コロナ禍でも泥臭く!! 俺は演劇をを創る!!

2022.08.22 21:15
劇団あしからず第4回公演「セミは転落する」の舞台制作費をクラウドファンディング致します!

自分には、本当に人間としての能力があるのか。
「生きていくためには、果たして何に希望を見出していけばいいのか」それを再考する作品としたい。【はじめに・ご挨拶】
劇団あしからず代表 出雲智之
数あるプロジェクトの中からこのプロジェクトページを見つけていただき感謝いたします!自分が代表として活動している「劇団あしからず」の第4回本公演の舞台制作費をクラウドファンディングで資金調達に挑戦いたします!
自分の創作活動にかける想いを飾る事なく、赤裸々にお話させていただいておりますので、最後まで見ていただけますと幸いです。そして、少しでも「応援したい!!」お気持ちになっていただければ是非、ご支援の程宜しくお願い致します。
まず初めに私の自己紹介をさせていただきます。
私は1990/10/23生まれで静岡県浜松市出身です。
中学生の頃に吹奏楽部に入り音楽を始め、ミュージシャンを夢見て上京を試みますが、音大に行くスキルもお金もなく壁にぶち当たりました。
また親からは大学卒業を条件に音楽を続けることを許されるも、私立大学は家計的にNGという追加条件を突きつけられ進路担当の先生に泣きつきました・・笑  
(今となってはいい思い出です・・)
その先生にご紹介いただいた国公立大学に受験し、なんとか無事合格し上京。人生で一番勉強したかもしれません。
これも大好きな音楽の夢を諦めたくないという一心で努力を続けました。
そこから私のバイトミュージシャン人生が始ったのです。【過酷な下積み時代・・いや今もか・・笑】
そこからは絵に描いたような下積み生活で、大学時代は光熱費込みで月約1万円という寮に住んでいました。
風呂、トイレ、キッチンが共用で、ベッドと机しかない5畳程度の部屋に4年間住んでいました。
当時の主食はご飯にふりかけか、もしくは一食80円程のカップ麺を日々食べて過ごしていました。
大学卒業後も就職せずバイトと音楽の生活をしていましたが、音楽活動での活躍は芳しくなく、活動していけば赤字と言う日々でした。
それでも自分の一度描いた夢を諦めないという気持ちで日々、生きていました。
ちなみに・・2018年に私の経験談に基づく貧乏ミュージシャンの生活事情を赤裸々に書いたので、ご興味がある方は是非ご一読ください笑
今思うと少し尖っている書き方をしているかなとも思いますが、嘘は書いておりません。沢山エピソードがございますので、すぐ脱線してしまいます・・
それでは本題に戻ります。
そんな私も、一時期生活に余裕のある時期がありました。それは約2年前くらいのことですが、音楽関連のサービス業の会社に就職し、そこではマネージャー業までさせてもらっていました。
しかし、過労により病気になってしまい、その会社を退職しバイト生活の日々に逆戻りしました。
退職に伴う引っ越しと病気の治療費により貯金は0となり、またバイトの日々が始まりました。


そうなってもまだ私は諦めませんでした。



【劇団あしからず・・・共に歩む仲間との出会い】
2018年の冬に渋谷のとあるカラオケ店でアルバイトをしていた時に、そこで同じく働いていた百武大輔(主宰)と出会ったのが全ての始まりでした。
脚本家/百武大輔


百武の第一印象は「バイト歴5、6年くらいかなぁ。きっと年上だけど腰低いなぁ。」と思っていましたが、後々話してみると自分より7歳下でバイト歴も数ヶ月程度でした。
そして、職場で色々話してみると芸人としての過去や、今やりたいことなど興味深い話が色々あり、現代社会の生き辛さや怒りを感じる事物に対しての見方など、自分と通じるものが多々あると感じてから自然と話すことが増えたような気がします。
そんな中、百武がスタンダップコメディアンとして海外に行きたいという目標のためにはどうしたら良いか、という戦略相談みたいな話をしていく中で、とりあえず日本で実績やお金を作っていくしかないという結論から、じゃあ何をやろう、というか一緒に何かやりましょうよという話が出てきました。
自分も本業としてはミュージシャンという側面もありクリエイティブな活動には興味がありましたし、百武は何か面白い事を成し遂げてくれそうな気がするという期待もあり、よし何か始めてみようと思いました。
ただ、何をやろうという話になり、僕は音楽、百武はその当時に脚本の学校に通っていていたので、それぞれの分野を生かせるもので何かやろうと考えた時、『脚本も音も必要なもの=演劇』となり劇団を組織することになりました。
とはいえ、お互い最終的にやりたい内容は劇団ではなかったので、それぞれの得意分野を生かせるクリエイティブ集団を組織したいという共通認識のもと、とりあえず2人でやるとなると可能性のある劇団準備から始めていきました。
それが気付けば色々な人が集まり今の『劇団あしからず。』となっていきました。
〜様々な想い・・大切な仲間と創作する劇団あしからず第4回公演〜【セミは転落する〜STORY〜】
僕らはどうしてこんなに自分を語るのが下手なのだろう・・・
 拓真(30)はずっと夢だった小説を初めて出版したタイミングで、自らの20代を回想する。
 小説家になることを目指し、表現活動をしている人たちと出会い、共に過ごした時間。 兼(25)や有紗(25)との出会いから別れ、性に逃避していた頃の自分。償いようのない過去。 芸術とはいったい何なのか、自分は果たしてこれから何者になりたいのか。何があっても消えない寂しさの存在。 何となくいろんなことを知った気になって、今に至る様々な考えを形成していった20代を回想し、 拓真は自らの中に残っていた後悔や虚無感を久しぶりに見つける。 そして拓真の世界は、始まる。                        
「寂しい。ずっと、とにかく寂しい。どうしても埋まらないこの寂しさの存在を自覚していながら、いったいこの先、こんなものの先で、僕は何に希望を見出せばいいのだろう」  


