地域の『ごみ』を資源に!茨城県日立市で耕作放棄地を活用したアボカド栽培に挑戦!

2022.09.12 18:32
日立市の新たな特産品を目指して、耕作放棄地を活用したアボカド栽培に挑戦します!環境に配慮した持続可能な農業をテーマに家庭から出る生ごみを堆肥として利用し、放置竹林を整備し、ハウスを暖める燃料として活用することで、普段ごみとして扱われているものを資源に変える、サステナブルで新しい農業の形を目指します!
■2022/9/10追記


【目標達成のご報告とネクストゴールへの挑戦!】


クラウドファンディングを始めてから約1ヶ月半、皆さまのおかげで目標金額200万円を達成することができました!
ご支援いただき本当にありがとうございます。
開始当初は不安もありましたが、皆さんのご支援や温かい言葉をたくさん頂き自信を持って楽しみながら活動に取り組む事ができています。
この挑戦をきっかけに色んな方との輪も広がり本当に感謝しかありません。
ありがとうございます!


クラウドファンディング終了までは残り6日
今後はネクストゴールにチャレンジします!


Next Goal 250万円


この資金は竹チッパーの購入に充てさせて頂きます。
竹チップは、土壌改良や生ごみの消臭効果、分解促進などの効果があり、生ごみ堆肥との相乗効果も期待できます。
この竹チッパーを導入することで、放置竹林を整備して出た竹を燃料として使う以外に、竹の有効な活用方法を産み出します。


よりおいしい国産アボカドの栽培とより多くの社会課題を解決するためのネクストゴール達成に向けて最後の最後まで全力で駆け抜けます! 


終了は9月16日(金)23時59分です!
最後まで皆さんとこのプロジェクトを盛り上げていけたらと思います!


引き続き応援よろしくお願いします!




