訪日旅行PRイベント「酒で旅するニッポン」をロンドンで開催したい。

2022.10.12 03:43
来るべき「インバウンド回復期」に向けて準備をされている方々に、参考となる情報をご提供すべく、訪日旅行PRイベントを企画・運営することにいたしました。「イベント」とその後の「個別訪問」を通じて、ヨーロッパの訪日旅行に関する情報を収集し、11月26日(土)のリモート報告会にて共有させていただきます。
株式会社みたての庄司英生(しょうじひでお)と申します。多くのプロジェクトの中から、僕たちのページを見つけていただき、ありがとうございます。少し長文とはなりますが、僕たちのチャレンジを知っていただき、関心を持っていただけると嬉しいです。



1)はじめに
当社は、主に欧米豪からのインバウンド(訪日旅行者)向けに、日本における旅行手配サービスを提供する旅行会社です。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、2020年春から現在までの2年半、旅行手配サービス事業は完全にストップしていました。しかし、
とおり、今年の秋から水際措置は緩和される見込みとなり、僕たちを含む多くの関係者が「インバウンド回復期」に期待を寄せています。



2)今、リアルな情報が必要な時
水際対策の緩和が発表される以前より、
に参加するため、(自己資金において)イギリスに出張することが決まっていました。僕たちのクライアントさんの訪日旅行のPR活動をサポートする目的なので、そこで見聞きしたことは、クライアントさんに報告させていただくつもりでした。しかし、訪日旅行の状況が大きく変わろうとしている現在、せっかく旅行マーケットの最前線に触れるのだから、もっと広く活動すれば、もっとたくさんのリアルな情報を得られると思っていました。インバウンドを誘致したいサプライヤーさん(アクティビティ事業者、宿泊施設、飲食施設、交通など)だけでなく、地域(行政、DMO)や僕たちのような小規模な旅行会社に、これからの「インバウンド回復期」を迎えるにあたっての参考情報を提供できるのではないか、と。ただ、自分たちのことで精一杯で新しい企画を考える余裕は無く、「できたらいいな」と思うにとどまっていました。



3)イベント企画の経緯
そんな時、現地のパートナー会社である
のマイケル・ストックさんに、「訪日旅行のPRイベントをやらないか」と提案されたのです。実は、コロナ禍における事業の多角化の一環で、2021年から国内市場向けに
を立ち上げており、そこで
を提案してました。日本酒は地域性ある素材なので、多様な日本の地域文化を説明する最高のストーリーテラーになりえる、というのがその骨子です。マイケルさんは以前よりそのコンセプトを評価してくれていたのですが、それを「WTMに来た世界の旅行会社に提案してみないか」と持ち掛けてきてくれました。彼らが現地で集客やイベントの準備をやってくれるため、僕たちは国内での準備に専念することができ、実現可能性が高いと思いました。そして、このような独自のPRイベントであれば、僕たちのクライアントはもちろん、関係者にとって有益な情報を収集し、それを広く共有することができると考えました。
そういった経緯で、このイベント「酒で旅するニッポン」をロンドンで開催することになりました。開催にかかる費用(会場レンタル費、設営費、PR費、日本からイギリスへのお酒や食材の輸送費など)は、主旨に共感し、情報を必要としていただける方から少しずつ集めようと思い、クラウドファンディングに挑戦することにいたしました。



4)フィードバックの内容
フィードバックは、11月26日(土)に、リモート(zoom)で報告させていただこうと考えています。現時点で考えているフィードバックの内容は、以下の通りです。他にも必要な情報があればご連絡ください。


1)活動内容
イベント来場者プロフィール、アンケート結果(満足度)、会場の様子、など
2)業界の動向(全体的な情報)
業界のトレンド、WTMでよく聞いたキーワード、訪日旅行に対する意欲の変化、など
3)旅行会社の動向(個別的な情報)
イギリスをはじめとするヨーロッパ/北米の旅行会社が今どのようなことを考えているか、など ※旅行会社の個別名称は開示できない可能性があります
4)2023年春に向けて準備すべきこと
回復期が始まると予想している来春に向けて関係者が準備すべきこと、など
5)日本酒が持つポテンシャルの検証
日本酒が現地においてどのように評価されているか、訪日旅行の価値向上に寄与するか、など



