まずは鎌倉市で挑戦!小中学校の校長先生・教頭先生に届けるコーチング研修を全国へ

2022.06.30 07:17
前例のない時代を生きる子どもたちを育てる鍵を握る教員は、時代の変化により対応することが求められています。このプロジェクトでは、教員のリーダーである校長・教頭先生たちにコーチング的なコミュニケーションやリーダーシップを身につけていただくための研修を実施します。ご支援よろしくお願いいたします。
コーチング型のコミュニケーションスキルの習得研修を、鎌倉市の公立中学校・小学校のスクールリーダー(★)の皆様50人に対して一斉実施します!企業と教育委員会が共同開発して、企業エグゼクティブ向けに提供されるような体験・実践型のコーチング研修を自治体内の全管理職向けに実施するのは前例がないのではないでしょうか。
★:このプロジェクトでは、学校という組織をリードする立場にいらっしゃる、校長先生・教頭先生のことをスクールリーダーと呼びます。
・3回(それぞれ3時間)のセッションで構成されるプログラムで、第1回(7月)と第2回(8月)、そして第2回と第3回(12月)の間には、校長先生・教頭先生自らがコーチングを体験する場や、セッションを通じて習得された知識やスキルを現場で試していただくワークを用意しています。
・このプロジェクトで実施されるセッションは、現場の先生方からニーズをヒアリングした上で設計し、カスタマイズされた内容です。
・鎌倉市で実施後は効果検証を行い、必要な改良を加え、日本中の心ある校長先生・教頭先生に、同様のプログラムをお届けしたいと考えています。
このプロジェクトは、鎌倉市教育委員会の教育長の岩岡氏、日本の公教育を様々な形で支援し続けているクマヒラ財団代表の熊平氏、そしてビジネスリーダー向けにコーチング型コミュニケーションスキルの習得プログラムを提供しているCoachEd(コーチェット)のカリキュラム開発責任者とトレーナー育成責任者(スクールカウンセラーとして活動経験あり)といった「越境」メンバーのコラボレーションによって実現しています。
前例のない時代を生きる子どもたちには、状況を的確に捉え自ら考え動く力、個性を生かし表現する力、多様な価値観を受け容れ仲間と協力する力が求められます。その力を育てるためには、先生の関わりが欠かせません。
一方で、かつての教育で重んじられていた「指示する」「教える」を中心としてティーチング型のコミュニケーションのみでは、子どもたちの多様な力を育てることが難しく、先生が「聴く」「問いかける」を中心としたコーチング型のコミュニケーションを身につけることが重要であると考えています。
ただし、現場の教員の方々にコーチング型のコミュニケーションの育成を届ければ解決するかというとそうではないと考えます。英語教育やプログラミング教育、金融教育といった比較的新しいものと同じように、教員の方々が子どもたちにコーチング型コミュニケーションを実践できるようになるためには、先生たち自身も、そのような関わり方をされたり、その価値を自ら体感することが必要です。
加えて今、日本の、特に公教育を携わる先生は多大なチャレンジ(人材不足、仕事量の多さ、サポート不足、など)の元で大変な状態にあり、メンタルヘルスや離職率といった課題も存在しています。そんな先生たちの状況を改善するために、校長先生や教頭先生も尽力されています。
ただし、簡単に校長先生や教頭先生が答えを伝えて解決できる課題ばかりではなく、先生たちが自ら自分自身で答えや乗り越え方を見出すことや、「自分はできる」といった自己効力感を高めていくことなどが求められている状態です。
まさに、校長先生や教頭先生が先生に対してコーチング型コミュニケーションを実践していくことの意義がここに存在していると考えます。
校長先生や教頭先生たちによる現場の先生たちのサポートをよりインパクト大きなものにできるように、またコーチング型コミュニケーションをされる体験を重ねることによって、先生たちが子どもたちにもそのような関わり方がさらにできるように、そんな願いを込めて立ち上げたのがこのプロジェクトです。
岩岡寛人「子どもたちの「主体的·対話的で深い学び」を実現するためには、主体的·対話的な教職員集団づくりが不可欠です。教職員の力やワクワクを最大限に引き出すコーチング型リーダーシップの研修に大変期待しています。」
