「どこに行くかよりも、誰と何を経験するか」北海道安平町にゲストハウスを作りたい!

2022.07.31 04:27
コロナで失われかけた「人と人がつながる旅」。人と出会い、人生を変えるきっかけになった、僕たちが大好きな「旅」を取り戻したい。「どこに行くかよりも、誰と過ごして何を経験するか」を重視した旅をしてほしい。北海道の玄関口の新千歳空港や、道内外からも高アクセスの安平町にゲストハウスを作ります!
プロジェクトをご覧いただきありがとうございます!北海道生まれ北海道育ち、北海道を中心に活動するノマドフリーランスです。カメラやマーケティング、Instagramで北海道を盛り上げる仕事をしています。現在は北海道安平町の地域おこし協力隊として、ゲストハウスを開業すべく動いています。
大学生のときに虜になった旅。素敵な人出会えたり、人生が変わるきっかけになったのは、いつも旅を通してでした。コロナによって「人と人がつながる旅」が薄れてしまった今。「どこに行くかよりも、誰と過ごして何を経験するか」を大切にする旅をしてほしいと思っています。
今回のプロジェクトの目的は、みなさまに資金を援助していただくだけではありません。僕が作る「人と日常にとけるCo-Living」をテーマにしたゲストハウス、”VACILANDO(ヴァシランド)”を一緒に作る当事者になっていただきたいです。ぜひ応援よろしくお願いいたします!
大学生のころ、初海外となる2年間のオーストラリアワーキングホリデーへ。大陸の東半分、合計1万kmを周る自転車旅に挑戦し、それが僕の人生の原体験になりました。僕を変えてくれた旅を、今度はもっといろんな人に広めて、誰かの人生を変えたいと思うようになりました。
そうして、東京にある旅のベンチャー企業であり、今の自分の全てを作ってくれたTABIPPOにジョイン。自分の業務は、イベント制作とコミュニティマネージャー。全国の学生たちと一緒に、全国1万人を動員する旅のイベントや、旅や世界平和をテーマにした野外フェスの運営などをしきました。その頃から僕は、リアルの場でのエネルギーを感じ、旅で人生が変わった人を何人も見て来ました。旅を広める側になったことで、改めて人生には旅というスパイスが必要だと思ったし、旅を広めることを人生の軸にしたいと思うようになりました。
3年越しの夢だった、自転車での世界一周に挑戦するため、2020年の4月に会社を辞めました。しかし、新型コロナウイルスが猛威を震わせ、世界一周は断念。同時に、観光業界が過去最悪の状況になってしまいました。
ある程度コロナが落ち着いたころ、「ようやく旅ができる!」とワクワクしながら日本を旅しました。そこで目にしたのは、かつての自分が好きだった旅の形とは全く異なった、「人と人とが関わらない旅の形」でした。
「あれ、僕の好きだった旅ってこんなんだっけ...?」
旅の醍醐味と人生を変えるきっかけは、いつだってリアルな「人との出会い」。自分の旅を思い返すと、心の中に残っているのも、人生が変わるきっかけになった瞬間も、いつも「人と関わっているとき」でした。この旅の醍醐味を取り戻すために、むしろアップデートされた、旅人が集まるリアルな場を作りたいと考えるようになりました。
人と人が偶然に出会い、語り合い、一緒に旅に出たり、ご飯を食べたり、仕事したりリラックスしたり。リアルなエネルギーが集まってくる旅先の空間...多様な生き方をしている人たちが集まる理想的な空間を考えたとき、思い浮かんだのがゲストハウスでした。
宿の名前は”VACILANDO(ヴァシランド)”。これはスペイン語で「どこに行くかよりも、どんな経験をするかを重視した旅をする」という意味の一単語。僕のゲストハウスに来る人は、「どこに行くかよりも、誰と過ごして何を経験するか」ということを意識した旅をして、旅の思い出が「人」であってほしいと思っています。
上記で説明した「VACILANDO=どこに行くかよりも、誰と過ごして何を経験するか」の旅。それを深ぼって考えた「人と日常にとけるCo-Living」というコンセプト。
このコンセプトに至った理由は二つです。
①「人にとける」=自分らしい生き方で輝く人たちと共に生きる。
北海道にUターンする直前は、2年間東京に住んでいました。旅やフリーランスというキーワードで集まる仲間たちはみんな本当に輝いていました。WEB制作のスクールを経営していたり、コーチングの先生だったり、カメラマンだったり、ファイナンシャルプランナーだったり、駆け出しフリーランスのためのメディアを運営していたり。職業もばらばら、暮らし方もばらばら、目指す方向もばらばら。それでもみんな共通して、自分のやりたいことをやって、カッコイイ生き方をしている人たちばっかりだったのです。
