これもサボテン⁈ イタリアのサボテンで街を蘇らせたい!

2022.11.03 08:45
かつてはみかんで有名だったこの場所も継ぐ人がおらず、若者は離れ、子どもも離れ。20代の私も実家の土地を手放してしまおうかと悩んでいたそんなとき、趣味で始めたサボテン栽培で希望の光が!
イタリアから見たこともないサボテンを安価で輸入することができ、栽培にも成功。これは再起をかけたラストチャンス⁈はじめに・ご挨拶
はじめましてALOPLANTS と申します。静岡県の小坂という小さな街で実家のみかん畑を開墾し、サボテン栽培を行っています。
私たち(夫婦)がサボテン栽培を始めたのは約3年前、旦那が静岡に引っ越してきたことがきっかけとなりました。
昔は静岡の小坂はみかんが有名で、この辺り一体はみかん畑に囲まれ、山の斜面もみかんで埋め尽くされていました。
その頃は私の祖父母も実家の畑でみかんを4種類ほど栽培しており、周りの方達もたくさんみかん栽培をしていました。
しかし、時代が変わり、安くて美味しいみかんが普及し、ブランドみかんが増えたこともあり、小坂のみかんは衰退していきました。現在もみかん農家として頑張ってくれている方々はいらっしゃいますが、どこも高齢者で、ほとんどの方は引退されたか、放置状態となり、現在は家の周りのほとんどが手付かずとなってしまっています。
私の実家の畑も今ではみかんを栽培することはなく、大半が雑草に埋め尽くされ立ち入れないほどに。
しかしそんな時都会育ちの旦那と結婚し小坂へ来ることに。
すると彼はこの広い庭に感動し「これは何かできる!」と確信した様子で、畑仕事の知識は全くないのにも関わらず、試行錯誤しながら手で雑草の処理をし頑張っていました。
しかし、やはりみかんを生産していただけのことはあり、1人では到底管理しきれる広さではなく、私の親は介護が必要であることから手伝うこともできず、あの時の確信は夢に終わってしまうとこでした。
そんなある日旦那が園芸店に初めて寄った時に出会ったのが多肉植物とサボテンでした。それまでの知っている植物とは明らかに違う形をしておりどれもユニークな見た目をしていました。
写真や絵で見たことあるようなトゲトゲのサボテンもあれば、まんまるのサボテン、さらには見たこともない形のよくわからないサボテンまで、その数は数えきれないほど!
それをきっかけにサボテンを買い始めると、意外にも簡単に栽培できることに気づきました。
そのとき旦那のあの時の「何か!」が明確になりました!
「そうだ!!サボテンを育てよう!」
それからというもの関東や、東北、北陸、中部とあらゆる園芸店に足繁く通い沢山の種類を集めては栽培にチャレンジしてきました!
そのおかげもあり現在では30種類以上のサボテンを栽培することが可能な状況となりました。
しかし、ここで課題が見つかるのです。
「これじゃいつまで経っても生産者にはなれない」
サボテンの栽培や増殖は無事成功させることができたのですが、なにせ生産スピードが遅い。このままでは5年、10年ほど経たなければ仕事にはならないものでした。
そうして3年がたった今年、希望の光がついに差してきたのです。
旦那がサボテンの情報収集をしていた際に偶然にもイタリアの巨大サボテン農家を見つけることができ、直接交渉してみたところなんと輸入できることに!またビジネスとして購入したいと申し出たところ卸売価格で販売をしてくれることに。
それらの植物は日本ではあまり見かけないものが多く、あったとしても1.2万円はくだらない商品ばかり。中には値段を聞くと「これは売り物ではないです」や「希少品種のため非売品」と言われることも多々ありました。
それらを安く輸入できるようになればこれは儲かる!そして街を蘇らせるきっかけになるかもしれない!と確信した私たちは早速輸入してみることに。
しかし輸入の怖いところは品質や詐欺に合わないかどうか。騙されても仕方ないという気持ちで輸入をしてみたところ、向こうの手違いで関税でせっかく輸入したサボテンが引っかかり処分されることに。希望の輸入も夢に終わったかと思った矢先、輸入先から一言。「すぐに送り直すよ」
つまり無料でトラブルを解消してくれるとのこと。このような出来事からそれ以降は信頼のできる輸入先となり、その件以降の輸入ではトラブルがなく取引を続けてくることができました。
またイタリアからの商品は根、本体の質、大きさが全てよく、実家の畑との相性も良かったことから現在ではさらに種類が増え順調に栽培を続けることができる状態となりました。
しかし、栽培、増殖、種類の課題が解消されたとはいえ、どうしても解決することができない課題が。
それは「増産速度」
親株として輸入したサボテンであったとしても、それが大きくなって子株が取れるまでは2.3年は必要だし、とれた子株を親株に育てるまでまた3年とキリがない状態に。
ついに見出した希望の光も、このままでは消えてしまう。もっといっきに沢山親株が手に入れば、増産速度を上げることができるのに。
そんなときに出会ったのがクラウドファンディングでした。
現在、サボテンはビニールハウスの中で育てており、メルカリで販売している状態です。
サボテンは過剰な水やりに弱く、氷点下に弱い植物なので、基本的にはハウス栽培が必須。
そのため今後増産を考えた場合まず必要なのは、親株と新たなビニールハウスということになります。
静岡の小坂は週末になればハイキング好きの方々が沢山。特に秋の日曜なんかになると300人ほどのハイカーがいらっしゃり、実家の目の前を過ぎて山登りへ行ってしまいます。そんな時に「サボテン販売」などの看板を出せたら。もっと量産できればと。毎週末悔しい思いをしています。
静岡には沢山園芸店があり、増産できたあかつきには卸販売もできればと考えております。
やってみないとわからない現状ではありますが、サボテンの需要はかなり高いです。品種によっては1日で即完売するほどです。
市場ではあまり見かけない品種だからこそ販路を獲得することも可能なのではないかと思っています。
このついに差した希望の光に少しでもご協力いただけますことを心の底から願っております。
静岡の小坂をイタリアのサボテンで復活させたいのでどうかよろしくお願いいたします。


