親も子も自分らしく育つまちかどアトリエを作りたい!

2022.05.12 04:47
子どもがのびのびを遊べて、親は自分の夢を語れる場所を作りたい!
自分らしく子育てができるまち、助け合えるまちを実現するために、
まちかどアトリエ(居場所)を作りたいと思っています。はじめに・ご挨拶
はじめまして。つみきと造形Neiroの日置ひとみと申します。
私は、2015年に子育ての中で積み木に出会い、2016年ごろから、月1〜2回のワークショップ活動をしてきました。昨年10月からは月2回のお教室として開講していますが、子どもたちは、「今日はなにつくる?」といきいきとした表情で訪れてくれます。
我が子ではありません笑 背中が空いていれば乗っかってくれる参加者の子です。

このプロジェクトで実現したいこと
昨今、こどもたちがのびのびと過ごす場所、造形活動や、思いっきり遊びに集中する時間がないと感じています。同時に、保護者(とりわけお母様方)は、のびのびと育ててあげたい一方で、見通しの立たない将来への不安から、子育てに窮屈さを感じているのではないでしょうか。
子どもはのびのびと、親も自分の夢や希望を語れる場所、そんなまちかどアトリエを開室し
親も子も自分らしく育つまちづくりを実現したいと思っています!

私たちの地域のご紹介
千葉県松戸市は東京のベットタウンとしても有名ですが、子育てしやすいまちランキングNo.1です。子育てに対する政策や、親子で遊びに行きやすい広場などは充実しています。また、何と言っても市民力の高さが魅力です。市民一人一人が、子育て環境に関する関心が高く、子ども食堂や青少年育成に関するNPO団体、私設団体がとても多いです!

プロジェクトを立ち上げた背景
積み木教室をはじめて、定期的に会う子が増えてくると、その子の得意なことや好きなことが見えます。
子どもたちとの関わり、成長が嬉しい一方で、子ども本人、その保護者が抱える困難や生きづらさも見えてきました。
そんな中で、「子どもたちの生きづらさ」に関心が高まったきっかけがあります。
じっくり、じっくり。
積み木が大好きで、3時間でも平気で没頭してしまうような子がいました。
保育園を卒園する頃は「学校がとてもたのしみ!色々べんきょうするの!」とニコニコしていました。
入学して間も無く、笑顔が減って、それから、不登校に。
どうしたの?と聞くと、
「学校はね、こたえも、方法もひとつなの。
アトリエでは、どんな方法でも、どんなものを作ってもよかったのに」


聞けば、発言の仕方、ノートのとり方、答えの導き方など、全部お手本通りにしないといけないとのこと。
「先生に、話した?」と聞くと、「決まりだから」と言われたそう。
「なんで?どうして?」と好奇心旺盛で、理由が知りたいこの子には納得が行かないことの連続だったようです。学校のみならず、保育園や幼稚園などでも、クレヨンの持ち方、色の使い方、顔の描き方まで指導することも少なくありません。(独自性に任せようとするところは格段に増えていますが…)

余白のない生活は、子どもたちの自由な発想を潰します。
「決まりだから」と考えることをやめさせられた子どもたち。
一体どこで創造力を育めばいいのでしょうか?
加えて週に7つの習い事の小学生、就寝時間が23時の保育園児も珍しくありません。
「明日は何して遊ぼうかな!」
明日を楽しみにして眠りにつく子がどれくらいいるのか、大人としてはちょっと心配です。
高く詰めたよ!それに、肩車もとっても嬉しい!
支援が必要な理由と子どもと親を取り巻く環境
①創造力は本来、学校教育で育むべき!でも現実は…
学校とは本来、多様な生き方、多様な学び方、多様な人と出会える最高の学びの場所です。
しかし起こっていることは、とても画一的で、枠からはみ出すことは認められないのです。
不登校等、苦しさを抱えている子は全国で20万人以上です。
子どもにとって、学びは遊びの延長です。
新しいことを知りたいと思うことは、生まれ持った欲求の一つのはず。
にも関わらず学校嫌いが増えているのは、子どもが本当に知りたいことは「取るに足らないこと」に分類され、一方的に知識を押し付けられるからです。

