スポーツをあきらめないために。子どもたちに靴を届けたい #your_shoes

2022.09.02 20:51
東京をホームタウンとする14のスポーツチーム・団体がともに取り組む「TOKYO UNITE」では、認定NPO法人キッズドアとともに、都内の困窮家庭の子どもたちにシューズを届けるプロジェクトを実施します。■スポーツを頑張る困窮家庭の子どもたちに、スポーツシューズを
2022年7月7日、子どもたちがあらゆる可能性を持てる社会を目指し、東京をホームタウンとする14のチームで立ち上がった「TOKYO UNITE」。
TOKYO UNITE 発足後、第一弾となる今回のプロジェクト「#your_shoes(ユア・シューズ)」では、認定NPO法人キッズドアとともに、スポーツを頑張る困窮家庭の子どもたちに、スポーツシューズを届けるべく、クラウドファンディングを立ち上げました。「スポーツを始め、続けていく機会をより多くの子どもたちにもってほしい 」
コロナ禍による経済環境の悪化など、様々な事情によってスポーツをあきらめてしまう子どもたちが多く存在します。東京をホームタウンとする14のスポーツチーム・団体が共同で活動をしていく「TOKYO UNITE」は、スポーツを始め、続けていく機会をより多くの子どもたちにもってほしいと願っています。
今回のプロジェクトでは、社会貢献活動の第一弾の取り組みとして、2022年にTOKYO UNITEに参加するチームが東京で開催するホームゲーム数「337」(※1)を1つの目安として、337足のスポーツシューズを、認定NPO法人キッズドアが運営する「キッズドアファミリーサポート」(※2)に登録されている東京都内で暮らす困窮子育て家庭の子どもたちに届けるものです。■プロジェクトにこめた想い「If I were in your shoes = 私があなたの立場だったら」
「your shoes」のネーミングには、If I were in your shoes = 私があなたの立場だったら、という意味を込めています。もし自分自身が、スポーツをあきらめなければいけない環境にあったとしたら。大好きな習い事、部活動、スポーツクラブ・チームでの活動をあきらめなくいけなくなったら。そのような状況にある子どもたちが東京にもたくさんいるということを、今回の取り組みを通して多くの方に知っていただき、また支援をいただければ幸いです。
TOKYO UNITEに参加しているチーム・団体の選手とファンの皆様、スポーツをあきらめない子どもたち、そしてそのご家庭とが1足のシューズで繋がり、さらに未来の東京へと繋がっていく。このプロジェクトが多くの子どもたちの未来を作れることを願っています。



■取り組む社会課題「ひとり親家庭の2人に1人が貧困。部活にお金を使えない…」
日本の子どもの7人に1人が貧困状態であるということを聞いたことがあるかもしれませんが、特に「ひとり親家庭の貧困率」は48.1%で、実にひとり親の2人に1人が貧困となっており、これは先進国で最低水準にあります。母子世帯の就業率は国際的にみても高い水準であるにもかかわらず、非正規就業や低賃金などにより所得が上がらず、世界一働いているのに、世界一貧困=世界一ワーキングプアな国となっているのが現状です。
出所:OECD Family Databese Table LMF1.3A(左上)OECD Family Databese Table CO2.2.C(右上)


