エンジンはハイメカツインカムを採用した2L直4DOHCの3S-FE型を搭載。最高出力135ps/6000rpm、最大トルク18.5kg-m/4000rpmは凡庸ながら、扱いやすい豊かなトルク特性でオフロードでも逞しい走りををみせた。面白いと思ったのは、令和のいまほどMT車比率は低くはなかったが、スポーティモデルではない限りMT車がニッチな存在になりつつあった’90年代に、見てくれがファッションSUVの初代RAV4に4速ATだけじゃなく5速MTを全グレードに設定していたこと。
その5速MT車のセンターデフには、トラクションを必要とする際に有効なメカニカルデフロック機構を装備。4速AT車にも優れた走行性能と走破性を実現するために、きめ細かく強力な差動制限を可能にした油圧多板クラッチ式のEC-ハイマチックが用意された。
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