殺処分ゼロの社会を目指して。動物病院内に保護猫の活動空間キャットランを作りたい!

2022.12.23 21:56
千葉県で獣医師として保護猫活動をしています。なかなか里親がみつからずに成長した猫たちは、ケージの中で動き回ることができずに骨や筋肉の発達に支障をきたします。成長期の保護猫たちを広々としたスペースでおもいっきり運動させたい!「いすみ動物病院」の1室を改装してキャットランをつくるプロジェクトです。
11月17日追記
【目標金額達成のお礼】
皆様のおかげで目標の50万円を達成することができました!
ありがとうございます。
ご支援いただいた資金は大切に使わせていただきます。
クラウドファンディング終了まで今後はセカンドゴールを目指します。


セカンドゴールは200万円です。


せっかくいただいたこの機会、最後まで挑戦していきます。
応援よろしくお願いいたします!
今、この時間にも殺処分によって
小さな命、大切な命が奪われています
行政による犬猫の殺処分には、多くの人が心を痛めています。
殺処分は「ドリームボックス」と呼ばれる箱(部屋)の中で、二酸化炭素ガスを充満させて窒息死させる命の奪い方です。
当然ですが、苦しいにきまっています。
殺処分される犬は、移動する壁に追いやられ、強制的に「ドリームボックス」の中に入れられます。
殺処分される猫は、小さなケージに入れられたままガス室送りになります。
殺処分は犬や猫にとって苦痛と恐怖が伴う死。
けっして安楽死ではありません。
獣医師として、目の前の病気やケガをした多くの犬猫の命を救ってきましたが、私が一頭一頭助けている間も、毎年何万頭という犬猫が殺処分されている実態を知り、獣医師個人でできることの限界を思い知らされました。
2020年4月1日~2021年3月31日の環境省のデータによると、犬は4,059頭、猫は19,705頭が殺処分されています。※出典:環境省統計資料「犬・猫の引取り及び負傷動物等の収容並びに処分の状況」。
獣医師としてできることは動物の健康を守り命を救うことだけじゃない。
この深刻な殺処分を少しでも減らすために、まずは自分でできることからと保護猫の里親探し活動を始めました。
そこで生命の権利を守るために責任ある組織を作る決意をし、共感する方たちと【一般社団法人 いのちのこえ】を設立しました。
殺処分ゼロを目指す【一般社団法人 いのちのこえ】
を設立し支援を募ります
殺処分ゼロ活動はもちろんですが、動物と人間の共生のためのさまざまな活動を視野に入れています。
クラウドファンディングプロジェクトも社団法人として責任を持って主催し、すべて公開します。
今後の活動についてもSNSなどで報告しますのでご支援・応援よろしくお願いします。
当初は交通アクセスのよい場所に、里親とのマッチングを目的にした保護猫カフェを開業するための空き家物件の購入やリフォーム費用として、目標金額約1千万円のクラウドファンディングを計画していました。
しかし綿密なプランと準備期間が必要なことなど諸々の都合があり、もう1ステップを経て実行することにしました。

