エンジン系はハイカムやハイコンプピストンといったパーツも存在したが、王道はワンメイクレース「C/SNC(カローラ・スプリンター・ノーマル・カップ)」のN1仕様。純正パーツのバランス取りや重量合わせで大幅なパワーアップこそ難しいが、レスポンスのよさと扱いやすい特性はステージを選ばないオールマイティさだ。
複雑なメカニズムかつ極端な高回転を多用するVTECより耐久性も高いといわれ、N1エンジンに吸排気系とECU現車セッティングを完成系と考える人が多かった。
また純正で4連スロットルを備えていることから、ファンネルを剥き出しにして吸気サウンドを楽しんだり、エンジンルームのドレスアップに役立てるユーザーもいた。AE111の4A-GEはAE86へ換装するエンジンとしても人気が高く、FFになって以降のレビン&トレノのファンとしては複雑でもあるが、優れたパフォーマンスである何よりの証といっていいだろう。
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