大根を使い切れないときは、冷凍するのがおすすめです。保存もききますし凍ったまま調理ができるので時短にもなります。少しのコツで長持ちする大根の冷凍保存方法を解説します。
カット編:大根の冷凍方法と冷凍期限
葉と根を切り分ける。
根は皮をむいて、イチョウ切り、短冊切り、輪切りなど使いやすい大きさに切る。
2を冷凍用保存袋に、できるだけ空気を抜いて平らにならして入れる。
切った大根を冷凍用保存袋に入れて空気を抜き平らにする
3をアルミのバットなどの金属トレーにのせて冷凍庫へ入れる。
memo
・熱伝導のよい金属製(アルミ・ステンレス)のバットやトレーを使うと、手早く凍らせることができ、味や食感、おいしさが保たれます。
[保存期限]
約1カ月
[使い方]
凍ったまま調理できます。
memo
・半解凍した状態で煮ものなどに使うと、味がしみ込みやすく、おいしく仕上がります。
・大根だけを冷凍保存袋に入れて保存するのもいいですが、何種類かの野菜を一緒に保存しておくと、カレーやシチュー、煮物などにそのまま使えます。
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大根おろし編:大根の冷凍方法と冷凍期限
大根おろしの水気をきって、ラップに小分けする。
1をトレーなどにのせて冷凍庫へ入れる。凍ったら冷凍用保存袋に入れて保存する。
小分けした大根おろしをトレーにのせて冷凍庫へ入れる
[保存期限]
約1カ月
[使い方]
自然解凍して使います。
番外編:大根の葉の冷凍方法&冷凍期限
大根の葉は緑黄色野菜。根には含まれないβ-カロテンという栄養素も含みます。新鮮な葉が手に入ったら、捨てずに使い切りましょう。
細かく刻んで塩もみし、水で洗ってから水気をしっかりと絞る。
1を小分けにしてラップで包み、冷凍用保存袋に入れて冷凍庫に入れる。
水気を絞った大根の葉をラップで包み保存袋に入れて冷凍庫へ
[保存期限]
約1カ月
[使い方]
凍ったまま調理できます。
大根の葉のレシピはこちら
大根を使い分ける切り方、冷蔵方法についてはコチラ
最後に
大根を冷凍保存して、いろいろな料理で使い切ってください。
ほぼ一年中出回っていますが、晩秋から初冬の秋冬大根が良く知られます。大根の辛みには胃液の分泌を高め消化を促す働きがあるほか、胃腸の働きを助ける数種類の消化酵素も含まれています。旬の時期にはたっぷり味わいたい、体にうれしい野菜です。
最終更新:2022.10.05
文:アーク・コミュニケーションズ
写真:清水亮一(アーク・コミュニケーションズ)
写真(撮影協力):吉田めぐみ
監修:カゴメ
出典:農林水産省「簡単な「冷凍ワザ」で、野菜を新鮮に!おいしく!」(大根の冷凍保存のポイント)