今回の舞台制作は特に強い想いがございます。          
【強くなる野心・・私、出雲の真の想い】
コロナ禍再来で制限されたクリエイター環境を変えるため、プライドを捨て、全てをさらけだしのぞむ今回の舞台制作
福島演奏した際の記事にも書いておりますが、僕が人生を通して達成していきたい目標は
”ボランティアとミュージシャンの報酬が保障された現場を増やすことを両立したい”
ということです。
いまでは「ミュージシャン」が「クリエイター」に置き換わり、より目標が大きくなりました。
クリエイターと言われる人々は多くがフリーランスで、複数の意味で不安定な生活をしていることが多いと思っています。
一つは金銭面。
一つは精神面。
一つは肉体面。
どれも健康的に生活する上では必要な要素です。
それらを犠牲にしながら、まさに言葉通り命を削って作品を作り続けています。
しかも、売れているアーティストの方々ですら、精神と肉体のかなりを消耗して作品を作り続けています。
その上で、我々の小劇団やいわゆる売れていないアーティスト達はさらに金銭的負担を背負います。
金銭的な負担は肉体と精神にも直結します。


そこで頭をよぎったのが、
〝組織として大きくなればより多くの芸術家たちを守れるかもしれない〟という事でした。


公演実績を積んで、
集客ができるようになって、
資金を集めて、
法人化して、
拡大していけば、より多くのことと多くのクリエイターを救えるかもしれない。


その大きな目標の為には生半可なことでは達成できないと思いました。だから、自分たちにとってはリスクのある大きな劇場をかりて公演をし成功させる。資金0からの無謀な挑戦ですが、成功させたいと思っています。