キッズドアファミリーサポートに登録しているご家庭も91%が母子家庭・57%が年収200万円以下となっており、毎日の食事も満足に摂れないなか、子どもの習い事や部活動に十分にお金を使うことができないという声がたくさん届いています。
出所:認定NPO法人キッズドア「ファミリーサポート事業」
この他にも、
部活用の専門的なシューズを買ってあげることができず、登下校用のスニーカーで部活をさせていた。それが原因で怪我をしてしまった...
ほかのみんなが半年に1回シューズを買い替えていたが、自分の子どもには3年間で1度しか買い替えてあげることができなかった...
といった実際の経験談や、シューズをはじめとする用具やウェアについての支援があれば習い事などを続けていきやすい、といった声もありました。
■ このプロジェクトで実現したいこと
東京をホームタウンとするスポーツチーム・団体として、東京に暮らす子どもたちをサポートしていきたい。スポーツができる、続けられる環境、機会を奪われてほしくない、そのような思いで今回のプロジェクトを企画しました。キッズドアとともに、シューズを今必要としている子どもたちに届けます。
(お届け先の選定について)
キッズドアファミリーサポートに登録している困窮子育て家庭のうち、東京都内で暮らす約4,800名の子どもたちに対して希望を募り、その中から選定させていただいた子どもたちに337足のシューズをお届けします。
(シューズの種類について)
今、それぞれの子どもたちが必要なシューズは、特定の競技における専門的なシューズ(スパイクなど)からアップシューズ、ランニングシューズのような汎用性のあるシューズまで様々です。またサイズも個人個人で異なります。個別の希望については「キッズドアファミリーサポート」内でのアンケートなどを通じてヒアリングを行い、希望に沿ったシューズをお届けする予定です。
なお、メーカーなどについては今後詳細を決定していきます。ープロジェクトを実施する体制
本プロジェクトはTOKYO UNITEと認定NPO法人キッズドアが共同で行うプロジェクトです。スポーツシューズをお届けするご家庭については、キッズドアが選定し、お届けをします。TOKYO UNITEは、各チーム・団体と協力し、リターンの製作や発送、SNS、ウェブサイト等での発信を行っていきます。

■資金の使い道
<目標金額>約6,437,000円
内訳:
シューズ購入費:約370万円
専用ボックス等制作・発送費:約50万円
リターン製作費・配送費:約140万円
その他雑費:約20万円
手数料:579,330円
手数料にかかる消費税(10%):57,933円
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
※キッズドアは認定NPO法人ですが、本プロジェクトは購入型クラウドファンディングとなるため、寄付金控除の対象とはなりません。

■実施スケジュール
■リターン 
<3,000円:御礼メッセージセット>
御礼メール&TOKYO UNITEチームメンバーによる御礼リレー動画
<6,000円:TOKYO UNITE Tシャツ セット>
御礼メール&TOKYO UNITEチームメンバーによる御礼リレー動画
+TOKYO UNITE Tシャツ(オリジナル)
<10,000円:スペシャル セット>
御礼メール&TOKYO UNITEチームメンバーによる御礼リレー動画
+TOKYO UNITE Tシャツ(オリジナル)
+始球式記念写真(サイズ2L版)
+支援者名前入りのTOKYO UNITEオリジナル証明書
<25,000円:始球式参加メンバーサイン入りTシャツ セット>
TOKYO UNITE始球式参加メンバーサイン入りTシャツ
+御礼メール&TOKYO UNITEチームメンバーによる御礼リレー動画
+支援者名前入りのTOKYO UNITEオリジナル証明書
<30,000円:始球式参加メンバーサイン入りボール セット>
TOKYO UNITE 始球式参加メンバーサイン入りボール
+御礼メール&TOKYO UNITEチームメンバーによる御礼リレー動画
+TOKYO UNITE Tシャツ(オリジナル)
+支援者名前入りのTOKYO UNITEオリジナル証明書
□TOKYO UNITE 始球式参加メンバー
*7月7日に始球式参加メンバーがTシャツ&ボールにサインを入れました
■最後に
私たちは、スポーツが永久に人々に愛されつづけるものであり、あらゆる世代や社会的バックグランドの方々にとってかけがえのない存在であることを願っています。子どもたちがスポーツをあきらめてしまう環境を少しずつでもなくしていきたいと思い、このプロジェクトをTOKYO UNITEの社会貢献プロジェクトの第一弾として企画しました。
このクラウドファンディングによって、皆さんとともに支援の輪を広げていければ幸いです。

