介助される人の「力と意欲を引き出す」福辺流介助術を、日本のスタンダードに

2022.09.20 19:58
とうとう、ここまで来ました。本日23時59分をもってプロジェクトは終了。あっという間でした。その間、ほんとうに多くのみなさんから、熱いご支援とメッセージをいただきました。感激と感謝の連続でした。あとしばらく一緒に見届けてください。
──3つの特徴──(1)力と意欲を引き出す介助される人の意欲と能力を引き出します。
通常の介助が介助される人を動かすのに対し、この介助では介助される人が動きます。
(2)誰にでも使える介助される人:認知症・マヒ・寝たきり・意識がないなど、これまで全介助だった人も福辺流なら動いてもらえます。
介助する人:自信のない介助者でも使うことができます。(開発者の福辺は現在68歳の障害者です)理論的に確立されているのでマスターしやすく、特に介護の経験のない方にお勧めです。
(3)介助される人・する人の双方がラクこの介助をマスターすれば腰痛の心配はありません。
介助する人が楽な介助は介助される人も楽な介助です。楽で楽しい、信頼と感動の介助です。
 この度、福辺節子さんがクラウドファンディングに挑戦することになりました。
 聞けばその理由は、『これから福辺流を必要とする人たちがますます増えてくることを確信している。だから早くこの技術を現場のスタンダードにしなければ…との思いが強まった。そのためには、指導している介助技術の一つ一つについて、なぜそうするのか、根拠を明らかにしながら次世代にもしっかりと伝えられるものとしてまとめ上げていく必要がある。』ということでした。
 その意気や良し。彼女の確信に間違いはありません。
 だから皆様にもぜひ、クラウドファンディングへの協力をお願いしたいのですが、その前にまず、なぜ福辺流なのか? 私自身の応援の動機をお伝えします。
 福辺流介助術を指導される福辺先生の姿勢の一番の特徴は、妥協しないことである。  
 介助される方がどのような障害のレベルであれ、その人の変化が現れるまで妥協されない。
 それは介助の対象者の可能性を信じて機能が良くなる姿をイメージされておられるからだと思う。
 対象者が機能向上の余力を持っているのに、お世話をしすぎてしまうのは、介助する側のイメージ力の不足である。福辺流介助術によって奇跡的な変化が起こる時、介助側には自分自身のイメージ力の変化が起こる。
対象者の可能性が引き出されると同時に介助者自身の気づきが生まれるのが福辺流介助術の素晴らしいところだ。
 寝たきりと思われた人が杖歩行が可能となり、家族関係が再生し次の段階へと移行し、介助者の新しい生きがいが生まれる。ここに本当の優しさがあり、介助される側もする側も心豊かな関係性(マインドフルネス)を築けるのである。
 ひとたび介助者が新しいイメージ力を得ると、あらゆる介助のアプローチは変容をとげる。
 施設介護や,医療介助ではスケジュールに追われ介助の実践の余裕がなかなか見いだせないこともある。
 しかし、福辺流介助術のコンセプトをしっかりと身につければ、自分の周囲の環境は変化してくる。
 一瞬一瞬の介助の中にきっと素晴らしい体験を生み出す鍵がある。
 妥協しないことに本当の優しさがあり、マインドフルネスを生み出すステップとなるのだと思います。
 また、しんどいことを始めるのね…。
 昨年2月以来、母も、婚家先の両親も相次いで亡くなり、介護する対象を失い、
つくづく私は介護が好きなんや、と感じて、介護のない喪失感から回復した矢先の話…。
私はせっちゃんが好きやなあ…。セミナーで力強く話す時も、プライベートで控えめに話す時も。
以前は、福辺流の介助セミナーに参加するのが、楽しみであり励みでした。
セミナーしてくれたら、また行くよ!