子どもの「知りたい!」という欲求を満たし、主体的に活動できる場所、
正解ではなく納得解にたどり着く体験が、とても重要だと考えます。
しかし学校教育でそれは実現していません。
だからこそ、作るしかないのです。
一心不乱・無我夢中
②親にだって居場所は必要
全国的に乳幼児・青少年の居場所はどんどん増えてきています。
一方で、親の居場所、気軽な相談場所はどうでしょうか?
みなさんには、「ここに行けば、気にしれない仲間がいる」、「ちょっと話せる人・場所」はありますか?
もし、「ある」と答えられている方はとても幸運な方だと思います。
のぞいてごらん!あ!お母さんだ!
ワークショップを続けてきて、思うことの一つに、
お母さんたちには居場所があるのだろうか?という点です。
先の見えない時代です。
将来への不安や、世間のいろんなプレッシャーが、子どもへの過干渉に向かわせるのだと思います。
どんなお母さんでも、じっくり耳を傾けてみると、強い不安の中で生きていることがわかります。
「子どもにのびのびとさせてあげたいけれど、他のママがそれを見たらどう思うだろう?」
「学業が遅れていないか心配」で先取りさせていたり、
発達がゆっくりなお子さんを「普通」にさせるためお薬を飲んだり…
自分と子どもの関係性と、社会に対してどう折り合いをつけたらいいのかわからず、右往左往している保護者がとても多いのです。


子どもに居場所が必要なように、親にも居場所が必要です。
肩の荷を少し降ろせる場所、
ニュートラルになれる場所、
着飾らない自分になれる場所。
子育てはもっと気楽であっていいと思います。


そして、お父様お母様にとっても、
育児や子育て、教育をフラットに語れる場所や、
自分のことを話す場所が少なすぎると感じます。


子どもたちには、積み木遊びや、造形活動で、じっくりと遊びに向き合って欲しい。
保護者も、自分の夢を語ったり、ほっとできる場所を作りたい。
それが私がクラウドファンディングを始める理由です。
真剣な眼差し、心が豊かになる瞬間です。

これまでの活動
日置ひとみ
1983年生まれ 大学卒業後、一般企業に就職。
結婚・出産を機に発達に偏りのある子の保育・子育て支援に関心をもつ。
独学で保育士資格を取得、保育士として働き始める。
2015年 童具(積み木)に出会い、童具創造共育の実践・普及に尽力する。
【2013年〜 発達障がい児の子育て会 あんだんて 設立】
長男に発達の偏りがあると診断されてから、そのような子を育てる保護者(母親中心)の居場所づくりを始める。月1回のおしゃべり会や、親子レクリエーション、情報交換会、勉強会・講演会などを現在まで続けている。
【2016年〜 童具(積み木)アドバイザーとして積み木のワークショップを始める】
積み木遊びに魅了され、童具館の童具共育アドバイザー研修受講。
修了後、ワークショプを始める。述べ400人以上の子どもたちと遊ぶ。
【2021年〜 教室開講】
親と子の居場所を作るため、ワークショップ型から継続して通う教室型へ。

