【 若き麹屋の新しい挑戦 】丹波市山間部に麹づくり工房を完成する!

2022.06.08 19:58
【目標額200%に向けて挑戦中!】
丹波市山間部で開業した麹屋"おかしなこうじや"が1周年を迎え、新たな挑戦を行います。
麹造りの拠点となる工房の改装を行い、手作り麹の生産量を増やします!塩麹やナンプラー麹といった麹調味料や麹発酵茶、醤油づくりのキットなど、新商品も開発します!応援をお願い致します!多くのご支援ありがとうございます!!!
開始約50時間でいきなり目標を達成することができました。皆様のおかげです。本当に有難うございます。
改めて"麹"というものへの期待の大きさを感じるとともに、"おかしなこうじやの挑戦"を応援してくださる方々の多くのお言葉に感激しています。本当に嬉しく、それと同時に身の引き締まる思いです。ネクストゴールとして『100万円』を目標に、もうしばらく頑張りたいと思います!!どうぞよろしくお願いいたします!!
■令和の時代に、あえて麹屋を始めました。
はじめまして!
"おかしなこうじや"は2021年6月から始まったばかりの若い若い麹屋です。
”微生物”や”麹菌”にすっかり魅せられて、"おかしなこうじや"を始めるに至りました。

数十年、数百年という歴史があっても、地方のてづくり麹屋は廃業がすすんでいます。
そんな時代ですが、あえて麹屋を開業するという道を選びました。
”麹屋”といってもピンと来ない方が多いかもしれません。
米麹や麦麹などの麹そのものをつくって販売する、というのが麹屋です。
おかしなこうじやの看板商品、そのまま食べられる米麹。
麹は、平安時代から作られてきた身近な存在で、 ‘‘発酵文化‘‘ として日本に根づいていました。現在もお味噌・お醤油・お酢やみりんといった調味料から、甘酒や日本酒などの飲料まで、広く日本の ‘‘発酵文化 ‘‘の土台であり続けてきました。
麹屋はそんな麹を専門で作る仕事で、かつてはどぶろくや手前味噌など、農村に根付いた文化の一端を担う重要な存在でした。  
しかし、麹造りも大規模化、工業化が進む中、手作り・小規模で麹づくりを行う「街の麹屋」は衰退の一途を辿っています。
そういった状況を知る中で、この農村の"発酵文化"を途切れさせたくない。日本の発酵文化を支える麹をもっと身近に感じてほしい。麹のある暮らしの豊かさを、もっと多くの人に知ってほしいと感じるようになりました。
麹や発酵には不思議な魅力があります。
手作りで調味料をつくれば、日々の味わいの変化に驚かされます。
麹で食材を漬け込めば、今まで見えなかった違う魅力に気付かされます。
食材や調味料、甘酒を食卓に溶け込ませる。
たったそれだけで、なにか心を満たしてくれるような、そんな不思議な感覚に包まれる。
そんな暮らしの中にある何気ない豊かさを届けていきたい。
そうした、気持ちが重なり、”
”は静かに産声をあげました。■【自己紹介】発酵の魅力に取り憑かれて。
ご挨拶が遅れてしまいました。
私は本間 速(ほんま はやて)と申します。
代表の本間。一人で製造から販売までおこなっています。
兵庫県の片田舎に生まれ、祖母祖父の住んでいた丹波に移り住み、12年暮らして来ました。
高校を卒業後、微生物と発酵の魅力に取り憑かれ、酒造りの世界に飛び込むことがきっかけで、それ以来丹波市で暮らしています。
酒造りはとてもおもしろく、日本酒の世界もとても素晴らしい文化でした。その世界で約10年間、現場に身をおき、技術を磨き、経験を積んできました。
理想を求めて走り続ける刺激的な毎日でしたが、心と身体を壊してしまい、日本酒の世界から離れることになってしまいました。
そこからはとても大変な時間でしたが、自分の人生と向き合う契機にもなりました。
生き方を見直す中で、麹の魅力に改めて気付くことができました。
自分のもつ麹造りの技術で誰かに喜んでもらって、それを商いとして続けていくこと。
その麹と、麹造りのある穏やかで豊かな暮らしを実践していくこと。
それらを通して、麹と発酵のある暮らしを感じてもらうお手伝いができたらなぁ、と。
そんなことをぼんやり考えながら、今日も麹を作っています。■【 "おかしなこうじや"の意味 】唯一無二の、ユニークな麹を目指して
"おかしなこうじや"というユニークな屋号にはいくつかの意味が込められています。
まず1つ目の「おかしさ」は、おかしなこうじやの看板商品の「まるでお菓子のように食べられる甘い米麹」に通じる「お菓子」らしさです。