ここから本文
はじめに・ご挨拶
こんにちは、Pieces'FARMの神田駿介と赤羽悠斗です!
この度は、僕たちの事業に興味を持っていただきありがとうございます。
僕たちは、2022年5月に東京と広島から茨城県日立市に引っ越し、日立市茂宮町の耕作放棄地(約500㎡)を活用したアボカド栽培に挑戦しています。なぜ、今回このようなチャレンジに挑んだのか、僕たちの出会いから今日までの経緯を簡単にですが、お話したいと思います。2人の出会い 
~ソーシャルビジネスに興味を持つきっかけ~
僕たちは二人とも丑年生まれですが、年が12才離れています。
日立でもお会いした方々からよく「二人はどうやって知り合ったの?」と聞かれるのですが、僕たちは2016年2月、フィリピンのセブ島での語学留学で出会いました。
ちょうど同じタイミングで入学したことで、バッチメイトとして共に時間を過ごしました。入った学校はスパルタ式で、平日は朝8時から夜10時まで毎日授業があり、学校の敷地内から出ることはできません。校内には様々な罰則があり、罰則を受けると週末の外出が禁止になることもありました。
セブ島への留学時代
そんなフィリピンでの生活の中で途上国と日本との大きな生活の違いを目の当たりにし、今まで知らなかった社会の問題に目を向ける最初のきっかけになりました。
約2か月間と短い期間ではありましたが、厳しい環境下で一緒に生活をしていくうちに同じ困難を乗り越える仲間のような結束感が生まれ、気づけば年の差を気にせず接するようになっていきました。
帰国後も、旅好きの僕らは、キャンピングカーでのアメリカ横断の旅やアイスランドの旅に出かけ、共通の趣味である筋トレをしたりと時間を過ごし、様々な話をしていく中で、自分たちの身の回りにある社会問題や途上国などにおける社会問題を解決していく為になにかできないかという共通の思いがあることに気づいていきました。
アメリカ横断の旅 & アイスランドの旅
そして、2019年に東京で開催されたソーシャルビジネスサミットへ参加した際に、様々なソーシャルビジネスの形を知ると共に新たなソーシャルビジネスに挑戦しようとする人たちの姿に感銘を受け、二人でソーシャルビジネスに取り組んでいくことを決意しました。Pieces設立
2020年、「ソーシャルビジネスで誰もが自分らしく豊かに生きる社会を作る」というテーマを掲げ、Piecesという団体を立ち上げました。
Piecesは、ソーシャルビジネスを多くの人に知ってもらい、ソーシャルビジネスに参入するハードルを低くして一般に広く普及させることで、社会的な課題に個人や企業がアプローチしやすい環境を作ることを目的に活動しています。
Piecesのロゴは、色や形はそれぞれ違っていても、世の中すべての人には大切な役割があり、人も自然も動物もみんなが手を取り合い協力することで豊かな社会を作っていこうとい意味が込められています。
そして、ソーシャルビジネスに多くの人が関わることで、多くの社会課題が解決されると共に、ソーシャルビジネスを実際に行う人々が、自分の生きる目的や人生でのやりがいを再発見、再確認していくことで、自分らしく、豊かに生きる人が増えていく社会づくりを目指しています。Piecesのこれまでの活動と
Pieces’FARMの誕生
社会人としてお互い仕事をしていた僕らは、仕事終わりや休日に時間を設け、まず日本や世界で起きている社会問題をピックアップしていき、仕事をしながらでも自分たちが取り組める社会課題は何か話し合いを繰り返しました。
その中で、日本では都心部への人口集中により、今後消滅する可能性がある都市が数多く存在することを知りました。
僕たちの共通の趣味が旅行ということもあり、日本全国にある消滅可能性都市を回ってその魅力をYoutubeで発信していきながら、実際に地方ではどのような社会課題があるのかを自分たちの目で見て体感し、取り組むべきソーシャルビジネスを見つけることにしました。
全国の消滅可能性都市を回っていく中で、田舎の雄大な景色や日本の原風景、都会とは違いゆったり流れる時間やそこで暮らす人々の生活に触れていくうちに、僕たちも実際に田舎に住みたい、そしてその町が抱える社会課題を現地で解決していきたいと考えるようになりました。なぜアボカド栽培なのか
そもそも僕たちはアボカドが大好きで、毎日のようにアボカドを食べています(笑)
アボカドは、別名「森のバター」とも言われ、ギネス世界記録にも「最も栄養価が高い果物」として認定されており、近年日本のみならず世界中で爆発的に需要が拡大しています。
その急速な需要の拡大に伴い、主な生産国である南米などの途上国では水不足や環境破壊、また栽培を巡りギャングと農家との間で抗争が起きるなど様々な問題が深刻化しています。
日本でも99%輸入に頼っており(農林水産省、「特産果樹生産動態等調査」「財務省貿易統計」を基に算出)、僕たちが日々何げなく食べているアボカドにより、実は生産国では、様々な社会問題が引き起こされてしまっている現状があります。
また、日本では少子高齢化による農業人口の減少やそれに伴う耕作放棄地の増加が社会問題になっており、さらに、農業は3K(キツイ・汚い・稼げない)とも言われ、新規就農者が増えないのも課題の一つです。
そこで、環境に配慮したアボカド栽培を国内で確立し広げていくことで、日本の抱える社会課題の解決と現在南米を中心とした途上国で起きているアボカドをめぐる社会問題の解消にも寄与できるのではないかと考え、今回Piecesのソーシャルビジネスの一つとしてPieces'FARMを立ち上げアボカド栽培に取り組むことにしました。なぜ日立市なのか
アボカドを栽培するにはどこが良いのか、全国の消滅可能性都市をPiecesの活動で周りながら候補地を探していきました。
条件としては、
