大規模な漏水損害にあった逗子のコーヒースタンド。一日も早く営業を再開したい!

2022.07.22 20:52
2022年5月。神奈川県逗子市にあるコーヒースタンド『BREATHER COFFEE』は、ある日突然テナント上階からの大規模な漏水による損害を受け、営業再開の見通しが立たないほどの事態に見舞われました。それでも「必ずまた営業を再開させたい!」どうか皆さまのお力をお貸しいただけないでしょうか。◆ プロジェクトを立ち上げた背景
はじめまして。
神奈川県逗子市にあるスペシャルティコーヒースタンド、『BREATHER COFFEE』オーナーの長谷川 晃平です。


2022年5月25日
いつものように出勤してお店の扉を開けると、まるで土砂降りの雨かのように天井から水が滴っていました。
原因は、テナント上階からの大規模な漏水でした。
壁や床などの内装、エスプレッソマシンや焙煎機などの機器、店内什器・備品や商品など、一瞬にして店の多くを失ってしまいました。
さまざまな複雑な事情が重なり営業再開の見通しは立たない状態、銀行などからの借入も困難な状況です。


損害総額は想像以上に膨らみ、現在も自店舗の保険と貯金とを切り崩して立て直しを図っていますが、お恥ずかしながら私たちの力だけでは早期の復旧が見込めず、この度クラウドファンディングを立ち上げるに至りました。
「1日でも早く、また逗子の街で『BREATHER COFFEE』を再開させたい!」
「美味しいスペシャリティコーヒーとともに、皆さまを安心して迎え入れられるお店を復旧させたい!」
どうか、皆さまのお力をお貸しいただけないでしょうか。
◆ 『BREATHER COFFEE』について
私たちのお店『BREATHER COFFEE』は、
神奈川県逗子市にあるスペシャルティコーヒー専門のロースター&コーヒースタンドです。


2018年5月にコーヒースタンドとして夢のお店をオープンし、2021年3月にロースターを開設。
私 長谷川 晃平と妻の長谷川 瑞穂、夫婦ふたりでお店を営んできました。
私たちのお店では、農園でコーヒーの木を丁寧に育てる生産者のこだわりや想いを引き継ぎ、コーヒー豆本来の個性を最大限に引き出す浅煎り焙煎のコーヒーと、店内で焼き上げる自家製スイーツや軽食をお楽しみいただけます。
一杯のコーヒーをより味わい深いものにするために。
使用するコーヒー豆の種類の選定、焙煎の度合い、また日ごとにお湯の温度やコーヒー粉の量、挽き目を変えるなど、レシピの細部にまでこだわりを持ってコーヒーをおつくりしています。
『スペシャルティコーヒーの店』としての責任と、一杯のコーヒーがお客さまのお手元へ届くまでの背景に愛情を込めながら、丁寧に焙煎、抽出と説明や販売を行なっています。
開業当初は、スペシャルティコーヒーというジャンルに馴染みの少ない印象のあった逗子の街ですが、最近では認知も広がり、近隣にも同業のお店が増えたことによる相乗効果から、美味しいコーヒーを気軽にお店で楽しむという文化や習慣が町に根付いてきたように感じます。
地域の一角を担わせて頂いているという気持ちで、逗子をはじめとする湘南エリアを盛り上げていきたいと思いながら、おかげさまで今年で営業5年目を迎えました。
毎日のように通ってくださる地域の方や、遠方から訪ねてくださるご新規の方など、皆さまの支えがあり、これまでやって来れた店だと感じています。
これまで以上に品質やサービスの向上を追求し、逗子だけでなく湘南エリア、さらには神奈川県を代表するスペシャルティコーヒースタンドになれるよう、夫婦ふたり、二人三脚で日々励んでいます。
◆ お店をつくった背景
もともとコーヒーが好きで、いつかコーヒースタンドを開業したいと思っていた私。
そのいつかを叶えるため、サラリーマンを辞めて日本のカフェで経験を積み、その後コーヒーの聖地とされるオーストラリアのメルボルンへコーヒーを学ぶために単身で渡りました。
5年間、メルボルンの『Krimper』というお店に勤め、うち4年間はヘッドバリスタというコーヒーの責任者としてのポジションを勤めたのち、自身の夢であった『コーヒースタンドの開業』を日本で叶えるために帰国しました。
日本でつくりたかったのは、メルボルンのようにライフスタイルの中にカフェが組み込まれたカルチャー。
その日その時間に決まったコーヒーを飲む習慣が、メルボルンにはありました。
カフェでコーヒーを飲むタイミングで「今日調子どう?」と会話が生まれる。カフェに通い、会話をするという習慣が、暮らしの中で忙しさから離れる瞬間をつくっていたのだと思います。