5)フィードバックの方法
イベント終了後に、ご支援していただいた方々を対象に、以下の要領でリモート報告会を開催させていただきます。また、「個別報告のリターン」もご用意しており、それを選択していただいた方には、テーラーメイドの報告会を個別に実施させていただきます。


開催予定日:2022年11月26日(土)18:00~20:00
場所:リモート(zoom)を想定
内容:上記「フィードバックの内容」の説明、質疑応答など



6)イベントの概要
日時:2022年11月7日(月)18:00~20:00 (日本時間 11月8日(火) 10:00~12:00)
場所:パンテクニコン (ロンドンの「日本と北欧」をテーマとした複合施設)
   19 Motcomb St, London SW1X 8LB
内容:①「酒で旅するニッポン」コンセプトのプレゼンテーション
   ②3地域のストーリー、旅行商品の説明
   ③試飲と試食をしながらネットワーキング
来場者:イギリスの旅行会社、旅行メディアなど(最少15名~最大40名)
   イギリスで著名な日本料理シェフ
が参加予定
主催:
▼会場(パンテクニコン)の外観
▼会場(パンテクニコン)内観
7)今後のスケジュール
○10月下旬 日本酒と食材を事前にイギリスに向けて出荷
○11月1日 イギリスに向けて出発(羽田空港→ヒースロー空港)
○11月3日 リハーサル、打合せ
○11月7日 イベント当日
○11月中旬 イギリス(イングランド、アイルランド)とフランスの旅行会社を個別訪問
○11月26日 イベント報告会(リモート)



8)リターンの紹介
以下のようなリターンをご用意しております。それぞれの詳細は、リターンの紹介ページをご参照ください。すべてのリターンにおいて、2022年11月26日のリモート報告会にご参加をいただけます。


①シンプルに応援プラン
②朔R03BYを買って応援プラン(昨年度醸造した純米大吟醸酒「朔 R03BY」をお届けします)
→こちらにて応援いただけると嬉しいです!
③個別報告プラン
※酒販免許については
をご覧ください 



9)プロジェクトメンバーの紹介
○庄司英生(株式会社みたて 代表取締役)
セルビア(旧ユーゴスラビア)・ベオグラード市生まれ。2014年7月に京都・東山でインバウンド向け日本文化体験プログラムを創業。Trip Advisorで99%の最高評価を得るアクティビティに成長させたあと、2017年に事業譲渡。2021年2月より日本酒をテーマとしたサービス「朔」を立ち上げ、WITHコロナ時代における「リアル×オンライン×物販」を複合したサービスを運営。
○マイケル・ストック(Japan-san Ltd 創業者)
JTB UKにて訪日レジャー営業部門の発展に4年間従事。個人旅行、MICE(国際会議・企業インセンティブ・国際会議・大型イベント)、観光性旅行、教育旅行向けの販売と運用、商品開発、アカウント管理、協働マーケティング・キャンペーン、DMC ・ツアーオペレーターサービス開発を含む訪日旅行のあらゆる面で幅広く活躍。2020年「Japan-san Ltd」を創業。日本のビジネス文化、思考、慣習について深い理解を持つ。
10)資金の使い道
ご支援いただいた資金は、以下のような用途で使わせていただきます。
○イギリス現地におけるPR費用
○場所代、試食の制作費用
○日本酒や食材の調達費用、輸送費用
○CAMPFIRE利用手数料
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。



11)さいごに
最後までお読みいただき、ありがとうございます。今回のチャレンジは、僕たちのような弱小旅行会社には荷が重いかもしれません。でも、日本酒の魅力について共感してくれたJapan-sanのマイケル・ストックさんや、「朔」を一緒に運営してくれている富久錦のみなさん、農家の藤本圭一朗さんにに背中を押され、企画を前に進めています。英語のプレゼンテーションも原稿を作りました(今見ると吐きそうになるのでまだ寝かしています)。僕たちにとっては大きなチャレンジでも、訪日旅行という巨大な産業の中では本当にちっぽけなことなのですが、それでも、今このタイミングで直接海外の事情を見聞きし、広く共有することには価値があると思っています。ぜひ、ご支援をいただけますよう、よろしくお願いいたします。

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