もっといろんな人に「自分らしい生き方」をしている人として、ロールモデルを伝えたい、そして自分らしい人生について考えてほしいと思いました。多様な生き方をしている人に触れて「自分もこんな生き方がしたい」、「自分はこんな生き方ができそうだ」と、ゲスト同士が関わり合って、「この旅でこの人に会えて良かったな」という経験を増やしてほしい願いがあります。
②「日常にとける」=北海道を感じ、地域と共に暮らす。
東京での2年間の暮らしは、社会の波に飲まれてしまっていることが多かったと今になって思います。都会のスピード感に合わせてしまい、常に仕事のことを考えて、自分自身の豊かさについて全く考える機会がありませんでした。
しかし、北海道に戻り、毎朝日光を浴びながら緑の中を散歩して、大自然の中でテントサウナに入って、夜は焚き火をしながら仲間と語り合って。そんな人間らしい生活を送るのが幸せだなと再認識しました。もちろん仕事をすることも大事だと思いますが、大切なのは「ゆっくり急ぐ」こと。スローな人生を送りすぎても自分の目標とする成果は達成できないし、急ぎすぎても自分を見失ってしまう。だからこそ、適切なタイミングでしっかりとペースを落とすコントロールをすることが大切だと考えています。
VACILANDOがあるのは、北海道安平町。北海道の玄関口である新千歳空港から車で20分、札幌市からも60分の程よい田舎です。安平町は有機野菜などの農業、競走馬の生産、そして教育に力を入れています。実はここは、最大震度7が観測された2018年の北海道胆振東部地震で、最も被害に遭った地域の一つです。そのこともあってか、最先端の教育のプログラムを導入したり、行政の方のフットワークがとても軽かったり、未来を見据えて新しいものを受け入れて変化している町です。そんな多様性を受け入れる町だからこそ、地域の人と同じ日常を感じ、暮らすように旅をしてみてください。
当プロジェクトは、ゲストハウス事業を中心に4つの事業を考えています。
①宿泊事業
上記でも説明した、VACILANDOです。「人と日常にとけるCo-Living」がコンセプト。
②シェアハウス事業
より北海道での日常を感じてもらうために、シェアハウス用の物件も購入しました。ゲストハウスの「暮らすように旅をする」よりも、もっとスローダウンした日常に近いイメージです。日常を共有するので、「ゆっくり急ぐ」の価値観の合う人たちが集まっています。切磋琢磨して協力しながら、孤独になりがちな個人で活動する人を応援し、その人がその人らしくいられる少人数のコミュニティ。いろんな場所からゲストも来てくれて面白いです。都会ではなく田舎で暮らしたい人、面白い人と繋がりたい人、価値観の合った仲間と過ごしたい人などを呼び込む予定です。
③スキル育成事業
「人とつながる旅」がいつでもできるように、時間と場所にとらわれない自由な働き方ができる人を増やしたいと思っています。動画編集や、ライティングなど、テーマを決めて合宿やイベントを行い、ノマドで生きられるスキルのインプットをします。またこのような企画を通して、より価値観の合う人たちとの出会いが加速します。
④地域活性化
人材過多な都市部から人材不足の地域に、デジタル領域が得意な人材を呼び込みます。仕事と住む場所をつくることによって関係人口は増加し、移住定住・地域活性化に繋がります。また、地域にとっては人材の確保の意味での貢献、クリエイターにとっては仕事の発注をすることによって、仕事のサポートとなります。また、地域でのお仕事をしてもらうことによって、より地域を感じてもらうことができます。
活動の拠点・物件探し
北海道のアクセスの良いエリアで、ゲストハウスの候補となる物件を探してきました。その中で出会ったのが僕が今住んでいる安平町。
安平町が開催している「移住・企業プログラム Fanfare -あびら起業家カレッジ-」を知ったのがこの町に来たきっかけでした。地域おこし協力隊の制度を使って、町で起業し、町の活性化を狙うプロジェクトです。こちらに参加させていただき、町内のみなさまへのプレゼンテーションの後、協力隊としてたくさんの人に応援していただきながら安平町に移住しました。また、タイミング良く自分の予算と条件の理想を超える物件が見つかったのも大きな要素でした。ターゲットは旅好きやフリーランス、ノマドワーカーと決めていたので、新千歳空港が近く、東京からも2時間で来れるアクセスの良さは重要なポイントです。物件から徒歩5分の場所にもコミュニティスペースがあり、インパクトのある地域での体験がゲストハウス外でもできることからこの安平町を拠点に選びました。
内装やリフォーム工事も進んでいます
ゲストハウスはDIYでたくさんの方を巻き込みながら作っていく予定です。7月から本格的にDIYで部屋の解体や塗装などが始まります。
ぜひお手伝いに来ていただき、一緒に共創できれば嬉しいです。みんなで一緒にDIYしながら庭でBBQやテントサウナ(買いました!)をして、夏の思い出を作りましょう。1日単位でのお手伝いだけでなく、住み込みでがっつりやってくれる方も募集しています!
