は、確定申告に間に合うよう1月末に発送いたします。
※領収書はCAMPFIREではなく、当法人が発行・郵送いたします。

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