 2000年に始まった介護保険制度は丸22年間を経過しました。
 2025年には団塊の世代(約600万人)が後期高齢者になり  本格的に介護サービスを利用する様になります。
順調に根付いてきた様に見える介護保険サービスですが  本当に「これでいいのか」と問いかけた時
幾つかの課題のあることを 心ある介護スタッフは感じておられるのではないでしょうか。
 誤解を覚悟で申し上げるならば 未だ介護の現場での主人公は 高齢者で無くスタッフであるように感じることがあります。
認知症があろうと 身体に不自由さがあろうと 介護を受ける高齢者は生身の人間です。
愛の無い介護は作業だと言っても過言ではありません。
福辺流介護には 高齢者介護に一番大切な「愛」があります。
福辺流介護を拡げて 日本の介護をもっと良くして下さい。応援しています。
 福辺流介助術に出会って父への気持ちが、『何でこんなことも出来ないんだ!』から
『こんなことも出来るんだ。すごい!』に劇的に変わりました。
介護に感動が生まれるこの介助術が、ひとりでも多くの方に広まることを切に願っています。
福辺さんのメソッドは、ユニークで驚くほどの結果が出る。
体験して学んだ人しかわからない。
このメソッドがもっと広がらないのはなぜか、冷静に考えてみると
既成の学びに縛られているからだと思うし、そこに位置を占めている方々は
自分の価値を失うような怖さを感じるからではないかしら?
しかし、決して恐怖ではなく、喜びであることを体験して知ってほしい。
点から面へ!驚きと喜びがさざなみのように広がるよう、応援します。
 2001年5月、くも膜下出血発症から1年、在宅療養8ヶ月、母の病状は不安定で度々緊急入院をしました。
母も家族も不安と緊張の日々、福辺さんの訪問リハビリを紹介して頂きました。
介助の方法を徹底的に教えていただき、継続は力なり。
要介護5の母は、介助で立位保持、車椅子に移乗しトイレに行くようになりました。
1日中、長時間ベッドにいることもなくテーブル前に座って過ごしました。
家族と一緒に温泉旅行をし、外食やホテルのクリスマスを楽しみました。
母は亡くなる少し前までオムツをすることもなく立位から移乗を頑張りました。
 在宅ケアチームのサポートを受けつつ、介助で支え支えられる喜びを13年余り、おかげで充実した在宅療養でした。
福辺流が介助のスタンダードになることを強く願っております。
 福辺流 力を引き出す介助術を実践できるよう、福辺さんに当法人に来ていただき約3年。
講義・実践を学ぶようになってからは、職員の腰痛での退職者はなく、本人の力を引き出す介助、特に座る姿勢にこだわり日々の介助を実践しております。
座位保持がしっかりできることで、食事の姿勢が出来しっかり食事を食べていただくことが出来、利用者の笑顔も引き出すことにつながっております。
また、職員は利用者自身の小さな動きにも気づけるようになり、その小さな動きを引き出し介助することが出来ないか試行錯誤している現状ではありますが、利用者を中心にチームで取り組むことが出来、職員間のコミュニケーションも増えモチベーションアップにもつながっています。

何にせよ、利用者の方々の表情が豊かになりました。
やってよかった!!福辺流 力を引き出す介助術
 福辺先生の介護は、家族、本人、施設の職員等皆に希望を持たせる介護です。
 病気で患い自分が受け入れられずガックリしたとき、こうすればベッドから起きれる、こうすれば立てる、歩ける、こんなことを身をもって教えていただけ、実際に明日に向かって起てるようになる。希望が持てる。
 こんな良い介護の方法が先生一代きりで終わってしまうこと等ありえません。是非修得者を育成し、一人でも多くの方に幸せになっていただきたい。
 また、介護者にも今までの介護は何だったのだろうと気づかせてもらえる。よい介護をしているつもりでも、自分本位で利用者はどこにいるのか。利用者に自分の介護で満足してもらえているのか。
