野菜洗い方!トマトやブロッコリーやほうれん草など基本の洗い方

2022.07.20 11:06
洗って切って、そのまま食べられる野菜。しっかり洗ったつもりなのに、土や汚れが残っていた、という経験はありませんか?そこで今回は、意外と知らない「野菜の正しい洗い方」をご紹介します。
野菜ごとの洗い方のポイントを覚えよう
野菜を洗うときには、流水を使うのが基本。流水でまず表面の汚れを落としてから、土や汚れが残りやすい細かな部分を洗います。土や汚れが残りやすい箇所は、野菜によってさまざま。そのポイントを覚えて、丁寧に洗いましょう。
●いぼやヘタのあるもの:きゅうり、トマトなど
いぼやヘタの周りには土や汚れがたまりやすいので、指先でしっかりと洗いましょう。
きゅうり・トマトの洗い方:いぼやヘタの周りを指先でしっかり洗う
●重なりのある野菜:白菜、レタス、キャベツなど
複数の葉が折り重なっているものは、葉と葉の間にも土や汚れが残っていることがあります。外側の汚れた葉は取り外してから、使う分を1枚ずつはがし、バラバラにして洗いましょう。
白菜・レタス・キャベツの洗い方:葉と葉の間の汚れを落としたいため、1枚ずつ洗う
レタスを丸ごと洗うときの時短テク
サラダなどでレタスを丸ごと1玉使うときは、芯をくり抜き、その穴に流水を当てると、葉をはがしやすくなります。   
●根元が密集している野菜:ほうれん草、水菜など
根元の隙間に土が入り込んでいることがあります。根がついている場合は切り落としてから、水を張ったボウルに入れます。茎の間を広げるようにして根元に流水を当てながら、丁寧に洗い落としましょう。
ほうれん草・水菜の洗い方:根を切り落とし、根元の隙間の汚れを流水で洗い落とす
●房になっている野菜:ブロッコリー、カリフラワーなど
房と房の間にある汚れは、小分けにすると落としやすくなります。丸ごとサッと水洗いしてから小房に切り分け、水を張ったボウルに入れて流水を当てながら洗いましょう。
ロッコリー・カリフラワーの洗い方:房と房の間の汚れは小分けにして、流水で洗い落とす
●根菜:じゃがいも、にんじんなど
くぼみの部分に泥や汚れがたまりやすいので、たわしやブラシを使ってこすり洗いし、しっかり落としましょう。

衛生上、調理器具用や掃除用のたわしやブラシとは分けましょう。野菜用のブラシなども販売されています。
じゃがいも・にんじんの洗い方:汚れのたまりやすいくぼみを、たわしでこすり洗いする
●発芽野菜(スポンジの付いたもの):かいわれ大根、スプラウトなど
底のスポンジから切り離す前に洗いましょう。スポンジ部分を軽く握り、逆さにして、水を張ったボウルに食べる部分をつけながら振り洗いします。少量を使う場合は、使う分だけスポンジから取り外し、根元部分を持ったまま、同様に振り洗いします。

スプラウトの保存方法はこちら。
かいわれ大根・スプラウトの洗い方:根元部分を持って、水につけて振り洗い
きのこは「洗わない」が基本ルール!
きのこ類は、水洗いすると風味が落ちてしまいます。洗わずにきれいにするポイントを覚えましょう。
●きのこ:椎茸、しめじなど
汚れやほこりが気になる場合は、湿らせたキッチンペーパーで拭き取りましょう。なめこなど、ぬめりのあるものは、流水でサッと水洗いします。
きのこは洗わない:汚れが気になる場合は湿らせたキッチンペーパーで拭き取る
最後に
調理途中や、野菜の下処理を行った後のまな板や包丁にも汚れが付着していることがあります。調理器具もこまめに洗うように心がけましょう。
[ほうれん草]上手な茹で方と、日持ちさせる保存方法
[ほうれん草]上手な茹で方と、日持ちさせる保存方法
青菜の王様といわれる、ビタミンと鉄を含む緑黄色野菜の代表格。店頭には一年中並んでいますが、旬は冬。甘みも増して、ビタミンCの含有量 も多くなります。原産地は西アジアで、今では世界中で栽培されています。生食用(サラダ用)のほうれん草はアクが少なく、茹でずに食べられます。
最終更新:2022.07.20
文:KWC
写真:Getty Images(1枚目)、小林友美(2~8枚目)
監修:カゴメ
参考文献:『改訂9版 野菜と果物の品目ガイド』(農経新聞社)
出典:
札幌市保健所「野菜の下処理をするときに気をつけるポイント」

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