通常、麹はそのまま食べることを想定して作られていません。そのため、甘さはあまりなく、ボソボソとした食感で、そのものを食べても美味しいと感じにくいのが一般的です。
しかし、おかしなこうじやは柔らかく、甘さを凝縮させることで子どもがおやつ代わりに食べられるような米麹をつくっています。
子どももお菓子のように食べられて、麹がお菓子のように自然に傍らにある身近な存在になってほしいという願いを込めています。
そんな「お菓子」らしさが「おかしさ」の1つ目です。
2つ目の「おかしさ」は麹としてなじみのない 「不思議」な素材を使うというところです。
"おかしなこうじや"では米や麦などの一般的な素材以外も麹にします。例えば、そばの実やオートミールなども麹の素材として使用しています。
特にそば麴は、ご好評をいただき、すでに‘‘おかしなこうじや‘‘のもう一つの看板商品になっています。
そば麹はもう一つの看板商品ですそのほかにも、栗や黒豆の麹や、緑茶の茶葉に麹菌を生やした麹菌発酵茶などが開発中です。
新しい工房ができれば、こういった商品を順次商品化していく予定です。
この不思議な素材を扱う独自の製法、変わった素材をあつかう事、その特異さが"おかしなこうじや"の「おかしさ」の2つ目です。
最後に、そんな麹屋を目指した僕自身の"変な所"も「おかしさ」に含まれていたりします。■【"おかしなこうじや"の1年】6月1日で一周年を迎えました!
"おかしなこうじや"は2021年6月から始まりました。
"おかしなこうじや"という名前こそ決まっていましたが、ロゴもない、販売先のツテもない、設備もない、本当に何もないゼロからのスタートでした。
しかし、丹波の仲間や応援してくださる方々のお陰で一歩ずつ進んで来ることができました。
イベントに出店させてもらい麹ドリンクを提供させていただいたり、
地元丹波の農家さんからご依頼を受けて栽培した米を麹に加工させていただいたり、
丹波の農業高校で麹づくりの指導を行うなど、
様々な取り組みを行ってくることができました。
夏の麹ドリンク。甘酒を炭酸で割った麹スカッシュが人気です。週にわずか30kg程度しか製造できない、小さな部屋の片隅から始まり、なんとか1周年を迎えることができました。
これもひとえに、応援してくださった皆様のおかげです。
この場を借りて感謝を申し上げます。本当にありがとうございます。■【プロジェクトについて】麹屋の新しい挑戦
今回、開業1周年という節目を迎えるにあたって工房の追加工事の仕上げと、新商品の開発を計画しており、皆様にも応援いただきたいと思いプロジェクトを立ち上げました。
今は週にわずか30kg程度しか作ることができない状況です。
もっと多くの麹をつくれるようになれば、塩麹や醤油麹などの調味料類や、栗やお茶など新しい素材の麹を開発することも可能になります。
この工房が稼働するようになれば、最大で週に100kg程度の製造が可能です。
現在も工房の工事はDIYで進めており、今夏には完了を予定しています。
また、この工房は祖母・祖父が住んでいた家であり、僕自身も約4年間住んでいた思い出深い場所でもあります。
その後は空き家になり、どんどん朽ち始めていたのをとても寂しく思っていたのですが、今回、この思い出の場所を生かしたいと思い、工房に生まれ変わらせることにしました。
工房外観この工房が動き出せば、余裕をもって麹造りができるようになるので、その余力で新商品を製造・開発していきたいと思っています。
新商品は塩麹や醤油麹、濃縮甘酒といった調味料類、醤油づくりキット、麹発酵茶など、多岐にわたります。
既に基礎工事は完了しており、DIYによる内部の塗装や、麹室の内部の整備を残すばかりです。それが完了次第、設備の搬入、設置と麹造りの試作を行う予定です。
新商品は大きく
・新素材の麹
・麹調味料
・手作りキット
の三種類を計画しています。
新素材の麹では丹波や兵庫の素材を活かしたもので、
・栗麹
・黒豆麹
・もち麦麹
・麹発酵茶
麹菌発酵茶の試作品。白い部分が麹の菌糸。
麹調味料には
・塩麹
・醤油麹
・ナンプラー麹
・濃縮甘酒蜜(甘味調味料)
これらを米麹・そば麹・オートミール麹のいずれかでつくる予定にしています。
また、自宅で手作りできるキットとして醤油づくりキットも計画しています。
キットに使用予定の醤油用の麹【 プロジェクトのリターン 】
リターンとして"おかしなこうじや"の定番の米麹のセットや今回開発する麹調味料や新素材の麹、キット商品もリターンとしてご準備させていただきました。
