【試乗】スポーティに振ったのに家族で使える快適性を確保! ヤリスクロスGR SPORTがさすがメーカー謹製の走りだった

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2022.10.26 07:00
この記事をまとめると
■トヨタ・ヤリスクロスに「GR SPORT」が登場
■内外装をスポーティに演出するとともに、専用チューニングも施されている
■TOYOTA GAZOO Racingの本気を感じられるモデルに仕上げられている
コンパクトSUVで「GR SPORT」したっていいじゃないか!
  TOYOTA GAZOO Racingが送り出すスポーツモデル「GR SPORT」に、ヤリスクロスをベースとしたモデルが加わった。このクルマはスポーツカーシリーズにある「GR」の走行性能や世界観を展開。SUVにスポーツモデルというとピンと来ない方々もいるだろうが、じつはランクルやハイラックスなどにもそれは存在しており、ヤリスクロスに「GR SPORT」という名が与えられるのは当然の流れといっていい。
  ヤリスクロスのFFモデルをベースに仕立てられるその「GR SPORT」は、ガソリン車とハイブリッド車をともにラインアップ。試乗するのはガソリン車だ。ガソリン車のパワートレインはベースモデルから変更されていないが、ハイブリッドモデルでは加減速時のレスポンスを向上させる専用チューンが行われ、それに合わせてねじり剛性をアップさせたドライブシャフトを奢っている。
  エクステリアは、ラジエターグリルやリヤバンパーロアカバーを変更。
  ホイールは専用デザインの18インチをセットし、タイヤはスポーティな走りを展開するファルケンFK510 SUVを採用している。また、キャリパーが赤く染められ、スポーティな演出も行っているところは芸が細かい。
  インテリアはシートの肩まわりもホールドすることを可能とするものに変更。これは表皮も改められ、エアヌバック+合皮としている。この合わせ技で、横Gが発生した際にも体がズレにくいようにしたところはさすが。背が高いSUVモデルをスポーティに走らせようとすると、乗員は身体が安定しにくくなるものだが、コレならそんな問題も少なくなるだろう。
  さらに、GRロゴを与えた専用本革巻きステアリングや本革巻きシフトノブも奢っている。
  ステアリングにはパドルシフトを与え、よりスポーティにしようという努力が行われている。
専用チューンで感じるコンプリートモデルの本気
  チューニング内容はもちろんそれでは終わらない。ポイントとなるのはさらなるレスポンス向上を狙ったシャシー強化の数々だ。フロア下のトンネル部2箇所と、リヤバンパー内部のロアバック部に対してブレースを追加したというのだ。さらに、車高10mmダウンを達成する専用チューニングのサスペンションを与えている。バッジチューニングで終わることなく、ボディも足まわりも強化し、本気の味作りに取り組む姿勢はさすがだ。果たしてどんな走りを生み出すのだろう?
  ブラック基調のインテリアが印象的なドライバーズシートに収まり走らせてみる。
  ガソリンモデルはチューニングされてはいないが、パドルシフトを使ってスポーティに走らせれば、なかなか爽快な吹き上がりを見せてくれる。絶対速度は速くないが、操る楽しみは十分にありそうだ。適切なギヤを選択して使い切れるところは面白い。
  ただ、ハイブリッドは色々と改められたと聞くと、コチラも少しは奢って欲しかった気もしてくる。
  けれどもシャシーはシッカリとした仕上がりが感じられるのだから文句はない。ピッチやロールが見事に抑えられた仕上がりは、アクセルやブレーキのコントロールで動きすぎない絶妙なさじ加減を展開しているように感じる。
  ステアフィールはかなりどっしりとした感覚が得られ、路面状況も把握しやすいところがマル。のちに確認すればこのパワーステアリングのセッティングもまた、専用チューニングが施されているというから感心する。
  ワインディングでは操舵量も少なく駆け抜けることを可能とするサスペンションやタイヤの絶妙な組み合わせが感じられる。一方で乗り心地については突き上げ感もなく、サスペンションが動き出しからきちんと仕事をするあたりは、さすがはコンプリートモデル。
  コレなら家族から不満を言われるようなことはないだろう。コンパクトSUVながらもTOYOTA GAZOO Racingの本気が感じ取れる一台だ。

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