その為にまず今回の舞台制作は絶対成功させないといけない。

【劇団員紹介/出演メンバー】
北野くるみ/KITANO KURUMI
《出雲への印象》
私は入団が今年の4月の為まだ出雲さんと出会って間もないのですが、
この短期間の関わりの中でも
"目標のためなら、自分の心身を酷使してでも忍耐強く頑張り貫く男"だということが判明しました!
ですのでとても信頼できる反面、病気をしないか心配です…。
私的にはあしからずのお母さんって感じに思ってます!!!いや、お父さん???
みんなで親孝行しなきゃ!
《今回の役を演じるにあたっての意気込み》
同じ現代を生きている子ではあるけれど、
本を読んだとき自分との共通点は限りなく無い役だと思いました。
私の中では、ファーストインプレッションでここまで自分と違うと感じた役をやるのは初めてかもしれません。
根源的な共通点をまずは一緒に見つけられたらいいなと思います。
こんな私たちが友達になれたらそれはきっと本物なので、そういうワクワクをもってお近づきになりたいです。
《皆様へ》
見つけてくれて、ありがとうございます!
あなたが私が生きていたから生まれた小さなものに、いつか振り返って気づけるような、そんな生き方をしたいなぁそんな作品をつくりたいなぁと思います。
この出会いが、この作品の誕生が、
どうか巡り巡っていつかあなたの幸せの一部になりますように。
頑張ります!
渋井 新/SIBUI WAKA
《出雲への印象》
あしからずを。支えているなと常々思っております。長だなぁという印象です笑
《今回の役を演じるにあっての意気込み》
あまり接する機会の無い稀な人間だなと思っていて、自分との共通点や共感ポイントもほとんど無いです。でも、そういう風に生きれたらなと思える人物です。誠心誠意寄り添っていきたいと思います。
《皆様へ》
こちらの記事へご興味を持って下さりありがとうございます。舞台という少し非日常的な空間ではありますが、その空間をもっと身近に感じでもらえるように今より更に大きな成長が必要です。その為にも私たちは舞台という場所で表現をし続けて行きます。どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いいたします。
小林大斗/KOBAYASHI HIROTO
《出雲さんへの印象》
"ちょっと変な人"の集合体を見事に統括してるトップだと思ってます。
特に脚本演出をしている百武の扱い方を分かっているというか、こういう人が集団にいたら安心できる感覚があります。一緒にいると安心できます。
《今回の役を演じるにあっての意気込み》
役というとまだあまり明確な答えは出ていませんが、その役の人生を表現する事で意味のあるものというか、存在意義みたいなものを作り上げられたらなと思います。
公演としては稽古段階から繊細に創るべき作品だと思うので、丁寧にコミュニケーションを取りながらこの状況に負けないように、良い"空気感"を保てたらなと考えています。
《皆様へ》
このような、若く小さく実績も無い僕達「劇団あしからず。」に支援してくださり本当にありがとうございます。
正直、今のこの社会で演劇を続けることがどれだけの影響力を持ってくれるかを考えると、不安や無力感といった感情の方が大きいです。
ただ、僕自身芸術に触れる事で何度も前を向くことができ、今日まで生きてこれました。
これは誰にでも共通しているというか、そうあって欲しいと思います。
公演の成功というのは劇団の存続や僕ら劇団員の俳優人生にも直結します。些細なことでとても大きな事を失ってしまうような凄く危ない場所で戦う以上、強く、志し高くありたいと思います。
支援して頂ける方々、応援してくださる皆様に恥じぬよう精進して参りますので、何卒宜しくお願い致します!
ヤマシタマリカ/ YAMASHITA MARIKA
《出雲への印象》
初めて会ったときから変わらず、しっかりした人っていう印象です。笑
感覚で動く人間が多いあしからずには、本当に必要な存在だと思っています。
《今回の役を演じるにあたっての意気込み》
今の段階では私の役は私に近い人間のような気がしているので、頭を抱えそうだなぁと思いつつも、1番寄り添うことが出来るのかなとも思っています。
役というか、そもそも劇団の本公演自体が久しぶりなのと、私以外の劇団員3人との初共演の舞台になるので既にかなり緊張しています。
楽しみと不安と緊張でよく分からないんですけど、頑張ることしか出来ないので頑張ります!
《皆様へ》
とにかく感謝しかありません!
本当にありがとうございます。
演劇をつくるのも観るのも勇気が必要な世の中になってしまいましたが、だからといってそのまま廃れていってしまうのは本当に悲しいし悔しいです。
支援して頂いた皆様も、きっと同じ気持ちなんじゃないかな、と勝手に思っています。
舞台に立つたび、沢山の人の力を借りて立っていることを実感するんですけど、今回はさらにその気持ちを感じることになりそうです。
強く、誠実に、素敵な作品を届けられるように頑張ります。
本当にありがとうございます!!

【出演キャスト紹介】
今回作品創りをさせていただくにあたり沢山の俳優さん・女優さんにお力添えをいただきます!
各出演キャストの皆様対応のリターンもご用意しておりますので、ぜひリターンラインナップをご確認ください!
皆様、それぞれとても個性的でお芝居に対する熱量があるキャスト様達ばかりですので、皆様ぜひご期待ください!!【公演までのスケジュール】
8月19日 公演情報解禁
8月20日 顔合わせ
8月21日 本読み
8月22日〜9月17日 稽古
9月18日 小屋入り
9月19日〜9月25日 本番期間

【劇場】
ザムザ阿佐ヶ谷
【最後に】
少しギョッとする話かもしれませんが、私たちはなぜ生き続けなければならないのでしょうか?
正直、僕は昔、なぜ人は生き続けなければならないのか分からないでいました。
どうせ皆平等に死んでしまうし、一般人である自分がいつ死のうと何の影響も後にも先にもないと。
そんなある時ふと何気なく読んだ本に、人の生命を(自他共に)奪っていけない理由がこう書いてありました。

”だめなものはだめだから”


馬鹿馬鹿しいような、拍子抜けしたような感じですが、僕は妙に納得しました。
それが、世の中の人がいう「生きているだけで価値がある」という言葉の裏付けのようにも感じたのです。
この「理由になっているとも、なっていないとも言えない感じ」が私たちクリエイターにも共通していると思うのです。
芸術は生命維持には不可欠ではないですが、なくてはならない。
生命ではなく、生命の近くに漂う生活に密着していて、人間らしさというものの為になくてはならないもの
そう思っています。それだけの作品を作れるているかどうか。
私たちが拡大していくにふさわしい真摯な芸術活動をしているかどうか、皆さんに目を光らせて頂きたいのです。
どうか私たちの作品作りに力を貸していただけないでしょうか?宜しくお願いいたします。






<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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