・関東圏で海や山に囲まれた自然が豊かな場所
・アボカドを栽培するために比較的温暖な気候
・住みたいと思える魅力的な街
という観点で移住先を考えていました。
そんな時、偶然にも同じく地方での起業を考えている友達から茨城県を勧められ、茨城県のいくつかの地域を一緒に観に行くことにしました。そこで訪れた日立市の素晴らしい景観に魅了され、調べていくうちに、
・日立市ではフルーツ栽培が盛んでフルーツを栽培する土壌があること
・県内では比較的温暖な気候で氷点下を下回る日が少ないこと
・水源が豊富にあること
などアボカドを栽培するには適している場所であることがわかり、海や山が近く自然が豊かで魅力的な街という条件に全て当てはまる街だったため、日立市でアボカド栽培に挑戦しようと決め、今回のプロジェクトを始動していきました。
今では、これもアボカドが引き寄せてくれた何かの縁だと感じています(笑)Pieces'FARMの特徴と
このプロジェクトで実現したいこと
Pieces’FARM では持続可能なアボカド栽培をテーマに社会課題を解決する新しい農業の形を目指します。
① 環境に配慮したアボカド栽培方法の確立
・使われなくなった耕作放棄地を有効活用
・家庭から出る生ごみを堆肥化して利用
・放置竹林を整備し、そこで出た竹をハウスの燃料として利用
普段『ごみ』として捨てられているものを『資源』として有効活用し、環境に配慮した新しい農業の形を作ります。
② 農業のイメージを変えて農業人口を増やす
・魅力的な農業を確立し若者の新規就農者を増やす
従来の3K(キツイ・汚い・稼げない)から新しい3K(環境に配慮した・稼げる・カッコイイ)へイメージを変えることで、若者の新規就農者を増やします。
・アボカド栽培を通じて地域に新たな雇用を生む
地域に新たな特産品を作ることで、生産・加工・流通など新たな雇用を生み出します。
③ 地域の課題や世界の社会問題を知るきっかけを作る
農業体験やワークショップを定期的に開催することで、地域住民が交流できる場を提供し、そこで地域の課題や世界で起きている社会問題を知るきっかけ作りをして行きます。
④ 他の地域に普及させ、多くの社会問題を解決する
この栽培方法を確立し、他の地域にも普及させることで、同じような問題を抱える地域の課題解決に貢献するとともに、国内でのアボカドの自給率を高め、途上国における問題解消にもアプローチしていきます。資金の使い道
今回、皆様からいただいた資金は運営やハウス整備に必要な機材の購入、アボカドの苗木の購入などに充てさせていただきます。
●アボカドの苗木購入費用(100株) 約50万円
●ビニールハウスの整備費用 約30万円
●栽培費用(土・鉢など) 約30万円
●農機具購入費用 約10万円
●竹ストーブ 約60万円
●Goodmorning手数料(9%) 約18万円
リターンについて
今回、多くの方からご支援いただけるように様々なプランをご用意いたしました。
●【全力応援プラン】3,000円  
●【国産アボカド1㎏(3~5個程度 1個200g~400g)】10,000円
●【国産アボカド3㎏(10~15個程度 1個200g~400g)】30,000円 
●【Pieces’FARMオリジナル缶バッジ&ステッカー】3,000円
●【アボカドを育てよう アボカド栽培キット】5,000円
●【アボカドを育てよう アボカドの苗木(ハス種1年生)】 10,000円
●【ハウスの看板にお名前を刻みます】10,000円 
●【Pieces’FARMオリジナルTシャツ】10,000円
●【Pieces’FARMのマスコットキャラクターをデザインできる権利】20,000円 
●【1日なんでもお手伝い券(茨城県内)】10,000円
●【体験型 ハウス見学と日立市観光ツアー(日帰り)】10,000円
●【体験型 作業体験とお疲れ様BBQ(日帰り)】10,000円 
●【体験型 築100年の古民家に泊まる 作業体験とお疲れ様BBQ(一泊二日)】30,000円 
●【アボカドオーナー制度(5年間)】100,000円 
●【野望プラン】300,000円
●【企業様・事業者様向け 特別プラン】100,000円 
●【企業様・事業者様向け 特別プラン】300,000円 実施スケジュール
2022年9月中旬   クラウドファンディング終了
2022年10月   ハウス整備、ビニールシート張り リターン開始
2021年11月頃  ハウス完成イベント
〜 定期的なイベント開催・成長過程の配信 〜
2024年12月頃  アボカド初収穫予定

僕たちから皆様へ
長くなりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございます。
まだまだ未熟な僕たちですが、今回のクラウドファンディングをきっかけに僕たちの挑戦の経緯やビジョンを色々な方に知っていただき嬉しいかぎりです!
最後に、僕たちのモットーは『ソーシャルビジネスで誰もが自分らしく豊かに生きる社会を作ること』です。
このプロジェクトを通じて、農業や社会問題に取り組むということに興味を持ち、何かに挑戦してみよう!自分にも何かできることがあるかもしれない!そう思う人が少しでも増えてくれたら嬉しいです。
『誰もが自分らしく豊かに生きる社会』の実現に向けた最初の一歩がここから始まります。
僕たち二人の力だけでは実現困難な道のりです。
皆さんの力をお借りしながら、仲間を増やし、一緒に創り上げる大きなプロジェクトにしていければと思っています!
どうか、ご協力のほどよろしくお願いします!
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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