社会に開かれた教育課程を実装する「鎌倉スクールコラボファンド」や、ユニークな学習の個性を花開かせる
など意欲的な取組に挑戦。こうした取組を
で積極的に発信。
熊平美香「コーチング·カルチャーは、心理的安全性と信頼のある教職員集団を育みます。変化の嵐が吹き荒れる学校現場で、教員が、やりがいを持ち、安心して、子どもたちの健やかな成長を支援する教育活動に専念できる環境とカルチャーを醸成するために、鎌倉市教育委員会と共に、学校リーダー版コーチング研修を開発し、効果検証を行います。本プロジェクトを皮切りに、コーチング·カルチャーが日本全国の学校現場の当たり前になることを願っています!」
代表を務める団体紹介
CoachEd(コーチェット)の二人から「株式会社コーチェットにおいて松川はカリキュラムの責任者・森山は育成の責任者として、500名以上のリーダーのコーチング型コミュニケーションの習得を支援してきました。指示型のリーダーシップからコーチングを活用し支援型のリーダーシップやコミュニケーションを身につけることで、リーダーのもとで働く人々の自己効力感が高まり、メンバーが安心して自律的に行動したり、難易度の高いチャレンジをしたりするようになる変化に数多く出会ってきました。これらの経験から、リーダーがコミュニケーションを変えることの周囲への影響はもちろん、ご自身へのインパクトの大きさを痛感しています。私たちがビジネスの領域で培ってきた知見・体験をベースに、昨今大変難しい状況下でありつつも、子供たちや担任の先生たちのことを考えながら日々活動されているスクールリーダーたちを少しでもサポートできるものをカスタマイズして、お届けできればと思っています。」
松川倫子
カリキュラムデザイナー・コーチ:「人を生かし育てる人を育てる」をミッションに掲げるCoachEd(コーチェット)のカリキュラム開発責任者。前職では世界の社会課題の解決に取り組むリーダーや組織に金銭的・教育的支援を行うAcumenにて社会課題の解決に取り組むリーダーを対象にしたAcumen Fellowshipプログラムのカリキュラム開発を担当。対象者は、インド、パキスタン、ケニア、コロンビア、バングラデッシュ、マレーシアといった地域で活動する、志あるリーダーたち。教育の分野で活動する数多くのリーダーたちを支援。
子どもたちの可能性を広げる教育事業のアクセラレーションを行う
森山みな美
コーチ・カウンセラー:「人を生かし育てる人を育てる」をミッションに掲げるCoachEd(コーチェット)のトレーナー育成責任者。教育・医療・福祉・産業など様々な業界で対人支援の仕事に10年以上携わってきた豊富な体験を元に、相手のニーズ・特性・可能性に合わせた支援のあり方ができることが強み。昨年度まではスクールカウンセラーとして学校現場で直接子どもたちの発達やメンタル不調に寄り添った支援を実施していた。
<2022年4-5月>
ヒアリング実施:約3万円
研修設計のため、校長・教頭あわせて6名に実施
<2022年6月>
研修設計(6月):約62万円
ヒアリング内容から課題とニーズを抽出し、オーダーメイドでプログラムを開発
<2022年7-12月>
1回3時間×3回の研修実施:約160万円
約50名の参加者を校長と教頭に分け、各3回実施
ホームワークや当日のグルーワークなど「わかる」だけでなく「できる」研修内容を用意
<2022年10月-2023年2月>
研修効果の検証:約40万円研修前後
コミュニケーションや心理状態の変化、その影響などを測定
測定結果をもとにプロジェクトに関する報告書を作成
<2023年2-3月>
リターン製作:約5万円
報告書とサンクスレターの作成
クラウドファンディング手数料(17%):約50万円
サンクスレターとプロジェクトの報告書の送付
・サンクスレター:メールでお礼のメッセージをお送りさせていただきます。
・プロジェクトの報告書:プロジェクトで得られた学びをA4 2-3枚の程度にまとめ、メールにてお送りさせていただきます。

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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