工房完成後に麹調味料や新素材の麹の商品開発を行い、今冬までにリターンとしてお送りしたいと思います。
その他、麹造り体験や、地元農業高校の高校生と共同で作った味噌の試作品もリターンとしてご準備しています。
"おかしなこうじや"1周年を記念したリターンもご用意しています。【 資金の使い道・スケジュール 】
◆工房のDIY費用
床面防水塗装  55,000円
壁面防水塗装  33,000円
原料保管設備  62,000円
駐車場整備   12,000円
麹室設備   102,000円
手数料     36,000円
合計      300,000円
◆新商品開発費用
開発用機材  80,000円
原料・資材  60,000円
光熱費    36,000円
手数料    24,000円
合計     200,000円
◆実施スケジュール
5月20日   クラウドファンディング開始
6月1日    1周年
7月1日    クラウドファンディング終了
7月20日頃  既存商品出荷開始
8月1日頃   工房DIY完了・新商品開発開始
9月1日頃   麹調味料完成・発送開始
10月1日頃  醤油づくりキット、新素材麹・発送開始
11月頃  プロジェクト完了■【最後に】
ここまでご覧いただきありがとうございました。
おかしなこうじやは1周年を迎え、このプロジェクトを通して新たな一歩を踏み出そうとしています。
まだまだ未熟な麹屋ですが、農村の麹文化を守り、繋いでいき、麹や発酵がある暮らしの豊かさを、幸せを、微力ながら届けていけるようになりたいと思っています。
ここまでご覧くださった方に、この想いが少しでも届いていれば、と思うばかりです。
もし、想いに共感してくださったなら、おかしなこうじやは面白いやつだな、と思っていただけたなら、プロジェクトを応援してくだされば幸いです。
2022年 5月吉日
おかしなこうじや代表 本間速
おかしなこうじや・麹工房
住所:兵庫県丹波市市島町上竹田272
営業時間:不定(近隣への配慮のため、工房での直接の販売は行っておりません)
アクセス:福知山線・市島駅よりタクシーで約7分(4.1km)
(※麹造り体験などの際は本間が送迎を行います)
※本間は旧姓で、戸籍名は野口です。そのため、ラベルなどの表示や、個人情報の表示の際には野口速名義での記載となります。
URL:
Instagram:
Twitter:
note:
TEL:08061085929
※SNSではイベント出店でのご案内を行っています
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

あわせて読みたい

京都嵐山の「発酵食堂カモシカ」で、昔ながらの滋味深い発酵ランチ&スイーツを♪
ことりっぷ
自分が主役の人生を考える!麹Style株式会社が第17回朝活セミナーを開催
PR TIMES
【星のや東京】江戸時代から親しまれてきた発酵食品と桃をふんだんに使った「発酵夏氷」今年も提供|2024年6月1日~8月31日
星野リゾート
「91歳の今が一番忙しい」長寿食研究の第一人者・永山久夫が語る、年を重ねるごとに生きる力がみなぎる秘訣 - Lifestyle Keyperson
ダイヤモンド・オンライン
MURO、新たな「大麦麹調味料」発表
PR TIMES
「紅麹」と醤油や酒の醸造用「麹」の決定的な違い
東洋経済オンライン
体スッキリ・我慢せずに食べやせ!10分で簡単・腸活レシピ3選
Sheage
飲んでよし、調味料に使ってよしの「万能の調味料」。“飲む点滴”の驚くべき活用法
女子SPA!
国立大学法人琉球大学・一般社団法人日本麹クリエイター協会が共催。黒麹の可能性とウェルネスをテーマに公開講座を開催しました
PR TIMES
お肉を塩麹に漬け込んで煮るだけ!『手羽元とじゃがいものさっぱりレモンスープ煮』
オレンジページ☆デイリー
京都・出町柳の「ごはんや お福」で、自家製麹を使った旨味たっぷりの発酵ごはんを♪
ことりっぷ
種麹メーカー ビオックと食の専門家集団 ABCスタイルがタッグを組み、麹検定を始動。
PR TIMES
塩麹余ってない?うまみがアップする『塩麹の使い方アイディア』4選【堤人美さん直伝】
オレンジページ☆デイリー
【ロングセラー5刷】テレビでも話題、ひと晩で作れるから通年売れてます!超減塩でヘルシー&美容にもいい、世界一簡単で画期的な味噌作りの本『からだが整う“ひと晩発酵みそ”』が重版出来
PR TIMES