にて募集に関する詳細を記載していますので、ぜひチェクしてみてください。何か質問などがあれば僕の
からご連絡いただけると嬉しいです♪
現在は和室ですが、全て洋室化します
ゲストハウスの内装も少しずつ決まってきています。ゲストが交流しやすいように、最大10名程度の宿泊人数。僕も旅先でガッツリ仕事することが多いので、高速Wi-Fi付きのワークルームを完備。仕事環境にはこだわります。合宿利用もできるように、机は可動性の高いものを。プロジェクターなども完備します。空港も近いので、ぜひ一棟貸しで合宿地としても利用してみてください。
また、リビングではPCの使用を禁止するなどで、自分を見つめ直す時間を取ったり、会話が生まれるような仕組みを作りたいと考えています(これから考えるので、良いアイデアがあれば教えてください!)。これからの進捗も、少しずつこちらに更新していければと思っています。
【ゲストハウス進捗追記①】
DIYもぼちぼち開始していまして、東京などからもお手伝いに数泊来てもらっています。みんなでペンキで壁を塗ったり、部屋の解体などをしています。
ちなみに、完成イメージはこんな感じです(ここまで広いリビングではないので、あくまでイメージです)。白を基調にしつつ、緑で癒される居心地の良い空間を目指しています。内装は友人夫婦が担当してくれています。
【ゲストハウス進捗追記②】
7月から本当にたくさんの方にDIYのお手伝いに来ていただき、順調に内装が完成してきています!この写真に写っているメンバーは、北海道の大学生だったり、本州からヒッチハイクで辿り着いてくれていたり、さまざまな人たちです。こうやって作っている最中も面白い人たちが集まる空間にしていけたらいいなと思っています♪
なんやかんやでドミトリーが完成しました!まだベッドを組み立てただけですが、これから仕上げをしていきます^^
【追記】ファーストゴール達成!ありがとうございます^^
プロジェクト開始から2週間で、目標だった150万円を達成しました!支援していただいた方、本当にありがとうございます。セカンドゴールとして、250万円を設定して改めて進めていきたいと思っております。木材を中心とする物価高、初めてのDIYなので想定以上のコストがかかったりで当初の予算を大幅に超えてしまっています(泣)
トータルの資金としては1,000万円ほどかかっているので、ファーストゴールは達成しましたが、少しでも多くの方にご支援いただけますと力になります><
プロジェクトページのシェアなどもしていただけると幸いです!
(ご支援していただける方は、お名前が分かるようにしていただけるとお礼を伝えられるので嬉しいです♪)
ーーーーー
ご支援いただいた資金に関しては、本事業開業までのイニシャルコストにかかる費用、約1,000万円の内に充てさせていただきます。
▼内訳
・ゲストハウス物件、シェアハウス物件購入費用:4,800,000円
・水回り工事費用:3,000,000円
・内装DIY費用:1,000,000円
・設備費用:1,000,000円
・サイト制作費用:200,000円
北海道伝統の、少し良い家具を購入したい...
「人と人がつながる」ためには、居心地の良い空間作りが大切です。それを家具や空間作りから設計したいと考えています。歴史とストーリーのある「旭川家具」を使用し、地産地消を意識するとともに、長時間滞在したくなるようなリビングにしたいと思っています。ダイニングテーブルと、椅子。ゲストハウスで仕事をする人も多いと思うので、姿勢が良くなる椅子なんかも購入したいと考えています。どれも木の肌触り、やばいです...ぜひゲストハウスがオープンしたら、素敵な空間を体験しに来てください!
▶︎6月:クラウドファンディング実施、水回り工事終了、DIY開始
▶︎7月:DIYでリビング・個室・ドミトリーの改修
▶︎8月:ROYの生誕祭イベント(8/1前後)、DIYでワークルームの改修、営業許可申請、クラウドファンディング終了、随時リターン発送
▶︎9月:プレオープン、HP開設
▶︎10月:本オープン
▶︎株式会社大人のオウンドメディア
▶︎YouTube:
▶︎Twitter:
▶︎LivingAnywhere Commons:
Twitter:
▶︎ENTRANCE(北海道安平町コミュニティスペース):
▶︎武蔵佐依Twitter:
▶︎武蔵晶平Instagram:
▶︎「拝啓、未来」 :
(五十音順での掲載です)
▼ROY/北海道ノマドフリーランス・安平町地域おこし協力隊
札幌出身の旅しながら生きるノマドフリーランス。北海道安平町の地域おこし協力隊。安平町にてゲストハウスを開業予定。オーストラリアへのワーホリ中に自転車旅1万kmに挑戦し、旅に目覚める。旅のベンチャー企業TABIPPOに就職し、2020年に独立。写真、映像、WEBマーケやコミュニティマネージャーなど幅広く手掛ける。AdobeMAX2020に出演し、2021年Premiere Pro公式アンバサダーも務めた。北海道の観光情報をまとめたInstagram「旅と北海道」を運用。
▶︎Instagram(個人):
▶︎Instagram(北海道旅情報「旅と北海道」):
▶︎Twitter:
長い記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。学生時代に旅に出たこと、TABIPPOという素敵な企業に出会えて旅の良さを言語化できたこと、フリーランスになってできた仲間たち。全てのおかげで、少しでも多くの人が旅を通して豊かになってほしいと思うようになりました。ぜひみなさんと一緒に、「人と日常にとけるCo-Living=VACILANDO」を作っていけたら嬉しいです。応援、よろしくお願いします!
住み込みのお手伝いさんも募集しています!
にて募集に関する詳細を記載していますので、ぜひチェクしてみてください♪

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