【一般社団法人 いのちのこえ】として、まず実現可能なことでミニマムスタートし、活動の輪を広げていくことを考え、思いついたのが「キャットラン」。
当動物病院では3年前に、個人で猫を多頭飼いしている人が育てられなくなり、引き取って里親を探したのが保護猫活動の始まりです。
当動物病院で保護猫を預かると猫エイズ・猫白血病の検査やお腹の駆虫も行います。
さらに基本的なワクチンも接種し、安心して飼える状態で里親に渡します。
保護猫を大切に預かり、万全な状態にして、この3年間で50頭以上の保護猫を里親に引き渡しました。
ただこれらの医療行為や預かって保育することは、すべてボランティアで手伝ってくれる当院のスタッフになり、通常の動物病院事業と並行して行ってくれるのでかなりの負担をかけています。
また保護猫の里親が見つからないと長く預かることになり、さらに負担が重くなります。
動物病院内に自由に遊びまわれる「キャットラン」を併設できれば、獣医師もスタッフも世話をする負担が少なくなると考えています。
当動物病院に来る保護猫たちは生後間もない子から成長した子までさまざま。
赤ちゃん猫は比較的にすぐに里親が見つかるのですが、少し大きくなるとなかなか見つからないのが現状です。
この子猫たちも少し経つと運動が必要になります
大きく育った猫を狭いケージの中で飼い続けるのは無理があります。
猫も4ヵ月を過ぎるとすっかり大きくなり、遊び盛りの成長期となります。
遊んで運動して骨や筋肉を鍛えないといけない成長期の猫たちが、小さなケージの中で過ごさないといけないのです。
成長期の猫たちをおもいっきり遊ばせてあげたい!
おもいっきり運動させてあげたい!
当動物病院で使っていない部屋をまるまる1室キャットランにして、猫たちの遊んでいる姿を直接見てもらったり動画配信などで里親探しをしていこうと思っています。
「いすみ動物病院」の開業当初にトリマー室として使っていた部屋をキャットランルームに改装しようと考えています。
広いスペースで走りまわるのはもちろん、猫は高いところに登る習性があるので、猫棚を上に何段も積み上げれば猫の自由な活動が可能になります。
猫は高いところに上るのが大好き!
キャットランのイメージパース
なぜモミの木なの?
クリスマスツリーで知られるモミの木はソフトな木材で爪とぎができます。
またやわらかい材質なので、走りまわる猫たちの膝や関節に負担がかかりません。
モミの木は除菌消臭効果があり、アレルギーがでにくい素材。
夏はひんやり、冬は暖かく、季節に合わせた温度調整ができるといわれています。
猫の健康や発育に最適とされ、キャットランルームの内装や猫棚に適しているモミの木を使った内装リフォーム費用などのご支援を募ります。
キャットランプロジェクトでは、動物病院の中で保護猫が自由に活動できる場所を確保するだけでなく、ここにペット見守り用の360°回転式のWEBカメラを設置して、YouTubeライブ動画配信をします。
千葉県や関東圏の方は「いすみ動物病院」に直接見に来て保護猫たちに触れてもらえたらうれしいです。
全国の人は「キャットラン」で活動する猫の様子を見て里親を考えていただけるとうれしいと思っています。
「キャットラン」のライブ動画配信は、つまりは「オンラインライブ猫カフェ」のようなもの。
既にライブ動画配信している猫カフェはありますが、動物病院内にある保護猫ルームからのライブ動画配信はとても珍しいと思います。
この取り組みが注目され、殺処分ゼロ活動の輪が全国に広がっていくことを願っています。
【資金の使い道】
ご支援いただいた資金は、主に動物病院の1室に保護猫が自由に行動できるスペース「キャットラン」にリフォームするための施工費に使わせていただきます。
目標金額:50万円
■キャットランルームのリフォーム費用
■CAMPFIRE等手数料
ネクストゴール:100万円
キャットランをつくるための部屋1室リフォーム費用はこれでもまだ足りません。
サードゴール:200万円
なんとか最終目標の200万円を達成して保護猫たちをおもいっきり走りまわらせてあげたいです。
【実施スケジュール】
■2022年12月 クラウドファンディング終了
■2023年1月 キャットランリフォーム開始
リターンは基本的にはお礼状となりますが、1万円以上のご支援をいただいた方のお名前または会社名は保護猫キャットランからライブ配信される動画のチャンネルにも記載させていただきます。
\大ヒット!活性光触媒ペット用消臭除菌スプレー/
■LIVEパワーペットスプレー(300ml):5,000円
動物由来感染症やにおい対策に!ペットのトイレ、ペット用品、ペットの小屋などの消臭除菌や清掃など、あらゆる用途で気軽に使用できる安全無害な消臭除菌スプレーです。
\大人気!オリジナル肉球クリーム/
■犬用 肉球クリーム(50g):5,000円
いすみ動物病院のオリジナルのペットの肉球保護・乾燥防止ケアクリーム。舐めても安心な材料で作られています。摩擦や乾燥も防止しながらしっとりとした肉球へ。犬にとっての大切な肉球をしっかりケアしていきましょう。 お礼メール付き
■お礼メール:1,000円
■保護猫コーナー個人スポンサー:5,000円
■保護猫と触れ合える権:5,000円
■保護猫コーナー企業スポンサー:30,000円
※パネルに支援者として会社名を掲載
■保護猫の動画スポンサー:10,000円
※YouTube動画のエンドロールにお名前や会社名を掲載
■営業車スポンサー:200,000円
いすみ動物病院の営業車スポンサーになれる権利です。営業車に会社の広告を掲載します。
このほかにも魅力的なリターンを各種そろえています。
詳しくはリターン一覧をご覧ください。
動物の命を助けるために獣医師を志した者として、殺処分を見て見ぬふりはできません。
多くの獣医さんも同じ考えだと思います。
全国の動物を愛する人たちと繋がって殺処分ゼロのために大きなうねりを起こしたい。
私がそのリーダーでなくてもいいけど、手を挙げる人がいないのなら私は喜んでその先頭に立つつもりです。
そこで2022年2月に、第1弾として電子書籍発刊のクラウドファンディングのプロジェクトをしました。
まずは書籍を読んでもらい「獣医のいる保護猫カフェを作ろう」活動を一緒にしていただける同志を募集したところ、99人の方に賛同いただきご支援いただけました。
そして今回はクラウドファンディングの第2弾!
実現可能なミニマムスタートとして「保護猫キャットランプロジェクト」に変更しましたが、最終目標はあくまで「獣医のいる保護猫カフェ」をつくり、保護猫マッチングのビジネスモデルを構築することです。
「キャットラン」は三段跳びに例えると最後に大きくジャンプするためのステップ。
そして最終ゴールは殺処分をゼロにして、人間と動物が共存できる社会を目指します。
第2弾を成功させて、引き続き第3弾までご支援・応援よろしくお願いいたします!
千葉県いすみ市日在2168 
☎0470-62-8117
「いすみ動物病院」では動物保護施設として、衛生面や感染症対策などを万全にし、動物の治療や避妊・去勢手術などを行い、動物たちの心身のケアを施しながら行政と連携してさまざまな活動・業務を行っていきます。

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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