応援者からのメッセージ
積み木に深く魅力された人 
子ども達の今をすくい取るように大事に扱おうとしてくれる人  
静かな強さをたたえた人  
その深いまなざしと愛情が、積み木とともに、これから先もっとずっと、すべての子ども達とママ達に深く注がれることを祈っています。これからも応援しています!
NPO法人COCO.NET 理事長 漆原幸子
『大人が楽しい面白いを見せること!!』○○な子に育ってほしい…大人は願います。
では、どうしたらいいのでしょう?
それは大人がモデルになること!
楽しい、面白い、夢中になる姿を見せることで、子どもも同じ気持ちを学ぶことができます。
子どもは大人のことを見ています。だからこそ笑顔で、真剣な顔で、
夢中になって取り組めることがあったらいいですね。まちかどアトリエNeiroで経験が出来ることでしょう。当園でも出張教室を依頼しています。 ひとみさんの願いが叶いますように…
そがチャイルドハウス保育園
モンテッソーリ教師
藤原 一美
我が家は、現在高校1年生になる娘がまだ小さな頃に、親の会「あんだんて」で日置さんと出会い、今に至ります。 発達に凸凹があっても無くても、親子でホッとできる居場所を待っている人がたくさんいるはずです!応援しています♪オープン楽しみにしています♡
まつど子育てコネクト(マツコ)富田文子
いつも明るい日置さんの作る積み木の世界は、子どもも大人も元気になれる素敵な場所。
そんな「まちかどアトリエNeiro」がいつもソコにあるなんて、夢のようです!
ちょっと疲れた方も明日を夢見る方もきっと誰もが居場所を感じる松戸の宝になる期待と応援をメッセージに込めて。心からのエールをずっと送ります!!!
 てとてナビ 運営 加藤木良子
こんなにも熱意と行動力を持って、創造共育を広げていこうとしている人がいる。
それだけで松戸はラッキーです。私も応援しています!
れちとび代表 わくわく創造アトリエ認定講師 中島恵
日置さんとは「こむすびキッチン」(子どもが食事をつくり地域にふるまう活動)を一緒にやっています。私自身も子どもの居場所を運営していますので、「子どもを主体に考えたときどんな選択肢がとれるのか」といった相談にのってもらって、日々新しい視点をいただけています。
素敵な場所になるとわくわくしています。そして時とともに成熟した味もででくること間違いないので、すぐ先の未来もずっと先の未来も楽しみでなりません。
こどもの居場所「さくら広場」 二村たかえ

資金の使い道・実施スケジュール
いただいたご支援は、アトリエ開設にかかる備品購入や改装費にあてさせていただきます。
保護者がほっと一息つける居場所については、アトリエの片隅にテーブルスペースをとり、
おしゃべりできるエリアを確保したいと思っています。

2022年4月    物件契約完
2022年4月    HP開設
2022年4月〜7月にかけて 内装など順次行う。
2022年5月末   クラウドファンディング終了
2022年5月下旬  アトリエオープン
2022年6月    コーヒーのリターン発送
2022年8月    リターンの親子ワークショップの開催
まだ何もないお部屋です。子どもたちの笑い声が待ち遠しいです。改装移転資金 998,000円
アトリエ:フローリング材購入 250,000円 
     窓枠補修・看板など 100,000円
     電気配線工事・電球取り替え 120,000円
      業務用シンク 90,000円
     収納棚 3つ  90,000円
     壁紙一部張り替え 60,000円
     子ども用収納棚(荷物置き)35,000円
     絵本棚 30,000円
     下駄箱収納(簡易) 3,000円
居場所: 折りたたみテーブル6つ 36,000円
     丸椅子 40,000円 (16~18脚)
     保護者用椅子 20000円(4〜6脚)
     掃除機 30,000円 
     カトラリー・食器類 30,000円
     清掃用品など  20,000円
     グリーン等 20,000円
     ミニ冷蔵庫 10,000円
      IH対応ポット 7,000円
      IH卓上コンロ 7,000円 リターン品:オリジナルコーヒー 制作費
その他 CAMPFIRE手数料 達成金額の12%

リターンのご紹介
・積み木の活動や作品などをプリントしたオリジナルパッケージのコーヒー10個セット(配送時期は2022年6月以降)(原材料及び添加物等の食品表示はお届け商品のラベルに表記されます)
・親子で参加できる積み木のワークショップ(2022年8月開催予定)

・HPにお名前掲載(任意) 期間:2022年6月〜2023年5月末日 お名前またはお店・施設名を文字での掲載

最後に
お読みくださりありがとうございます。
ピカソの有名な言葉に「子ども誰でも芸術家だ」という言葉があります。これだけ聞くと、「確かに、子どもには大人にない感性がある」と思うことでしょう。
しかしこの後に、こんな言葉が続きます。
「問題は大人になっても芸術家でいられるかどうかだ。」
親も子も、自分らしく、創造的に生きるために。
共に育っていける場所をまちかどに。
一つのアトリエから、こんな社会が実現できたらと強く感じています。
ぜひご支援と応援をお願いいたします。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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