資金の使い道
サボテンの親株の輸入費用30万円
新たなビニールハウスの建設20万円
環境整備費用、CAMPFIREの手数料など実施スケジュール
2023年
1月  クラウドファンディング終了
1月 クラウドファンディング終了次第サボテンの親株輸入注文手続き開始 ※為替(円ユーロ)、世界の情勢(戦争など)の異常な変動、自然災害によって輸入が妨げられる等の予測不可能な出来事があった場合に限り全日程において予告なく変更する可能性があります。(できるだけ早く現場の報告を行う予定です。)


※注文後約1ヶ月後に輸入品到着
3月 新たなビニールハウス建設
3〜6月 植物の栽培に適した時期のため増植に専念
8月 リターン品の発送 



一部リターンのご紹介
1つ目のリターン品は、テフロカクタスゲオメトリクスです。※下の写真の場合は2株連結タイプとなります。
↓成長後の写真
成長すればどんどんと増えていきます。
こちらはテフロカクタスゲオメトリクスといい、球体で棘の少ないサボテンです。成長するごとに新しいまんまるの子株がポンポン増える品種で、時期によっては花が咲きます。
管理方法は直射日光、高温多湿を避ける必要があるため、室内のレースカーテン越しの明るい場所で管理していただければ大丈夫です。水やりは土が乾き切ったときにたっぷりとあげる程度と、サボテンを、育てるのは意外と簡単。
植物と言えば毎日水やりして…など面倒イメージがありますが、サボテンはほとんど手がかからないため比較的育てやすいかと思われます。
イタリアからの輸入株には他にもたくさん見たことのない個性的なサボテンがあるため、サボテンの普及そしてクラウドファンディングでご協力いただけた方には是非植物を育てる楽しさと個性的なインテリアとしてお楽し見いただければと思います。リターン品については他にも種類がありますので詳細についてはリターン品をご確認ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
※一部写真は輸入元に許可を得て掲載しています。



<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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