そんな思いが高まり、メルボルンで出会った妻とふたりで、ここ逗子の街に店をオープンさせました。
逗子を選んだのは、街ののんびりした空気が自分たちに合っていたし、自然の多い環境にも魅力を感じていたからです。
『子どもからおじいちゃんおばあちゃんまで、暮らしの中でほっと一息、息継ぎしてもらえるような、気軽に来られるカフェをつくりたい』
そんな思いで、店名には『BREATHER=息継ぎ』とつけました。

コーヒーを通して人々の心に安らぎや幸福感を与え、ライフスタイルに根付くようなコーヒースタンドであり続けたいと考えています。
◆ プロジェクトで実現したいこと
大規模漏水による被害を乗り越え、早期の営業再開を実現させたいです。
私たちのお店を楽しみにご来店頂いていたお客様、
美味しいコーヒーを求めて隣県や遠方から足をお運びいただいたお客さま、
ご観光の途中に休憩にお寄り頂いたお客さま、
いまこの時も私たちのお店を思って下さっているすべての皆さまへ、
もう一度私たちの商品を提供したいです。
店舗を完全に元に戻すことは難しい状況にありますが、それでも今の私たちに出来ることに最大限努め、一日でも早く、また逗子の町に『BREATHER COFFEE』の明かりを灯したいと切に願って動いているところです。
「諦めたくない!必ず営業を再開させたい!」
そんな思いで、日々営業再開に向けて出来るアクションを重ねています。
現在も自店舗の保険と貯金とを切り崩して立て直しを図っていますが、損害額が大きすぎて、私たちの力だけではどうにもなりません。
どうか、皆さまのお力をお貸しいただけないでしょうか。
あたたかいご支援の程、どうかよろしくお願いいたします。

◆ 資金の使い道・スケジュール

漏水の原因について、法律上個人を特定できる情報をお話しすることができないため、今回の損害の詳細についてお話しできることが限られている状況です。
私たちに原因のある事故ではなく、天候の影響や自然災害、建物の老朽化による影響ということでもございません。
ただ漏水の損害は甚大で、本来であれば水漏れにより濡れてしまった内装全てを一からやり直さないと、水を吸い込んでしまった壁や床の傷みなど今後の影響も計り知れず、本当の意味では安心できない状況です。
現在、同時進行で銀行や日本政策金融公庫からも借入ができるか審査中ですが、開業当初やコロナ禍で受けた融資もまだ支払いが残っており、難しい見通しです。
一方で、火災や震災での被害とは違って建物自体は変わらず残っているため、出来ることもたくさんあります。
今目指すべきは早期の営業再開であり、皆さまに再び、美味しいコーヒーと『息継ぎできる時間』をお届けできるようになること。
営業再開を目指して最低限必要となる金額を、どうか皆さまからご支援賜れましたら幸いです。
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< 目標金額 >
¥5,500,000-