 介護職員としてそれすらも考えていない毎日を過ごしてはいないか。何を糧にお給料を頂き、幸せな家庭を築こうとしているのか。 福辺先生の介護を知ってから、介護はしてやるのではないこと。介助される人が幸せに感じてもらえるように合わせること。高い技術をもって痛まないように、感じてもらえるように、そして希望を持って生きていけるよう一緒に考えていかなければならない。 
 介護の時代もこれからは障碍者が遠慮している時代ではないこと。遠慮しないでドンドンよい事業所を選ぶ時代だ。
 福辺先生は何を伝えたいのか。良い介助はなぜ生まれたのか。
先生は自分が介助された経験がこんな介護では明日がないと感じたからではないのか。してあげる介護ではダメだ。一緒に頑張る介護で明日に希望が持てる介護でなくては。誰も希望が持てないと明日は生きていけない。 子供のPTAで知り合った素人の仲間たちと宅老所を起ち上げて21年。もうすぐに私も利用者になる。 
 私は、福辺先生の、明日に希望が持てる介護を絶やさないよう応援します。
現在介護をしている仲間の方たち、関心を持たれたらぜひ先生に直接ご連絡を。丁寧に答えて頂けると思いますよ。
 福祉の仕事に20数年携わり、8年前に独立をした頃、福辺流介助術と出会いました。
福辺流介助術は、特別な介助術ではなく、人間にとって当たり前の動きを活かした介助です。
介助の技法のみではなく、介助の根底にある思想に響く介助術です。
 今まで携わってきた20数年を否定はしたくはないですが、介助の常識が大きく異なることに気付かされました。
なぜ、この介助が日本の介護教育で教えられていないのかと感じると共に、
この介助術が日本のスタンダードであるべきと感じます。
 この介助をより広めるため、福辺流介助術を継承できる人を増やすことが、
日本の介助者と被介助者の心と身体を長期的に豊かにすると確信しています。
 平均寿命が延びる一方で、健康寿命は延びない。
2000年、WHOが『健康寿命』を提唱し、寿命の質を問うたのです。
意識重視の在宅看護に没頭していた私が、介助する側に無駄な力を求めず、
介助される側が一人で動き出してしまう手法『福辺流の術』を目の当たりにしたのはその頃でした。
自らの義足体験から生み出した生き方のサポート術です。
健康寿命延伸プランの重症化予防や介護予防・フレイル対策に平行し、
介護状態からの復活を支える福辺流〝力と意欲を引き出す介助術〟の位置付けが欠かせません。
起き上がれなかった人が自力で起き上がりたくなる、そんな術が全国隅々まで拡がることを願っております。
「福辺流」介助術をもっと知りたい方。こちらもご覧ください。
   「新しい介護学 生活づくりのシーティング」 在庫なくなりました。
◎書籍、Tシャツは、11月中に送付予定です。
◎お困りごと相談、福辺流体験コース、福辺流お話しますコースは、11月より順次実施予定ですが、
お申込みいただいた方とは、10月中より随時スケジュール調整いたします。
◆Tシャツ、書籍は品物により、数に限りがあります。
ご指定いただいたものが、ご希望に添えない場合がありますので、予めご了承ください。書籍 限定数
□人生はリハビリテーションだ  制限なし
□マンガでわかる 無理をしない介護 80
□力と意欲を引き出す介助術 制限なし
□イラスト・写真でよくわかる 力の要らない介助術 35
□早引き介護の基本技法ハンドブック 18
□プロが教える本当に役立つ介護術 50
□新しい介護学 生活づくりのシーティング 在庫なしTシャツ 限定数
□S 24
□M 38
□L 51
□XL 10
1実証実験
 新潟医療福祉大学 江原教授と相談の上、できるだけ早く実験、検証を行う。
 23年1月、もしくは23年度より開始を目指す。2動画発信
 11月より、スタッフ、業者を選定。
 内容、スケジュールを相談、決定。 
 必要資材の購入 調達。
 23年1月より順次、動画を撮影、配信していく。3後継者育成
 第1段階として インストラクター養成セミナー開催
 本当にやる気のある参加者のみで、参加費用は無料で開催。(大阪)
 第1回目は10月開催予定。2日間連続セミナーを数回開催。

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