■チーム/団体/自己紹介・活動実績
□TOKYO UNITEについて
TOKYO UNITEは、東京をホームタウンとする14のスポーツチーム・団体が、競技の壁を越えて協力し合い、新たな価値を生み出すことを目的とした社会イノベーションプロジェクトです。14のチーム・団体が相互に知見やノウハウを共有することで、東京におけるスポーツの発展やブランディング向上に寄与していくほか、東京が抱える様々な社会課題と向き合い、関係するステークホルダーと連携し、アクションを起こしていきます。
(TOKYO UNITEのビジョン/ミッション/バリュー)
・ビジョン(TOKYO UNITEが描く将来像)
- 子どもたちがあらゆる可能性を持てる社会に。
- 私たちのホームタウンであるTOKYOを、世界でもっともエネルギーに満ちた都市に。
・ミッション(TOKYO UNITEの目的)
- 東京の様々なカルチャー、クリエイターらとコラボレーションをすることで、東京の魅力を最大化させる。
- 子どもたちがスポーツをできる環境、機会をひろげ、行動するきっかけをつくる。また、様々な困難を抱える子どもたちをサポートするために、発信等に取り組んでいく。
・バリュー(TOKYO UNITEの行動基準)
- 参加する14チーム・団体、そして関係する様々なステークホルダーとフラットで持続性のある関係をつくり、「コレクティブ・インパクト」(※)を生み出す。
(※)行政、企業、NPO、財団、有志団体など様々な立場の関係者が、組織の壁を越えて社会問題を解決するアプローチのこと
- 多様性(ダイバーシティ&インクルージョン)を尊重し、様々な人がまじりあう拠点でありつづける。
(参加チーム・団体*順不同)
東京ヤクルトスワローズ(2022シーズンの東京開催試合数=69)
読売ジャイアンツ(同=65)
FC東京 (同=17)
FC町田ゼルビア (同=21)
東京ヴェルディ (同=21)
日テレ・東京ヴェルディベレーザ(同=10)
アルバルク東京 (同=26)
サンロッカーズ渋谷 (2021~22シーズンの東京開催試合数=29)
東京サントリーサンゴリアス (同=8)
東芝ブレイブルーパス東京 (同=7)
リコーブラックラムズ東京 (同=5)
木下マイスター東京 (同=6)
Tokyo Frog Kings (2021年に行われたISL(国際水泳リーグ)にてTokyo Frog Kingsが出場した試合日数=8)
日本相撲協会 (2022年に東京・両国国技館にて開催する場所の開催日数=45)


□認定NPO法人キッズドア 団体概要
子どもの支援といえば海外の子ども支援が主流であった2007年に任意団体として活動を開始して以来、「すべての子どもが夢と希望を持てる社会へ」という理念のもと、日本の子どもの貧困問題に取り組んでいます。困窮家庭の子どもたちへの無料学習支援は年々拡大し、今では毎年約1,500名の子どもに定期的な学習機会を提供し、東日本大震災の被災地での教育支援も継続しています。コロナ禍においては、緊急の食料支援や文具支援など、困窮子育て家庭への包括的な支援も開始しました。
<理事長・渡辺由美子の公的委嘱活動・受賞歴など>
内閣府:子供の貧困対策に関する有識者会議・構成員
厚生労働省:生活困窮者自立支援及び生活保護部会・委員
参議院:国民生活・経済に関する調査会・参考人
ICT夢のコンテスト2013でCEC奨励賞受賞/2013年
第4回日経ソーシャルイニシアティブ大賞国内部門ファイナリスト/2016年
公益財団法人社会貢献支援財団より社会貢献者賞/2018年・奨励賞/2021年


(※1)各チーム・団体が2022年シーズン(WEリーグ、Bリーグ、ラグビーリーグワン、Tリーグは2021-22シーズン。ポストシーズンゲームは除く)に東京都内でリーグ戦等のホームゲームを開催する数の合計。Tokyo Frog Kingsは22年のISL開催がないため、21年のISL試合日数「8」で換算。
(※2)認定NPO法人キッズドア「ファミリーサポート事業」 
認定NPO法人キッズドアでは、コロナ禍によってさらに苦しい状況となってしまった困窮子育て家庭を支援することを目的に、2020年にファミリーサポート事業を発足し、物資支援をスタートさせました。より根源的な支援活動を行うため、2022年から全国の困窮子育て家庭を対象に、困窮から抜け出すための物資・情報・就労支援を行い、現在では約2,700世帯の困窮子育て家庭が登録しています。

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