< 資金使途 >
コーヒー関連機器(焙煎機、エスプレッソマシン、グラインダーなど) 修理費 ¥2,500,000-
その他機器(オーブン、トースター、その他調理器具など)購入費 ¥765,000-
店内修繕・電気関係工事費 ¥3,700,000-
棚・トイレ扉修理費 ¥500,000-
店内クリーニング費 ¥100,000-
クラウドファンディング手数料(17%) ¥935,000-
(上記合計8,500,000円)
このうち、保険金でまかなえる3,000,000円を差し引いた5,500,000円が、今回ご支援いただきたい金額となります。
< スケジュール >
2022年
7月31日(日) クラウドファウンディング終了
8月 店舗内装修繕開始
9月 店舗での営業再開
10月 リターン発送(コーヒー豆・ドリップバッグのリターン)
12月 リターン発送(コーヒーチケット・コーヒーカード・店舗貸しのリターン)
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◆ リターン一覧
◆応援メッセージ
業界ご関係者様からの応援メッセージを頂いたので掲載させて頂きます。
皆さまからの温かい応援メッセージ、ありがたく頂戴、掲載させて頂きました。

◆ さいごに
正直なところ、たったの1日で、自分たちの夢も生活も詰まったお店を失い、気力が湧かず、何もできないような日も続きました。


想像以上に膨らんだ損害総額と、想像以上にどの機関からの援助も受けられない状況を目の当たりにし、途方に暮れ、絶望し、心身ともにかなり疲弊していました。本当に、言葉では言い表せない思いです。
ですが、お客さまからの鳴り止まないメッセージに励まされ、仲間に叱咤激励され、妻に背中を押され、反省いたしました。
私には、「立ち止まっている時間がないこと」に気付かされました。

漏水損害にあってから、たくさんの方々に助けていただいております。感謝してもしきれません。
本当にありがとうございます。
現在は、私たちのお店と同じDIEDRICHの焙煎機という事で、葉山にあるコーヒーショップ『Dark Arts Coffee』さんのご厚意により、生き残った生豆や、仲間の協力のもと仕入れられた生豆の焙煎を行い、先日からオンラインストアと店頭にて販売を再開することができました。⁡
また、仲間たちがエスプレッソマシンやグラインダーなどの代替機を貸してくれ、細々とではありますが、週末だけテイクアウト営業を再開し始めることができたところです。
その他にも、各地でチャリティイベントを企画くださったり、遠方から応援に駆けつけてくださったり。
本当にたくさんの方々に支えていただいているなと実感する日々です。

この復旧期間、お客さまからも
"カンガルーとエミューのように前へ進むしか無いから、悔いなく突っ走って下さい!!身体も大切に!"
"凄く素敵な空間に、凄く凄く美味しいコーヒー、そして店主さんと奥様の素敵な雰囲気に最高の時間でした。
少しでも心が休まるような状況になること、少しでも早くお店が良い方向に向かいますように願ってます!"
"自分の暮らす町で、ちゃんと美味しいコーヒーを飲むことができる幸せがありました。私の人生を間違いなく豊かにしてくれていました。色々しんどいときに、支えてもらいました。どうか帰ってきてください。応援しています!!"
"とびきり美味しいコーヒーと素敵な笑顔をずっと待っています!逗子のみんなで待っています!!"
などなど
数えきれないくらいたくさんの温かいお言葉・メッセージをいただき、オンラインストアでコーヒー豆のご注文をいただいたり、週末のテイクアウト営業へ足を運んでくださったり。

応援のメッセージをいただくたびに、心の底から救われています。
皆さまに支えられ、今、前向きに奮闘しています。

皆さまからのご支援、『BREATHER COFFEE』営業再開へのお力添えを、何卒よろしくお願いいたします!
必ず、以前よりも成長し、心を込めたコーヒーとおもてなしで喜んでいただける『BREATHER COFFEE』でお客さまをお出迎えできるよう努めます。

一日でも早い営業再開へ向け、全力で行動し続けます。
皆さまにまた、日々の息継ぎをしていただけるコーヒースタンドを、逗子の街で再開できることを願って。


BREATHER COFFEE 長谷川 晃平・瑞穂
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【BREATHER COFFEE】
〒249-0006 神奈川県 逗子市 逗子7丁目6−33 1F
営業時間: 8:00〜17:00
定休日: なし(※現在は漏水損害のため、週末だけのテイクアウト営業中)
▼BREATHER COFFEE公式アカウント
▼BREATHER COFFEE 復旧支援窓口(高見澤)アカウント
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<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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