不登校や引きこもりの子どもたちに安心して学習できる居場所を提供したい。

2022.05.26 23:30
障害を持った子どもたちだけでなく「不登校」や「引きこもり」の子どもたちも利用できる学習型の社会福祉事業所の立ち上げを目指しています。(児童発達支援事業所、放課後等デイサービス)学校生活に上手く馴染めず行き場のない子どもたちが、安心して過ごせる、学習できる居場所を確保してあげたいです。
●はじめに
はじまして。
合同会社Spica 代表の新田哲男と申します。
私は放課後等デイサービスに勤務しており、児童発達支援管理責任者としての業務に取り組んでいます。

この度、私が立ち上げの協力を求めたいのは「児童発達支援」と「放課後等デイサービス」の2つになります。(多機能型事業所)
本来、上記の2つの事業所は障害を持った児童に対する「障害福祉サービス」で、利用するには医師からの「診断書」や「意見書」が必要となります。(受給者証の取得)

近年、「いじめ」や「虐待」による、「学校に行けない」「家で安心して過ごせない」という社会問題が顕著となっています。
そんな状況の中、「不登校児」や「虐待からの一時避難所 」(レスパイト施設)として、放課後等デイサービスの活用ができないか相談が寄せられるようになってきました。
放課後等デイサービスを利用する上で必要な「受給者証」に関しても、市町村や医師の協力もあり、上記のケースでも取得できる事案が増えてきています。

しかし、現状の放課後等デイサービスは重い障害を持った子どもたちのレスパイト施設となっている事が多く、「不登校児」(発達障害グレーゾーンの子どもたち)の受け入れが難しい施設がほとんどです。

また、「不登校児」 は「健常児」と同じように認識されてしまい、「障害福祉サービスが必要なのか?」「通学できない習慣がついてしまうので、無理矢理でも学校に行かせた方が良い」と反対されることが多いのが現状です。

● 安心して勉強できる場所を提供したい
子どもたちは「安心できる場所で過ごしたい」「安心できる場所で、もっと勉強をしたい」と思っても、その場所がなく、追い詰められていると感じています。
私が働いている放課後等デイサービスでは、私の意見を許容して頂き、「不登校児」の受け入れも容認しています。
実際に、学校に通学できないお子様と向き合っていますが、こちらが教えられることや、気付かされることが多く、大きな可能性を持った子どもたちと感じました。
そして、今までお友だちとコミュニケーションをとる事が出来なかった児童が、「人と話すのが楽しい」「初めて人に必要とされていると感じた」と保護者や関係者に打ち明けてくれる喜びの報告を聞くたびに、私の考えは間違っていないのではないか?と思っています。

しかし、私が働いている放課後等デイサービスにも限界はあります。
e-Learningで学習支援をしていますが、障害を持ったお子様たちと一緒の活動となってしまうので、個々の学力に合わせた学習支援が課題となっています。
実際に「小学校1年生が答える様な問題」を中学生も一緒に参加してもらっているのが現状です。
そんな状況では、「子どもたちが持つ可能性」を閉ざしてしまうのではないか?という想いを強く感じています。

● 個々の学力にあった支援ができるようにしたい
私が立ち上げを目指している放課後等デイサービスでは、より学習支援に力を入れたスタイルの放課後等デイサービスです。
子どもたちに無理はさせたくないので、まず安心できる場所の確保、お友達とのコミュニケーション支援、そして就労に向けた無理のない学習支援をしていきたいと思っています。
具体的には以下の支援内容となります。

○無理のない集団生活
利用児童が無理なく集団生活に適応するために必要な訓練及び介助(コミュニケーション、集団行動、レクリエーション)を行います。

○ 無理のない学習支援
学習支援ソフト(eラーニング)を活用した学習療育を取り入れます。
また宿題を行う時間と場所も提供します。
学習塾とは違い解法等を教えることはしませんが、利用児童が無理なく宿題に取り組める環境を用意します。
又、通学している学校の校長先生からの許可があれば、eラーニング を活用した学習が出席扱いになることもあります。

○将来に向けた就労連携
利用児童の就労にむけて関係機関との連携をしていきます。

○個々の能力に応じた支援プログラム
利用児童が個々の力を最大限発揮できるよう、個々の能力に応じ自立に向けた支援のプログラムを行います。
〇児童発達支援は、発達の遅い児童向けの学習支援
「発達の気になるお子様の相談及び支援」 「就学に向けてeラーニング の体験をしたい」等の受け入れを予定しています。基本は「eラーニング 」が可能な年長のお子様が対象となります。(午前中のみ)
● 資金の使い道
ー目標金額の内訳、具体的な資金の使い道
〇設備費:約150万円(借入金で購入済みです)
・賃貸物件の契約
・eラーニングをするためのパソコン及び、机等の教材費
〇 人件費:約250万円
※放デイの収入は利用月から3か月後に国から振り込まれるので、立ち上げの際に約3か月分の人件費が必要になります。
〇 広報費:約50万円
・ホームページの作成等
〇 手数料:約50万円 (9%+税)

● 場所
・埼玉県ふじみ野市鶴ケ舞1-1-18 マンションオオツキ101号

● 実施スケジュール
R4年 1月 放課後等デイサービス及び、児童発達支援の認可申請
R4年 3月 事業所開所
R4年 8月 リターン発送

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
● リターン
3,000円…お礼のメール
5,000円…お礼のメール/支援者リストHPにお名前掲載 (小)
10,000円…お礼のメール /支援者リストHPにお名前掲載 (中)
50,000円…お礼のメール /支援者リストHPにお名前掲載 (大)

心を込めてお礼をさせていただきます。
※強制ではありませんので、ご希望の無い方はお申し付けください。
※記載をご希望の方は、備考欄で記載するお名前を教えてください。
※お名前掲載に関する非掲載ガイドライン
 ・掲載することが不適切と思われるお名前については、掲載をお断りすることがありますので、ご承知おきください。

●終わりに
私自身、中学生の時に不登校の時期がありました。
私の息子も不登校の時期がありました。
今の子どもたちは、当時の私たちより悩んでいることも多いと思います。
先日、報道であった旭川の事件をみると胸が痛くなります。
逃げ場を失ない、追い詰められた子どもたちが安心できる場所。
「1人で悩まなくても大丈夫」と声を掛けてもらえる場所を提供したいです。
皆さまのご支援を、そして本プロジェクト拡散のご協力を、何卒よろしくお願い申し上げます。

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