自由の国アメリカのクルマは「デザイン」も自由すぎた! オドロキの奇抜なクルマ3台

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2022.08.28 10:00
この記事をまとめると
■日本では考えられないようなスタイルのモデルがアメリカ車にはあった
■その姿は、レースでのホモロゲ取得のためやパッケージング実現のため
■衝突安全基準などが厳しくなった現代では奇抜な車を見かけることは少ない
デカいボディと大排気量だけがアメ車じゃない!
  アメ車といえば、ボディサイズやエンジン排気量が大きく、エクステリアのデザイン手法でも日本車や欧州車が持ち合せていない独自性を感じることが多い。
  ボディタイプでみると、近年はライトトラックと呼ばれる領域がアメリカ市場の7割近くを占める。これは、ピックアップトラックとSUVを指す。SUVブームは1990年代後半頃から起こり、2010年代に入ってからは、それまで乗用車のボリュームゾーン(売れ筋)だったC/DセグメントセダンからコンパクトSUV(RAV4やCR-V)へのシフトが急加速している。
  そんなアメリカ市場の歴史をデザインの観点で振り返ってみると、比較的最近では、2000年代のクライスラー/ダッジが、「300C」や「PTクルーザー」に見られるようなクラシカルさと先進性を融合させたことが記憶に新しい。
  だが、2000年代ではすでに衝突安全に対する考え方が厳しくなっていたこともあり、アメリカ人はもとより、日本人も含めた世界の人たちがアッと驚くような奇抜なデザインは、近年見受けられない。
  その上で、筆者自身がアメリカ国内で実車に乗ったり、実物を詳しく見た数多くのアメ車たちのなかから、デザインの観点で記憶に強く残っているクルマを3台、ピックアップしてみたい。
  1台目は、プリムス「スーパーバード」だ。1970年から1972年にかけて生産されたクライスラー系の大型2ドア車である。特徴は、当時としては異例ともいえる空力パーツの存在だ。ボディ全体の形状から考えるとかなり高さがあるリヤウイングが目立つほか、フロントライト周辺も整流を強く意識したボディパッケージとしている。
  スーパーバードは、前身であるダッジ「チャージャーデイトナ」を含めて、米NASCARに参戦するためのホモロゲーション(承認)を得るため、限定数を量産することが目的だった。また、当時としては画期的だった風洞実験により、空力効果を理論的に解析したモデルである。その結果がこうした奇妙ともいえる大胆なデザイン発想に集約されたといえるだろう。
「アメ車は個性的」というにはあまりに奇抜だった
  2台目は、AMC(アメリカンモーターズ)の「ペーサー」だ。1975年から1980年にかけて販売された、2ドアのコンパクトハッチバックだ。一度見たら忘れられない人が多いその姿は、まるで宇宙船のような近未来的な意匠である。
  当時は、排気ガス規制やオイルショックなどの影響で、アメ車の小型化が進んだなかで、中堅メーカーであるAMCとしては、ペーサーに対して実用性とデザイン性のインパクトを両立させることを狙ったといえるだろう。
  車内高さを大きくとって、大人4人がしっかり乗れる空間を前提に、外観デザインを考案するという発想は当時としてはとても珍しかった。
  そして3台目は、「アヴァティII」だ。1960年代末から1980年代にかけて少量生産された2ドア車で、丸目のヘッドライトを含めた、のっぺりとしてフロントノーズが印象的だ。
  そもそも、1963年にスチュードベーカー「アヴァンティ」として生産されたが、のちに別事業者が新事業として再編して生産した。
  アメ車というより、なんとなく無国籍な雰囲気がある不思議なクルマである。

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